2024年度業績

 今年度の最も大きな成果は、地球研に上廣環境日本学センターを立ち上げたことである。上廣倫理財団のご寄付によって実現したが、事務局長の丸山登さんとは恩師の河合雅雄先生がつないでいただいた縁である。以前、この財団が京都大学のIPS細胞研究所やこころの未来研究センターに寄付研究部門を作った頃からのお付き合いである。信頼感あふれるこれまでのお付き合いがあって実現したのだと感謝している。センター長には吉川成美教授が就任し、準教授に秋山知宏さん、顧問として地球研を定年で退任したばかりの阿部健一さんになっていただいた。プレキックオフシンポジウムには吉川さんの恩師の原剛先生に基調講演をお願いし、1月のキックオフシンポジウムは地球研の国際シンポジウムと合同で「あわい」をテーマに4日間にわたって実施した。最初の日は清水寺で山伏たちのほら貝演奏に始まり、植物哲学者のエマニュエル・コッチャさんと妖怪学の小松和彦さんに基調講演をしてもらった。東北学の赤阪憲雄さん他多彩な方々が集まって、自然や環境に関する日本的な考えを再確認することができた。5月には松井孝典さんの逝去から1年を経て「地球学の世紀」を千葉工大で再開することができた。これからどんな会にしていくか、伊藤穣一学長を始めみなさんとじっくり考えたいと思う。7月にはひと・健康・未来財団主催のシンポジウムで帚木蓬生さんと対談した。源氏物語を書いた紫式部に卓越した才能、そしてネガティブ・ケイパビィティの重要性を再認識した。8月は初めてモンゴルを訪問して大草原に展開した帝国の実体を目の当たりにした。瀬戸内デザイン会議に出席して海が地域をつなぐ大きな可能性に気づかされた。9月は薩摩会議、10月はSTSフォーラム、11月はイタリアのベニスで開かれたPlanetary Summitに出席して日本の環境思想について西田哲学や今西自然学を紹介した。デカルト批判をしたので反論を受けると思ったが、意外にも賛意を表明する人が多かった。11月から3月にかけて金沢の21世紀美術館で「すべてのものとダンスを踊って―共感のエコロジー」展が開催され、地球研のプロジェクトも展示された。その関係で1月と2月に長谷川祐子館長や国立科学博物館の篠田謙一館長と対談や鼎談をした。自然哲学やアートについて認識が深められたと思う。1月の国際シンポジウムには長年ゴリラやチンパンジーの調査を共にしたバサボセ・カニュニさんをコンゴ民主共和国から招き、Ape Tree Projectについて語ってもらった。堺町画廊では久し振りにコンゴの昔話も披露してもらった。3月20日は梅原猛さんの生誕100周年シンポジウムがあり、梅原人類哲学について語る機会を得た。梅原猛人類哲学賞が創設され、その委員長になったので重責を感じている。 

著書

山極壽一・きむらゆういち・林家木久扇, 2024. 『ゴリラとオオカミ・ヤギとゾウのお話―僕のコミュニケーションの掟』、今人舎.

山極壽一, 2024. 「ゴリラと野生動物の復活劇」、吉田昌夫・白石壮一郎編『ウガンダを知るための62章』(第2版)、明石書店、pp. 29-33.

山極壽一, 2025. 『老いの思考法』、文藝春秋

総論・報告

山極壽一, 2024. 「信頼は時間の関数」、離島経済新聞社編『世界がかわるシマ思考―離島に学ぶ、生きるすべ』、pp. 97-102.

山極壽一, 2024. 「人は旅によって進化した」、未来社会の探求VOL. 1、Travel Journal 2024.4.1. p. 19.

山極壽一, 2024. 「人の遊び、ゴリラの遊び」、JAPONisme vol. 34 SPRING, pp. 4-7.

山極壽一・前川正雄, 2024. 「未来への挑戦と創造―「共存共栄」の知恵から革新は生まれる」、巻頭対談、理念と経営5月号, pp. 7-14.

