2017年度業績

今年度は、予想もしていなかった重職が2つも降ってきた。最初は6月の国立大学協会の総会で会長に選出されたことである。近年、運営費交付金の削減と必要経費の急増で国立大学は経営危機に見舞われている。だから、会長は文科省をはじめとする各省庁や国会議員と頻繁に接触して国立大学の窮状を訴えなければならない。そのため、会長は東京やその周辺の大学の学長が適していると訴えたのだが認められなかった。そこで副会長に最強メンバーを指名させてもらった。松尾清一名古屋大学長、永田恭介筑波大学長、岡正朗山口大学長、室伏きみ子お茶の水女子大学長の4名である。とくに室伏さんは数少ない女性の学長として大活躍しておられる。男女共同参画が国立大学の大きな課題であるので、さっそくさまざまな委員会で活躍していただいている。ガバナンス改革、人事給与改革、入試改革など課題は山積している。ぜひ総力を挙げて改善を図りたい。2番目は10月の日本学術会議の総会で会長に選出されたことだ。これは拒否権が認められているので、私は辞退した。しかし、再選挙になってもなかなか票が集まらなかったので、再度私にお鉢が回ってきた。やむをえず引き受けることになったが、執行部も経験していない私が職を全うできるとは思えない。そこで、総会で私の非力を訴え、副会長や会員に積極的な関与をお願いした。指名した副会長は三成美保第一部会員、武内和彦第二部会員、渡辺美代子第三部会員で、いずれも実績のある強者ぞろいである。それぞれ、組織運営及び科学者間の連携、国際活動、政府、社会及び国民等との関係を担当していただき、活発な活動を開始した。しかし、いくら副会長が頼りになるとは言っても、私が参加しなければならない会議が多く、東京へ行く機会が急増した。おかげで京都にいられる時間が減少し、京都大学の理事や副学長にかける負担が増えている。大変申し訳なく思う。とくに、発足したばかりの指定国立大学制度で指定された3校(東北大、東大、京大)に入ったことで、達成すべき高い目標が増えた。その中の目玉としてプロボスト制を採用したので、プロボストになった湊長博理事の負担が相当増えた。役員の増員をして職務の軽減を図っているが、しばらくは私以外の役員や事務の活躍に頼るしかない。これは京大の危機でもある。今年度に新しく実施できた事業としては、7月に東京駅前の新丸ビルにある京都大学東京オフィスの隣に京都アカデミアフォーラム開設したことである。芸術、文化の教育や研究が強い京都の9大学と連携して東京に窓口を設け、京都の学術や文化を発信しようという狙いがある。また、9月にはエチオピアの首都アジスアベバで京都大学アフリカ同窓会が設立された。その前にアフリカ研究ユニットも立ち上がっており、京都大学の知を生かしたアフリカでの連携が強化されると期待している。まあそんなわけで、私自身の研究活動はほとんど影をひそめてしまった。ただ、自分の研究分野以外の方々と対談の機会をもち、それを本にできたのは望外の幸せであった。自分の見地が広がっただけでなく、新しい視点で人類の進化や歴史、これからの社会を考えることができた。今後もこの経験を生かして、職務に押しつぶされることなく、自分の興味も広げていきたいと思っている。

英語論文

  1. Nkogue N Chiméne, Horie M, Fujita S, Inoue E, Akomo-Okoue EF, Ozawa M, Yamato O, Ngomanda A, Yamagiwa J, Tsukiyama-Kohara K, 2017. Identification and molecular characterization of novel primate bocaparvoviruses from wild western lowland gorillas of Moukalaba-Doudou National Park, Gabon. Infection, Genetics and Evolution 53: 30-37.
  2. Yamagiwa J, 2018. Evolution of community and humanity from primatological viewpoints. In : Stomu Yamash’ta, Tadashi Yagi, Stephen Hill (eds), The Kyoto Manifesto for Global Economics : The Platform of Community, Humanity, and Spirituality, Springer Nature, Singapore, pp. 329-357.

