2019年度業績

 とても忙しい年だった。何しろ京都大学総長の他に国立大学協会会長と日本学術会議会長を兼任したので、もう頭が回らないほど次々にいろんな案件が飛び込んできて、それをこなすのに必死であった。とくに3月から4月にかけて年度をまたいで大学改革についての文科省との折衝があり、たびたび上京しなければならなかった。また、6月の骨太の方針の前にCSTIで統合イノベーション戦略をまとめねばならず、内閣府の有識者会議に毎週出席して意見を述べた。おかげで4月に体調を崩して10日間入院。何とか6月の総会で国大協の会長職を離れることができたが、こんなことは二度とやるもんじゃないと思った。ただ、多忙を極める中でも、小川洋子さん、小原克博さん、中沢新一さんとの対談本を3冊上梓できたのは望外の幸せであった。自分と分野の違う方々と対談するのはとても楽しく、新しい発見がある。また、以前『オトコの進化論』というタイトルで出版した本を少し書き加えて『ゴリラに学ぶ男らしさ』として再版した。このところ研究現場を離れているので、こうした機会に自分の仕事や考えを整理できたように思う。中沢さんとの対談で、今西さんの思想に色濃く残る西田哲学の存在に気づき、その継承発展を考えるようになった。和辻哲郎の「風土」から風土学を創始したフランスの地理学者オーギュスタン・ベルク博士と対談し、6月にパリで開催された「自然は考えるか?」というシンポジウムでも講演した。ベルクさんの言う通り西洋哲学と科学主義はもはや行き詰まっているように思う。地球を救うために、東洋思想との対話から新しい世界観を導き出すべきだろう。今後もこういう機会を増やしていこうと思う。8月はマダガスカルとエチオピアを訪問し、アンタナナリボ大学と協力協定を結び、アジスアベバでは京都大学アフリカセンターの開所式に出席した。どちらも忘れ難い出会いがあった。10月のSTSフォーラムでは世界のアカデミアの代表が集まる会議を日本学術会議の会長として主催し、世界の学長会議に参加し、「デジタル社会の情報通信」という分科会では意見を述べた。その直後に本学出身の吉野彰博士のノーベル化学賞受賞の知らせが飛び込んできた。昨年の本庶佑特別教授に続く快挙である。総長としてこれほどうれしいことはない。いろいろ講演する機会があったが、なかでも11月に東京で開かれた植村直己さんを記念する日本冒険フォーラムで冒険と探検について話ができたことはうれしい思い出だ。探検大学と言われる京都大学の挑戦の軌跡を少しでも伝えられたかと思っている。また、11月のホームカミングデイには私のあこがれの人である建築家の安藤忠雄さんをお招きしてお話を伺うことができた。安藤さんも稀代の冒険家であると思う。さらに11月は、ワシントンDCで京都大学北米拠点の開所式にも出席し、米国で活躍するに京都大学同窓生の皆さんと懇談した。これで京都大学の活動範囲が大きく広がるだろうと期待している。12月にはミャンマーで開かれたアジア学術会議に出席、新しい首都のネピドーのあまりの人の少なさに、1988年に訪問したブラジリアを思い出した。ここでは文部大臣をはじめミャンマーの研究者たちから温かい歓迎を受けた。2016年には京都大学からアウンサンスーチー博士に名誉博士号を授与している。これから日本との連携が進んでくれることを願いたい。2020年に入ってからも子年に象徴されるようにせわしない日々が続いたが、2月後半あたりから新型コロナウィルスの影響で次々に催しが中止や延期になり、ついに卒業式や学位授与式までも中止となった。私にとっては総長として最後の卒業式であり、学生諸君の前でぜひ話をしたかったのでとても残念に思っている。卒業する学生の皆さんはこの非常事態を乗り越えて、ぜひ世界の舞台で活躍してほしいと願う。

英語論文

1.Yamagiwa J (2019) The Headwaters of the ‘Exploration University’. In: Tanaka K (ed), The Explorer Sven Hedin and Kyoto University: Central Asia Fosters Waste-West Cultural Exchange. Kyoto University Press, Kyoto, pp. 147-151.

日本語論文

1.山極寿一, 2019. 「人間と地球の未来―霊長類学の視点から」、地球システム・倫理学会会報No.15, pp. 79-90.