山極壽一, 2024. 「白黒の絵の中に「静」の価値観がある」、月刊社会保険2024年4月号、vol.885, pp. 24-25.

山極壽一, 2024. 「必要なタイミングで必要な気づきをもたらしてくれる」Books暮らしと生き方の、読書案内、pp. 100-101.

山極壽一, 2024. 「出会いと気づき」、未来社会への探求vol. 02、TRAVEL JOURNAL 第61巻第18号、p.19.

山極壽一, 2014. 「ゴリラに学んだ人間の本質について(下)」、おおやまと令和6年4月号、pp. 1-3.

山極壽一, 2024. 「人類の進化と教育の原点―情報化時代に私たちは何を失ったのか」、月刊保団連2024年5月号、pp. 4-9.

山極壽一, 2024. 「歩く旅の面白さ」、TRAVEL JOURNAL2024年6月3日号、未来社会への探求Vol.03, p.19.

山極壽一, 2024. 「共感社会と言葉のもたらした世界―戦争は人間の本性か」、中日懇話会報 No.577, pp.3-32.

山極壽一, 2024. 「ダイアン・フォッシーから学んだこと」、東京電機大学編サイエンス探求シリーズ『偉人たちの挑戦』、pp. 170-172.

山極壽一, 2024. 「戦争と平和―学問はどうあるべきか」、羽場久美子編『世界の中の日本』、pp. 127-154.

山極壽一・鈴木俊貴, 2024. 「「ゴリラ研究者」と「シジュウカラ研究者」はどうやって生き物との距離を縮めるのか?」、週プレNEWS、6月15日

山極壽一, 2024. 「けんかを仲裁するゴリラたち」、「ぼくはこうしてゴリラになった」第30回、モンキー9巻1号、pp. 4-5.

山極壽一, 2024. 「ゴリラの研究と保護の狭間で―チンパンジーと共存していたゴリラ」、木村大治・武内進一編『コンゴ民主共和国を知るための50章』、明石書店、pp. 48-52.

山極壽一, 2024. 「旅と包丁」、未来社会への探求、TRAVEL JOURNAL 2024年7月1日、p. 19. 

山極壽一, 2024. 「明日を生きるための言葉」、Premium 9, p. 025.

山極壽一, 2024. 「ゴリラに学ぶ喧嘩の極意―負けず、勝ちをつくらず、共存する社会」、宇城憲治巻頭対談、季刊「どう」、pp. 4-21.

山極壽一, 2024. 「パラレル・ワールド」、未来社会への探求、Travel Journal 7月29日号、p. 19.

関野吉晴・渡辺実優・山極壽一, 2024. 「地球永住計画―これからの地球でどうやって生きていくかを考える」、ひと・健康・未来, 37, 2024年7月号、pp.18-29.

山極壽一, 2024 「本はすてきなパラレル・ワールド」、子どもと読書、2024、9・10、No. 467, p.1.

山極壽一, 2024. 「現代人が触れることを避けてきた大事なこと」、うんこと死体の復権、pp. 8-9.

山極壽一・藤井聡, 2024. 「過疎地の産業を復興し、国力を上げよ」、農を語る、クラリオン9月号、pp. 115-120.

山極壽一, 2024. 「モンキーツーリズム」、TRAVEL JOURNAL 9月2日号、p.19.

山極壽一, 2024. 「ゴリラ研究から考える未来社会―ともに生きるために」、高槻市教育センターだより、No. 126, p. 4.

山極壽一, 2024. 「遊びのルールは自然に立ち上がる」、「ぼくはこうしてゴリラになった」第31回、モンキー9巻2号、pp. 32-33.

山極壽一, 2024. 「地域はもっと個性的でいい。人と人がつながり、中央に頼らない信用経済を興せ」、美しい経済の風景をめぐる旅の記憶002、Community Based Economy Journal, pp. 130-144.