著書

  1. 五神真・山極寿一, 2017. 「五神真・東大総長、山極寿一・京大総長とおおいに語る」、五神真著『変革を駆動する大学』、東京大学出版会、pp. 173-187.
  2. 山極寿一, 2017. 「「おもろいこと」が世界を変える」、構想の庭、ライフデザインブックス新書、pp. 153-173.
  3. 山極寿一, 2017. 「マウンテンゴリラ」、京都大学霊長類研究所編『世界で一番美しいサルの図鑑』、X-Knowledge, p. 201.
  4. 山極寿一, 2017. 「ヒガシローランドゴリラ」、京都大学霊長類研究所編『世界で一番美しいサルの図鑑』、X-Knowledge, p. 204.
  5. 山極寿一・本郷峻, 2017. 人類の社会性の進化[上] : 「社会」の学としての霊長類学 (iCardbook)、詩想舎
  6. 山極寿一, 2017. 「共感力暴発 宗教が止めよ」、中外日報社編『時代を生きる宗教を語る』、中外日報社、pp. 121-130.
  7. 山極寿一・尾本恵市, 2017. 『日本の人類学』、ちくま新書
  8. 山極寿一, 2018. 「霊長類の共通祖先から受け継いだヒトのレジリエンス」、奈良由美子・稲村哲也編『レジリエンスの諸相―人類史的視点からの挑戦―』、放送大学教育振興会、pp. 36-55.
  9. 山極寿一・鎌田浩毅, 2018. 『ゴリラと学ぶ―家族の起源と人類の未来』、ミネルヴァ書房
  10. 山極寿一, 2018. 「味方をつくらない」、14歳の世渡りシリーズ『世界を平和にするためのささやかな提案』、河出書房新社、pp. 118-124.
  11. 山極寿一, 2018. 「これからの人類―身体感覚を取り戻し、データから脱出せよ」、菅付雅信編『これからの教養―激変する世界を生き抜くための知の11講』、ディスカヴァー・トゥエンティワン、pp. 350-379.
  12. 山極寿一・関野吉晴, 2018. 『人類は何を失いつつあるか』、東海教育研究所
  13. 山極寿一, 2018. 「探検大学の源流」、田中和子編『探検家ヘディンと京都大学』、pp. 155-157.

その他の出版物

  1. 山極寿一, 2017. 「老いの美しさの秘密を探る」、ひと・健康・未来, 12 : 12-15.
  2. 山極寿一, 2017. 「対話に基づいた自由な精神を創る」、言の葉協会CONCEPT BOOK 2017春号, pp. 18-20.
  3. 久能祐子・山極寿一, 2017. 「自分ならできる」、京都大学基金News Letter 5 : 2-7.
  4. 山極寿一, 2017. 「最先端の学術分野が日本の外交政策を担う」、特集「最先端研究に挑む」、2018大学ランキング、朝日新聞社出版、pp. 42-43.
  5. 山極寿一, 2017. 「ゴリラは戦わない」、MURYOJI、105:4-6.
  6. 山極寿一, 2017. 「ゴリラに学んだ地域づくり」、RRM「地域資源マネジメント学の構築にむけて―平成28年度兵庫県立大学特色化戦略推進事業報告書―」、兵庫県立大学地域資源マネジメント研究科、pp. 117-131.
  7. 山極寿一, 2017. 「私の三冊」、図書2017臨時増刊岩波文庫創刊90周年記念
  8. 山極寿一, 2017. 「ゴリラの子育て 人の子育て」、CHIO通信1:2-3.
  9. 山極寿一, 2017. 「生物多様性を支える京都御苑」、京都御苑NEWS、131:1-2.
  10. 山極寿一, 2017. 「探検へのあこがれ」、ぼくはこうしてゴリラになった第2回、モンキー2巻1号:2-3.
  11. 山極寿一, 2017. 「人はみんなで楽しく食べられる」、ゴリラの子育て 人の子育て②、CHIO通信02:2-3
  12. 山極寿一, 2017. 「細菌ハンターたちが世界を変える」、公研, 647 : 16-17
  13. 山極寿一, 2017. 「戦争の起源」、緊急寄稿歌人・著名人に問う「なぜ戦争はなくならないのか」、角川「短歌」2017年8月号別冊付録、p. 47.
  14. 山極寿一, 2017. 「葉っぱのトイレ」、暮らしの手帳89 : 123.
  15. 山極寿一, 2017. 「戦いの本質とは何か」、『現代文B』、教育出版、pp. 301-312.
  16. 山極寿一・千葉雅也, 2017. 「勉強にはやっぱり「哲学」が必要だ」、文芸春秋9月特別号、pp. 298-306.
  17. 山極寿一, 2017. 「挫折から雪山へ」、ぼくはこうしてゴリラになった第3回、モンキー2巻2号:26-27.
  18. 山極寿一, 2017. 「メンバーの期待にどう応えるのか」理想のリーダー、ゴリラに学ぶ、経済界10月号、pp.36-38.
  19. 山極寿一, 2017. 「ゴリラやサルの研究から見えてくる身体を同調させる場所づくり」、北大路プロジェクト関連企画「京都のちから」、新建築9月号, pp.23-25.
  20. 山極寿一, 2017. 「経済から社会をとりもどす」、青淵, 822 : 9-10.
  21. 山極寿一, 2017. 「筆者のものの見方と向き合う」、国語教育相談室中学校, 84 : 4-7. 光村図書
  22. 山極寿一, 2017. 「あとがき」、山中伸弥監修、上廣倫理研究部門編『科学知と人文知の接点』、弘文堂、pp. 357-363.
  23. 山極寿一, 2017. 「サル化する人間社会」、ファイナンス Vol.53, No.6, pp. 69-75.
  24. 山極寿一, 2017. 「なぜ人間の赤ちゃんは泣くのか―ゴリラから見た人間の子どもの成長と子育ての秘密―」、子供虐待とネグレクト第19巻第2号:130-140.
  25. 山極寿一, 2017. 「京都御苑ずきのご近所さん」、平成29年度京都御苑ずきのご近所さん、環境省自然環境局京都御苑管理事務所、pp. 69-74.
  26. 山極寿一, 2017. 「大学はジャングル」、トヨタ財団広報誌JOINT, 25 : 2-3.
  27. 山極寿一, 2017. 「森林動物として不確かなことを不確かなままに」、ちゃぶ台Vol. 3, pp159-173.
  28. 山極寿一, 2017. 書評『動物の賢さがわかるほど人間は賢いのか』フランス・ドゥ・ヴァール著、公明新聞、10月30日
  29. 山極寿一, 2017. 「類人猿とヒトから考える都市」、建築雑誌Vol 132, No. 1704 : 6-9.
  30. 山極寿一, 2017. 「自然と文化の間にあるジェンダー」、学術の動向 22(11) : 18-23.
  31. 山極寿一, 2017. 「野生の思考と未来の人材育成」、公研 651 : 52-89.
  32. 山極寿一, 2017. 「一人暮らしの知恵」、ぼくはこうしてゴリラになった第4回、モンキー2巻3号:50-51.
  33. 山極寿一, 2017. 「私たちは、“そのように”できている」、etRouge, 15 : 16-17.
  34. 山極寿一, 2017. 「解説」、ダニエル・E・リーバーマン著、塩原通緒訳『人体600万年史』、ハヤカワ・ノンフィクション文庫、pp. 319-325.
  35. 山極寿一, 2017. 「みんなの時間」、みんな、ゴリラから教わった第33回、ちゃぐりん 55巻1号:74-75.
  36. 山極寿一, 2017. My Hero「ゴリラのベートーベン」、なごみ2018年1月号、pp. 58-63.
  37. 山極寿一, 2017. 「りかゴコロを子どもたちに」、この本読んで2017冬65号、pp. 73-75.
  38. 山極寿一, 2018. 「ゴリラに学ぶ人間の本質」、くにたち公民館だより 695 : 1-2.
  39. 山極寿一, 2018. 「二重生活のすすめ」、公研, 653 : 16-17.
  40. 山極寿一, 2018. 「共感社会から共生社会へ」、臨床と研究 95 (1) : 1-2.
  41. 山極寿一, 2018. 「IT時代の高等教育」、教育展望2018.1・2.pp 2-3.
  42. 山極寿一, 2018. 「負けずぎらいなゴリラが教えてくれること」、ゴリラの子育て 人の子育て最終回、Chio通信04 : 02-03.
  43. 山極寿一, 2018. 「人類の進歩を促す「不安」について」、Crisis 5.0-2050年の社会課題の探索、日立製作所日立未来課題探索共同研究部門, pp. 4-5.
  44. 山極寿一. 2018. 「社会の中で京都大学の存在感を高めるために」、第21回京都大学全学シンポジウム報告書「社会とつながる京都大学の教育、pp. 56-69.
  45. 山極寿一, 2018. 「梁山泊との出会い」、ぼくはこうしてゴリラになった第5回、モンキー2巻4号:74-75.
  46. 山極寿一, 2018. 「「おもろい」発想で拓く研究と高等教育の未来」、環境会議2018春、pp.18-26.
  47. 山極寿一, 2018. 書評:赤坂憲雄著『性食考』、中央公論2018、4月号、pp. 254-255.
  48. 山極寿一, 2018. 「発刊に寄せて」、学術会議叢書24『<いのち>はいかに語りうるか?』、公益財団法人日本学術協力財団、pp.2-5.