2.山極寿一, 2019. 「ジェンダーと家族の未来」、学術の動向、2019.12:15-22.

3.山極寿一, 2020. 「日本旧石器人研究の発展:沖縄の現場から」、学術の動向, 25 (2) : 33.

4.山極寿一, 2020. 「発刊に寄せて」、学術会議叢書26『社会脳から心を探る』、公益財団法人日本学術協力財団、pp. 2-4. 

著書

1.山極寿一・小川洋子, 2019. 『ゴリラの森、言葉の海』、新潮社。

2.山極寿一・小原克博, 2019. 『人類の起源、宗教の誕生』、平凡社新書。

3.太田光・山極寿一, 2019. 『「言葉」が暴走する時代の処世術』、集英社新書

4. 山極寿一, 2019. 『ゴリラに学ぶ男らしさ』、ちくま文庫

5.中沢新一・山極寿一, 2020. 「未来のルーシー」、青土社.

6.山極寿一, 2020.「人類の終末は物語の消滅と共にやってくる」、山極寿一・村瀬雅俊・西平直編『未来創成学の展望―逆説・非連続・普遍性に挑む』、ナカニシヤ書店、pp. 321-331.

その他の出版物

1.山極寿一, 2019. 「ゴリラの視点が生む人類の未来」、Next Challenge、週刊文春4月18日 60周年特大号、p. 98.

2.山極寿一, 2019. 「五感で他者とつながる この人類の原点を失ってはいけない―霊長類から考える、人間の共同性とこの時代」、Philanthropy, 392 : 2-7.

3.小川洋子・山極寿一・坂本英房, 2019. 「ゴリラのオスは、えらいよ、つらいよ」、波2019.6月号、pp. 30-33. 

4.山極寿一, 「言葉がヒトにもたらした世界」、言の葉大賞Concept Book, 2019春号、pp. 8-26.

5.西園寺裕夫・山極寿一, 2019. 「自由、国際、平和。創設に込められた思いを未来へつなぎ、京都大学にしかできない教育を」、Kyoto University Now1号、pp. 6-9.

6.山極寿一・井上智洋・木越康・藤原正寿, 2019. 「AIXゴリラX仏教」、Sein, 17 : 6-31.

7.山極寿一, 2019. 第6回ゴリラレポート「敗者を作らない社会」、ひと・健康・未来 Vol.21, p.38.

8.山極寿一, 2019. 「負けず嫌いの心を育てる」、母のひろば, 662. P.1.

9.山極寿一, 2019. 「自然は考えているか?」、公研, 671 : 16-17.

10.山極寿一, 2019. 「感覚的身体論:ゴリラと「なってみる」ことで人間のあり方が見えてきます」、Tarzan第34巻16号、p. 74.

11.山極寿一, 2019. 「感覚的身体論:味覚、嗅覚、触覚の復権こそ人間の豊かさにつながります」、Tarzan第34巻17号、p. 80.

12.辰野勇・山極寿一, 2019.「ゴリラに学ぶ、人間のあり方」、OUTWARD, 84 : 6-10.

13.山極寿一, 2019. 「だますよりは、だまされろ」、いい言葉、いい人生、PHP, 857 : 41-47.

14.山極寿一, 2019. 「タロウはバカではない。人間がバカになったのだ。」、タロウのバカREVIEW, p. 23. 

15.山極寿一, 2019. 「地獄谷での天国のような暮らし」、ぼくはこうしてゴリラになった第11回、モンキー, 4(2) : 30-31.

16.山極寿一, 2019. 「離乳期と思春期」、ゴリラレポート第7回、ひと・健康・未来 Vol. 22. P.38.

17.山極寿一, 2019. 「非婚時代の男の生き方」、青淵, 847 : 3-4.

18.山極寿一, 2019. 「AI社会 新たな世界観を」、日本文藝家協会編『ベストエッセイ2019』、光村図書、pp. 162-166.

19.山極寿一, 2019. 「これからの人類―身体感覚を取り戻し、データから脱出せよ」、管付雅信編『これからの教養 激変する世界を生き抜くための知の11講』、Discover, pp. 350-379.

20.山極寿一, 2019. 「村上ワールドで過去と未来に出会う」、特集村上春樹作家生活40年、文學界第73巻、12号、pp. 32-34.

21.山極寿一, 2019. 「人間だけが「考える」のか 自然が持つ主体性とは」、昭和経済第70巻、11号、pp. 41-44.