山極壽一, 2024. 「ゴリラといる時間」、トップオピニオン、岡崎信用金庫経済月報 No. 659. 2024年10月号、p.1.

山極壽一, 2024. 「ゴリラに学ぶ家族のかたち」、スタイルアサヒ No. 182, p. 6.

山極壽一, 2024. 「エコツーリズムの本質」、Travel journal 2024. 11.4, p.19.

山極壽一, 2024. 「共感社会が拓く未来」、清水、清水寺第232号、pp. 13-18.

山極壽一, 2024. 「サル型 ゴリラ型 群れを率いる資質 ヒトが選ぶべきリーダーとは」、昭和経済第75巻10号、pp. 48-51.

山極壽一, 2024.「政治家はゴリラのリーダーに学べ」、有働由美子のマイフェアパーソン71、文藝春秋2024年12月号、pp. 370-79.

山極壽一, 2024. 「縮尺を変えて世界を見よう」、TOKYO TEEN COHORT NEWS LETTER, Vol. 22, p.1.

山極壽一, 2024. 「「サル化」する人間社会」、テーマ別論理国語、尚文出版、p. 80.

山極壽一, 2024. 「進化と文明のミスマッチから見た未来社会」、ひと・健康・未来vol. 38, pp. 12-19.

山極壽一, 2024. 「旅と美景」、TRAVEL JOURNAL 2024年12月2日、p. 19.

山極壽一, 2024. 「総裁の資質とは何か」、青淵, 909号、pp. 4-6.

山極壽一, 2024. 「遊びは性を学ぶ場所」、モンキー9巻3号、pp. 60-61.

山極壽一, 2024. 「世人研の活躍で明るい未来を」、公益財団法人世界人権問題研究センター30年史、p.8.

山極壽一, 2024. 「私の3冊」、公明新聞、12月23日

山極壽一, 2024. 「ネイチャーポジティブへの期待」、國立公園2024年12月号、pp.5-9.

山極壽一, 2025. 「私たちは再び踊り始めなければならない―共感と共鳴が地球の未来を創る」、THE BIG ISSUE, vol. 494, pp. 8-10.

山極壽一, 2025. 「人類史から考える人間・都市像-生態学的世界観に基づく都市計画に向かって」、都市計画vol.74, No.1, pp.24-27.

山極壽一, 2025. 「ゴリラから見た人間の文化と未来」、琉球フォーラム 371 : 2-24.

山極壽一・延江浩, 2025. 「ゴリラから人間を識る」、百点対談、ギンザ百点2025.2.No. 843, pp. 68-79.

山極壽一, 2025. 「オーバーツーリズム」、TRAVEL JOURNAL 2025年2月10日、p. 18.

山極壽一, 2025. 「世界は星で満ちている」、京都花山天文台の将来を考える会会報、第14号、pp. 2-3.

山極壽一, 2025. 「最後の文化人 川田順造さんを悼む」、現代思想03統治vsアナーキー、pp.203-205.

山極壽一, 2025. 「ナイロビの学振センターで過ごした日々」、ぼくはこうしてゴリラになった第33回、モンキー9巻4号、pp. 88-89.

山極壽一, 2025. 「能代高校にゴリラの先生がやってきた」、能代工高図書館報たかはな第33号、p. 1.

山極壽一, 2025. 「ツーリズムの未来」、未来社会の探求 Vol. 12、TRAVEL JOURNAL 2025年3月10日号、p.19.

山極壽一, 2025. 「人生の区切りとしての「はじまり」」、第8回徒然草エッセイ大賞入選作品集選考委員講評、p.4.

山極壽一, 2025. 「ゴリラに学ぶ人類の進化と未来」、諏訪教育 148 : 11-44.

学会・シンポジウム発表

山極壽一, 2023. G7環境イベント「Think about Earth」、パネリスト、4月15日、札幌ドーム(札幌市)

山極壽一, 2024. 「AI時代における人間らしさを考える」、第83回日本医学放射線学会総会合同特別講演、4月12日、パシフィコ横浜国立大ホール(横浜市)

山極壽一, 2024. 「未来の学び・遊びを模索する~学びの協奏コンテストを通して~」、EXPO PLL Talks「命を高める」シリーズVol. 8、パネリスト、5月18日、立命館大学茨木キャンパス(茨木市)

山極壽一・鯨本あつこ・筧裕介, 2024. 「世界が変わるシマ思考―離島に学ぶ」、出版記念特別対談、5月29日、京都信用金庫Question(京都市)

山極壽一・久能裕子, 2024. 「人類学の観点から見た高齢化社会、AIの今」、ジュネーブ会議、6月7日、ホテルオークラ京都(京都市)

山極壽一, 2024. 「博士人材の今とこれから」、大阪大学超域プログラムシンポジウム「社会と知の変革の現場で活躍する博士人材の今とこれから~超域イノベーション博士課程プログラムの12年~」、6月9日、大阪大学吹田キャンパス銀杏会館(吹田市)

山極壽一, 2024. 「人間にとって、ケアとは何か―人類学・霊長類学から考える」、総合人間学会2024年第18回研究大会特別講演、6月15日

山極壽一・榊田隆之・岡本栄里, 2024. トークセッション「万博を使った京都企業の魅力発進の可能背」、京都X大阪・関西万博共創MEETING、6月25日、QUESTION(京都市)

山極壽一, 2024. 「京都府立医大学発イノベーションを支える人材育成とK-MICSの将来像」、京都府立医科大学K-MICS覚生塾キックオフ特別講座Key Note Lecture、6月26日、京都府立医科大学図書館ホール(京都市)

山極壽一, 2024. 「進化と文明のミスマッチから見た未来社会」、2024年度「ひと・健康・未来シンポジウム」パネリスト、7月7日、立誠ガーデンヒューリック京都(京都市)

山極壽一, 2024. 「共感力の進化と教育の未来」、帝京科学大学附属フィールドミュージアムOpen Air Lab活動5周年シンポジウム基調講演、7月20日、帝京科学大学東京西キャンパス(上野原市)

山極壽一, 2024. 「21世紀における旅と旅先の在り方-第2のノマド時代を生きるために」、第5回瀬戸内デザイン会議セッション1「人類学的思考―なぜOSのアップデートなのか」パネリスト、8月24日、ボナプール(瀬戸田町)

山極壽一, 2024. 「共感・交流・対話―ゴリラとアートの世界から見えてくるもの」、Convivial Lab基調講演、8月29日、オンライン

山極壽一, 2024. 「ネイチャーポジティブへの期待」、自然保護憲章50周年記念シンポジウム基調講演、9月11日、星陵会館ホール(東京)

原剛・山極壽一, 2024. 「環境日本学の未来」、上廣環境日本学センタープレキックオフシンポジウム、9月17日、総合地球環境学研究所(京都市)

山極壽一, 2024. シンポジウム「150年後の世界に、私たちは何を遺すのか」パネリスト、薩摩会議2024、9月21日、ライカホール(鹿児島市)

山極壽一, 2024. シンポジウム「学校からはじめよ―地域のつながり・文化・自然を再生するシンプルな本質」パネリスト、9月22日、新留小学校(姶良市)

Yamagiwa J (2024) Round table “Adaptation to Climate Change” Panelist, STS Forum, October 7, International Conference Center (Kyoto City)

山極壽一, 2024. 第5回大阪・関西万博に向けて機運醸成 京都ラウンドテーブルパネリスト、10月12日、ホテルグランヴィア京都(京都市)

山極壽一, 2024. 京都環境文化学術フォーラム国際シンポジウムパネリスト、第15回KYOTO地球環境の殿堂、10月14日、国立京都国際会館(京都市)

山極壽一, 2024. 京都大学と京都府教育委員会との連携事業15周年記念シンポジウム「未来を担う子どもたちのために」パネリスト、11月4日、京都テルサホール(京都市)