22.山極寿一, 2019. 「未来の大学像を求めて」、『結晶―地球文明社会への大転換の時代を先導する学園(大学)づくり』、中部大学、pp.62-64.

23.山折哲雄・山極寿一, 2019. 「組織を生かす「共感能力」を取りもどせ」、理念と経営2019 December, pp. 7-14.

24.山極寿一・小山鐘平, 2019. 「だからわたしは食べる」、素01、pp. 3-5.

25.山極寿一, 2019. 「人間家族の由来―ゴリラの社会から考える」、2018年度東京学校臨床心理研究会活動報告書別冊、スクールカウンセラー研修会(アドバンスト)講演記録、一般社団法人東京公認心理協会学校臨床心理研究会編、pp. 11-26. 

26.田中優子・山極寿一, 2019. 「総長対談」、HOSEI, 2020, 1,2, pp, 4-5.

27.山極寿一, 2019. 「大学を未来のコミュニティに」、会誌2020, No.55, pp. 30-31.

28.山極寿一, 2019. 「ゴリラの社会と人間家族の起源」、ゴリラレポート最終回、ひと・健康・未来、Vol. 23, p.38.

29.奥正之・山西健一郎・山極寿一, 2019. 「GLOBAL and ORIGINAL どこにもない京都大学へ」Kyoto University Now, 2 : 2-5.

30.山極寿一, 2020. 「ヒトは再び遊動生活をはじめる」、文芸春秋第98巻2号、pp. 306-313.

31.山極寿一, 2020. 「複線型人生のススメ」、新春随想、信用金庫1月号、pp. 8-9.

32.山極寿一, 2020. 「ともに生きるための人文科学を」、公研, 677 : 16-17.

33.山極寿一, 2020. 「ジャングルの中で読む本」、書物逍遥、ミネルヴァ通信「究」107, p.1.

34.山極寿一, 2020. 「学術の展望と京都大学の未来」、第23回京都大学全学シンポジウム報告書「2040年に向けた京都大学の教育のグランドデザイン」、pp. 55-69.

35.山極寿一, 2020. 「日本人の自然観と未来への展望」、月刊住職, 255 : 60-64.

36.山極寿一, 2020. 「死と生の「間」にいる高齢者の役割」、Voice令和2年3月号, pp. 18-25.

37.平田晃久・山極寿一, 2020. 「集団の記憶と本の並びが結びつく―ここはジャングルで本はフルーツだ!」、つくる・すむ・ひらく「北大路ハウス」、新建築2020年3月増刊、pp. 130-131.

38.山極寿一, 2020. 「京都から新しい建築を考える」、つくる・すむ・ひらく「北大路ハウス」、新建築2020年3月増刊、pp. 132-133.

39.山極寿一, 2020. 「ゴリラから見た人間社会の少子化と子育て」、梅の実だより第50号、pp. 14-15.

40.山極寿一, 2020. 「人類の進化にあった教育とは何か」、季刊栄養教諭―食育読本―春59号、pp. 6-13.

新聞

1.山極寿一, 2019. 「ゴリラに学ぶ新時代のインフラ論」、日本下水道新聞、4月3日

2.山極寿一, 2019. 「ジャポニズムと先端技術―溶け合う文化を今こそ」、季評、5月9日、朝日新聞朝刊。

3.山極寿一, 2019. 「変化する科学と社会」、論点、5月17日、毎日新聞朝刊。

4.小川洋子・山極寿一, 2019. 「言葉にならぬ大切なこと」、朝日新聞(夕刊)、7月3日

5.山極寿一, 2019. 「自然が持つ主体性とは―人間だけが「考える」のか」、朝日新聞科学季評、8月8日、朝刊。

6.山極寿一, 2019. 「効率化優先 現場は疲弊」、毎日新聞「幻の科学技術立国」取材班編、『誰が科学を殺すのか』、毎日新聞出版、pp. 161-163.

7.山極寿一, 2019. 「大学のいる未来図―ディストピアを振り払う」、科学季評、11月14日、朝日新聞朝刊.

8.山極寿一, 2020. 「「小さきもの」遊ばせて吉」、科学季評、朝日新聞朝刊、2月13日.

学会・シンポジウム等の講演

1.山極寿一, 2019. 京都大学人社未来系発信ユニット第1回全学シンポジウム「アジア人文学の未来」、「フィールド人文学の可能性」パネリスト、4月27日、京都大学百周年時計台記念館(京都市)

2.山極寿一, 2019. IPCC第49回総会京都市開催記念シンポジウム「京都の挑戦~プロジェクト“0”への道~」パネリスト、5月11日、国立京都国際会館(京都市)

3.山極寿一, 2019. IPCC第49回総会京都市開催記念シンポジウム「京都大学総長と若手研究者による座談会」、5月11日、国立京都国際会館(京都市)

4.Yamagiwa J, 2019. Japanese Concepts on the World living Things. International Conference on “Does Nature Think?”, June 8, Maison de la Culture du Japan (Paris)

5.山極寿一, 2019. 「人類の進化と未来の社会力」、JACI/GSCシンポジウム特別講演、6月24日、東京国際フォーラム(東京)

6.山極寿一, 2019. 日本学術会議 in 富山「富山から発信する学術研究とSDGs対応」パネリスト、6月28日、富山大学黒田講堂ホール(富山市)

7.山極寿一, 2019. 第6回京都大学―稲盛財団合同京都賞シンポジウム「コンピュータビジョン―広く、楽しく、役に立つ技術の先端を語る」パネリスト、6月29日、日経ホール(東京)

8.山極寿一, 2019. Gender Summit 10フォローアップ2019「Gender Equality 2.0からSDGsを展望する―架け橋―」パネリスト、7月4日、科学技術振興機構(東京)

9.山極寿一, 2019. 「ゴリラの生態と保全について」、緑の国ガボン・野生生物保全とエコツーリズムシンポジウム、7月7日、JICA中部なごや地球ひろば(名古屋市)

10.山極寿一, 2019. 「ゴリラから見た日本のアフリカ研究」(基調講演)、TICAD7パートナー事業シンポジウム「日本のアフリカ研究を総攬する」、7月13日、上智大学(東京)

11.山極寿一, 2019. 「サル化する人間社会」、日本霊長類学会公開シンポジウム「ヒトの来し方行く末を考える:サル学70年の成果と人類の未来への展望」、7月14日、熊本市国際交流会館(熊本市)

12.山極寿一, 2019. 「ゴリラと学ぶ人間の未来」、日本看護学教育学会第29回学術集会特別講演、8月3日、国立京都国際会館(京都市)

13.山極寿一, 2019. 「学術の展望と京都大学の未来」、第23回全学教育シンポジウム基調講演、9月20日、京都大学桂キャンパス(京都市)

14.山極寿一, 2019. 日本学術会議フォーラム「科学的エビデンスに基づく「スポーツの価値」の普及の在り方」パネリスト、10月3日、日本学術会議(東京)

15.Yamagiwa J, 2019. Discussant of World University Presidents’ Meeting on“How Universities Engage with and Contribute to Social Issues such as SDGs with respect to Education and Research”, STS Forum, October 6, Kyoto International Conference Center (Kyoto).

16.Yamagiwa J, 2019. Chair, Academy of Science Presidents’ Meeting on “The never-ending excitement and value of discovery research, STS Forum, October 7, Kyoto International Conference Center (Kyoto).

17.Yamagiwa J, 2019. “Information and Communication in the Digitalized Society”, STS Forum, October 7, Kyoto International Conference Center (Kyoto).

18.山極寿一, 2019. 「文明と芸術/美術」、日独文化研究所第29回公開シンポジウム、10月20日、京都大学法経4番教室(京都市)

19.山極寿一, 2019. KRP地区開設30年記念シンポジウム・パネリスト「創発の瞬間」、10月29日、京都リサーチパーク(京都市)

20.安藤忠雄・山極寿一・桑原知子, 2019. 第14回京都大学ホームカミングデイ「挑む」パネルディスカッション、11月2日、京都大学百周年時計台記念館(京都市)

21.山極寿一, 2019. 「人類の心身の進化と現代とのミスマッチ―ゴリラから見た人間の現在」、第2回心身医学関連学会合同集会特別講演、11月16日、大阪市中央公会堂(大阪市)

22.山極寿一, 2019. 「人類を進化させた冒険の精神」、2019日本冒険フォーラム「新たな自分の発見―植村直己の精神をつなぐ―」基調講演、11月17日、明治大学アカデミーホール(東京)