山極壽一, 2024. 「思春期の学びとは何か」、ウッドデッキシンポジウム「若者の「今」と「これから」を考える」基調講演、11月16日、横浜市立大学金沢八景キャンパスYCUスクウェア(横浜市)

山極壽一, 2024. 「人類の進化と文化のミスマッチ」、地球システム・倫理学会第20回学術大会基調講演、11月20日、総合地球環境学研究所(京都市)

Bing Song vs Yamagiwa juichi, 2024. Dialogue “Extra-Human & Extra-Planetary”, Planetary Summit, November 24th, Palazzo Diedo (Venice)

山極壽一, 2024. 第32回日独文化研究所公会員ポジウム「来るべき世界の構図―ロボットと仮想将来世代」コメンテーター、12月1日、ゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川大ホール(京都市)

山極壽一, 2024. 「屋久島で学ぶって何だ」、屋久島学ソサエティ第12回大会シンポジウム「屋久島で学びたいこと、学んでほしいこと」基調講演、12月15日、屋久島町役場ホール(屋久島町)

山極壽一・伊藤亜紗, 2024. 「共感の時代における分離の対話をめぐって」、文理融合研究・教育の未来パネルディスカッション、12月20日、京都大学国際科学イノベーション棟シンポジウムホール(京都市)

山極壽一・長谷川祐子, 2025. 「ゴリラとアート」、21世紀美術館特別展「すべてのものとダンスを踊って」記念対談、1月15日、21世紀美術館(金沢市)

山極壽一, 2025. 「エコロジカルな視点から40年後の関西を考える」、関西健康・医療創生会議シンポジウム特別講演、1月22日、大阪国際会議場(大阪市)

山極壽一, 2025. 「人口減少をチャンスに変えるには」、関西健康・医療創生会議シンポジウムパネルディスカッション、1月22日、大阪国際会議場(大阪市)

Yamagiwa J (2025) Communication with gorillas in the wild. Joint International Symposium by Research Institute for Humanity and Nature and Uehiro Research Center for Japan Environmental Studies “Dance with All on Animals and Anima”, 29 January, Research Institute for Humanity and Nature (Kyoto City)

Yamagiwa J (2025) Naturalogy, RIHN-KLASICA Workshop: Science x Art, Exploring New Creative Relationships. 11 February, Research Institute for Humanity and Nature (Kyoto City)

篠田謙一・長谷川祐子・山極壽一, 2025. 「人の過去を乗せて地球はまわる:感覚を通した学びの場としての美術館」、金沢21世紀美術館地球研DAYSトークセッション2,2月16日、しいのき迎賓館ガーデンルーム(金沢市)

山極壽一, 2025. 「こもりうたの起源と未来」、子守唄・わらべうた学会2025年大会講演、2月22日、立命館大学衣笠キャンパス平井嘉一記念図書館(京都市)

山極壽一, 2025. 「モノトヒトの流れは社会をどう変えるか」、第16回The KAITEKI FORUM「サーキュラーエコノミーへの転換」招待講演、3月5日、東京會舘(東京)

山極壽一, 2025. 南アルプスを未来につなぐ会シンポジウム「地域の魅力を生かす未来の取組を語る―南アルプスユネスコエコパークの次の10年に向けて」、コーディネーター、3月8日、静岡県コンベンションアーツセンター(静岡市)

Yamagiwa J (2025) What does it mean to be human? Nobel Prize Dialogue Tokyo 2025 “The Future of Life”, Panelist, 9 March, Pacifico Yokohama Conference Center (Yokohama City)

基調講演・招待講演・講義

山極壽一, 2024. 「動物たちは何をしゃべっているか」、京都ロータリークラブ講演、4月10日、ホテルオークラ京都(京都市)

山極壽一, 2024. 「言葉の進化と人間らしさ」、NHK文化センター名古屋教室講演、4月10日、NHK名古屋教室(名古屋市)

山極壽一, 2024. 「生物とヒトの進化~寛容と暴力の人類史を探る」、富士フィルム株式会社次世代経営リーダー研修第9回講座「生物とヒトの進化」、4月11日、富士フィルム株式会社(東京)

山極壽一, 2024. 「人類の進化と地球の未来」、令和6年度国分寺市小学科学教室開講式記念講演会講演、4月13日、国分寺市いずみホール(国分寺市)

山極壽一, 2024. 「人間の本質とAI時代の学び」、広島大学工学部特別講義、4月17日、広島大学東広島キャンパス(広島市)

山極壽一, 2024. 「これからの時代に必要な力とは何か」、浅野中学校中3進路講演会講演、4月20日、浅野中学校(横浜市)

山極壽一, 2024. 「人間の本質と情報通信革命」、三菱調査懇談会4月例会講演、4月24日、如水会館(東京)

山極壽一, 2024. 「共感を失った現代社会」、シニア自然大学校2024年度地球環境自然学講座第2回、4月27日、此花会館梅香殿(大阪市)

山極壽一, 2024. 「EXPO KYOTO論~未来と世界の変え方~」、5月11日、キャンパスプラザ京都(京都市)

山極壽一, 2024. 「ゴリラから見た人間の本質と未来」、並木グループ5月例会講演、5月17日、ホテルオークラ京都(京都市)

山極壽一, 2024. 「人類の進化と文化のミスマッチ」、京都大学ELP講座、6月1日、橘会館(京都市)

山極壽一, 2024. 「人類の進化と歴史を振り返って、これからの学びを考える」、SAGANO GLOBAL FORUM FOR STUDENT RESEARCH、6月10日、嵯峨野高校コモンホール(京都市)

山極壽一, 2024. 「ゴリラに学ぶ平和への道」、長岡京市平和を願う講演会2024、6月16日、長岡京市生涯学習センターバンビオ(長岡京市)

山極壽一, 2024. 「人新世の自然学―第2のノマド時代を生きる」、自然学セミナー、6月29日、あがたの森ホール(松本市)

山極壽一, 2024. 「我々はどこから来て、どこへ行くのか―「共感」の起源をひもとく」、たちばな教養学校UKON、7月5日、QUESTION(京都市)

山極壽一, 2024. 「人類の進化と歴史を振りかえってこれからの学びを考える」、能代高校進路講演会、7月11日、能代高校(能代市)

山極壽一, 2024. 「子どもが生き生きと育つために―ゴリラからの提言」、第32回いのちの講演会「授かるいのち未来につなごう! 赤ちゃんが咲う京都へ」講演、7月13日、ウイングス京都(京都市)

山極壽一, 2024. 「未来をつくる問いの立て方―ジャングルで学んだこと」、FORBES SALON、7月18日、ホテルニューオータニ(東京)

山極壽一, 2024. 「共感社会の進化と暴力の起源」、大阪商工会議所朝食懇談会講演、7月22日、リーガロイヤルホテル(大阪)

山極壽一, 2024. 「ゴリラに学ぶ戦争の起源と平和への道」、姫路産業医活動推進連絡協議会・産業保健友の会講演、7月25日、姫路商工会議所(姫路市)

山極壽一, 2024. 「ゴリラ研究者が考えるこれからの教育」、令和6年度高槻市夏季教育セミナー特別講演、7月30日、高槻城公園芸術文化劇場南館トリシマホール(高槻市)

山極壽一, 2024. 「共感社会が拓く未来」、うらぼん法話、8月1日、清水寺(京都市)

山極壽一, 2024. 「共感・交流・対話―ゴリラとアートの世界から見えてくるもの」、CONVIVIAL LAB・武蔵野美術大学基調講演、8月29日、オンライン

山極壽一, 2024. 「ことばの役割と人間社会の進化―ゴリラから見たコミュニケーション」、樫原中学校創立50周年記念講演、9月5日、樫原中学校(京都市)

山極壽一, 2024. 「家族の由来とその行方」、真宗大谷派新潟教区21組公開講演会「生死を超える道と現代」、9月7日、新潟市民プラザ(新潟市)