23.山極寿一, 2019. 「挑戦し続けるこころ」、2019日本冒険フォーラム「新たな自分の発見―植村直己の精神をつなぐ―」パネリスト、11月17日、明治大学アカデミーホール(東京)

24.山極寿一, 2019. 「人類の心身の進化と現代のミスマッチ―ゴリラから見た人間の現在」、心身医学関連学会合同集会特別講演、11月16日、大阪市中央公会堂(大阪市)

25.山極寿一, 2020. 「未来のコミュニティの核としての大学の役割」、文化政策研究会講演、1月23日、総合政策大学院大学(東京)

26.山極寿一, 2020. 「イノベーションと産学連携」、「ものづくりバレー」シンポジウム基調講演、2月8日、京都大学時計台百周年ホール(京都市)

27.山極寿一, 2020. 「学術の展望と大学の未来」、第26回大学教育研究フォーラム特別講演、3月18日、京都大学百周年時計台ホール(京都市)

28.山極寿一・広井良典・高見茂・北野正雄, 2020. 「2040年の社会と高等教育・大学を展望する」、第26回大学教育研究フォーラム特別講演パネルディスカッション、3月18日、京都大学百周年時計台ホール(京都市)

その他の講演

1.山極寿一, 2019. 「人類はどこから来てどこへ行くのか~ゴリラから見た人類の進化とAI社会」、天体望遠鏡博物館セミナー、4月13日、天体望遠鏡博物館(さぬき市)

2.山極寿一, 2019. 日本医学総会記念講演「野生の思考と未来の人材育成~ゴリラに学ぶ~」、4月28日、名古屋国際会議場(名古屋市)

3.山極寿一, 2019. 無言館成人式言葉の授与、4月29日、無言館(上田市)

4.山極寿一, 2019. 「コミュニケーションの進化と未来の人材育成」、第45回読売中部懇話会講演、7月11日、ANAクラウンプラザホテル(名古屋市)

5.山極寿一, 2019. 「動物と話をするために―ゴリラのフィールドワークから」、特別講演、8月7日、京都市青少年科学センター(京都市)

6.山極寿一, 2019. 「コミュニケーションの進化とAI社会-ゴリラの目から見た未来』、フォーラム21、9月5日、エステック情報ビル(東京)

7.山極寿一, 2019. 「ゴリラからの提言―動物の世界をもっと楽しむために」、動物園・植物園連携シンポジウム「いのちをつなぎ、いのちが輝く動物園・植物園になるために」基調講演、9月8日、歴彩館(京都市)

8.山極寿一, 2019. 「コミュニケーションの進化と未来のコミュニティ」、鶴岡至道大学特別講演、9月28日、鶴岡至道大学(鶴岡市)

9.山極寿一, 2019. 「コミュニケーションの進化と京都大学の人材育成」、シンガポール京大同窓会講演、10月13日、Swissotel Stanford Singapore (Singapore).

10.山極寿一, 2019. 「ゴリラから見た人間社会の少子化と子育て」、第60回全国退職女性校長会東京大会記念講演、10月23日、新宿京王プラザホテル(東京)

11.山極寿一, 2019. 「ゴリラとものがたり」、MERRY-GO-ROUNDレクチャー2019特別講演会、10月27日、メリーゴーランド(四日市市)

12.Yamagiwa J (2019). Japanese Concepts of the World of Living Things. Special Lecture at the Opening Ceremony of Kyoto University Washington Office, November 20, Washington, USA.

13.山極寿一, 2020. 「AI時代の学問とは何か」、ELP5周年イベント、1月11日、京都大学百周年記念時計台(京都市)

14.山極寿一, 2020. 「ゴリラやサルと森の世界を覗く」、2020交流ギャラリー講演、1月13日、しんらん交流会館(京都市)

15.山極寿一, 2020. 「サル化する人間社会―ゴリラから学ぶこと」、みやぎ教育文化研究センター、1月25日、東北大学(仙台市)

16.山極寿一, 2020. 「コミュニケーションの進化と京都大学の人材育成」、京都大学同窓会京友会講演、2月15日、ホテルアソシア静岡(静岡市)

17.山極寿一, 2020. 「サラダボールの中のゴリラと人間の食物革命」、HEALTHY FESTIVAL 2020特別講演、2月17日、京都大学国際イノベーションホール(京都市)