山極壽一, 2024. 「ゴリラから見た人類の進化と未来」、東愛知サロン講演会、9月12日、ホテルアソシア豊橋(豊橋市)

山極壽一, 2024. 「奥大山でゴリラに学ぶ未知の時代の生き方」、奥大山自然塾、9月15日、エバーランド奥大山(江府町)

山極壽一, 2024. 「これからの学びを考える―人類の進化と歴史を振り返って」、宮崎県五ヶ瀬中等教育学校研修、10月1日、総合地球環境学研究所(京都市)

山極壽一, 2024. 「コミュニケーションの進化と共感社会の未来」、富国生命定例会講演、10月3日、リーガロイヤルホテル(大阪市)

山極壽一, 2024. 「旅の進化と未来」、業務渡航センター創立30周年記念講演、10月11日、ザ サウザンドホテル(京都市)

山極壽一, 2024. 「森と人間の未来―芸術が照らす持続可能な環境」、森の芸術祭 「晴れの国岡山」特別講演、10月13日、真庭市落合総合センター(真庭市)

山極壽一, 2024. 「ゴリラたちから学ぶ組織マネジメントの在り方―人間の本質と未来の姿」、クオリティフォーラム2024講演、10月16日、日本科学技術連盟(東京)

山極壽一, 2024. 「人間の本質と文明の行方」、第34回中原寺文化講演会講演、10月19日、山崎製パン企業年金基金会館(市川市)

山極壽一, 2024. 「ゴリラに学ぶ人の進化と未来」、諏訪季節大学会講演、10月23日、諏訪市文化センター(諏訪市)

山極壽一, 2024. 「ゴリラの目で見た人間の過去と未来」、藤井寺市医師会創立50周年記念式典特別講演、10月26日、リーガロイヤルホテル(大阪市)

山極壽一, 2024. 「ゴリラから見た人間の本質」、油脂工業会館定期講演会講演、10月30日、油脂工業会館(東京)

山極壽一, 2024. 「人類の進化と文化のミスマッチ」、法政大学デザインフォーラム「デザインと人類学の目」講演、10月30日、法政大学(東京)

山極壽一, 2024. 「教育の本質と高等教育の未来」、広島大学75X75周年記念式典・記念事業特別講演、11月2日、広島大学東広島キャンパスサタケメモリアルホール(東広島市)

山極壽一, 2024. 「ゴリラから見た環境問題って何だ」、地球研オープンハウス基調講演、11月3日、総合地球環境学研究所(京都市)

山極壽一, 2024. 「人間にとって学びとは何か」、西目中学校第59回少年式記念講演、11月8日、西目中学校(由利本荘市)

山極壽一, 2024. 「達老時代の生き方を考える」、第43回京都退職教職員のつどい、11月9日、京都教育文化センター(京都市)

山極壽一, 2024. 「日本の霊長類学と人間社会の未来」、GLOBAL ACADEMY OF SCIENCE AND ARTS, 11月17日、芝蘭会館稲盛ホール(京都市)

山極壽一, 2024. 「京都大学のガバナンス改革」、GLOBAL ACADEMY OF SCIENCE AND ARTS, 11月17日、芝蘭会館稲盛ホール(京都市)

山極壽一, 2024. 「教育の本質と高校教育の未来」、大阪私立高等学校進路指導研究会第二回総会・研修会講演、12月3日、大阪私学会館(大阪市)

山極壽一, 2024. 「ゴリラから見た人間の文化と未来」、琉球フォーラム講演、12月11日、沖縄ハーバービューホテル(那覇市)

山極壽一, 2024. 「人間の本質とリーダーシップのあり方について」、価値創造フォーラム21講演、12月17日、帝国ホテル(東京)

山極壽一, 2025. 「ゴリラに学び地域のコミュニティ再構築を」、山口きらめき財団「男女共同参画推進事業」講演、1月11日、大島文化センター(周防大島町)

山極壽一・内田健太郎, 2025. 「ゴリラとミツバチ」、NIKKE大島対談、1月12日、NIKKE大島(周防大島町)

山極壽一, 2025. 「思春期の学びとは何か」、成蹊学園中学1年講演会、1月16日、成蹊学園(東京)

山極壽一, 2025. 「共感革命」、興正寺講演、1月18日、興正寺(名古屋市)

山極壽一, 2025. 「生物多様性と人間の未来」、WWFBEEプログラムファイナルセッション基調講演、2月1日、アクセンチュア・イノベーション・ハブ東京(東京)

山極壽一, 2025. 「ゴリラに学ぶ人間の本質と未来」、丸の内ブランドフォーラム講演、2月7日、堀ビルホール(東京)

山極壽一, 2025. 「ゴリラから見た地球の現状と未来」、レイチェル・カーソン没後60年記念講演会、2月8日、日比谷コンベンションホール(東京)

山極壽一, 2025. 「「共感」と地域コミュニティーもう一度他者と地域を生きなおす」、滋賀県立大学地域コミュニケーション論公開講義、2月9日、滋賀県立大学(彦根市)

山極壽一・西江仁徳, 2025. 京都新聞トークいベンチ「日本霊長類学のこれまで、これから」、2月11日、京都新聞社ホール(京都市)

山極壽一, 2025. 「思春期世代から「幸せに生きる力」を考える」、サントリー次世代エンパワメント活動「君は未知数」講演、2月26日、オンライン

山極壽一, 2025. 「誰もが幸せに暮らせる地域社会づくりに向けて」、京都中小企業家同友会「同友会大学」講演、3月1日、京都経済センター(京都市)

山極壽一, 2025. 「ゴリラの森から見えるヒトとアートのゆくえ」、千葉県立美術館開館50周年記念講演会「アートのはじまり」、3月2日、千葉県立美術館(千葉市)

新聞記事

山極壽一, 2024. 「地域住民ら巻き込み活動―世界的ゴリラ研究者の死に学ぶ」、おかげさんで今、神戸新聞朝刊、4月13日

山極壽一, 2024. 「美を愛でる心」、京都新聞朝刊天眼、6月9日

山極壽一, 2024. 「変化の時代「適応と分散」を―「選択と集中」は進化論か」、科学季評、朝日新聞朝刊、6月13日

山極壽一, 2024. 「生物界の論理逆転する危険」、論点「神への挑戦―生命科学の急発展」、毎日新聞朝刊、6月21日

山極壽一, 2024.「思春期は学びの時―ゴリラの先生 高校生にエール」、毎日新聞朝刊、8月12日

山極壽一, 2024. 「ヒトが選ぶべきリーダーとは―サル型 ゴリラ型 群れを率いる資質」、科学季評、朝日新聞朝刊、9月12日

山極壽一, 2024. 「水系のつながりを見直す」、天眼、京都新聞朝刊、9月15日.

山極壽一, 2024. 「自然の循環忘れた人類」、現論、10月1日、京都新聞朝刊

山極壽一, 2024. 「政治に「ゴリラ型を」、衆院選、識者の見方、10月29日、日本経済新聞朝刊

山極壽一, 2024. 「高校生の環境問題意識」、天眼、京都新聞朝刊、12月8日

山極壽一, 2024. 「闘争は人間の本性なのか―勝敗つけずに共存 ゴリラのように」、科学季評、朝日新聞朝刊、12月12日

山極壽一・湯埼英彦, 2025. 大阪関西万博「いのち輝く未来社会のデザイン」―「平和の尊さ」と「美味しさの宝庫」広島県の魅力追発進、中国新聞朝刊、2月15日

山極壽一, 2025. 「自然の「あわい」に耳澄ませて」、科学季評、3月13日、朝日新聞朝刊.

山極壽一, 2025. 「報道されない戦争と自然保護活動」、天眼、3月16日、京都新聞朝刊.