新聞

  1. 山極寿一, 2017. 「言葉より目と目で通じ合う」、ヒトときどきゴリラ、京都新聞(夕刊)、4月12日
  2. 山極寿一, 2017. 「下のしつけは人間への修練」、ヒトときどきゴリラ、京都新聞(夕刊)、5月10日
  3. 山極寿一, 2017. 「「同じ釜の飯」は人間だけの絆」、ヒトときどきゴリラ、京都新聞(夕刊)、6月14日
  4. 山極寿一, 2017. 「皆で育てる人間の赤ちゃん」、ヒトときどきゴリラ、京都新聞(夕刊)、7月12日
  5. 山極寿一, 2017. 「崩壊する「家族」と向き合う」、グローバルウォッチ「若者と社会」、聖教新聞、7月15日
  6. 山極寿一, 2017. 「科学に胸襟を開いて」、比叡山宗教サミット30年「祈りと対話」、京都新聞(夕刊)、7月25日
  7. 山極寿一, 2017. 「ゴリラの友」、日本経済新聞(朝刊)、8月4日
  8. 山極寿一, 2017. 「仲間に認められる自由」、ヒトときどきゴリラ、京都新聞(夕刊)、8月9日
  9. 山極寿一, 2017. 「細菌との共生―健康を保つ仲間として」、科学季評、朝日新聞(朝刊)、8月19日
  10. 山極寿一, 2017. 「ハミングで楽しい気分満喫」、ヒトときどきゴリラ、京都新聞(夕刊)、9月13日
  11. 山極寿一, 2017. 「木島櫻谷 表情豊かな動物画」、ソフィア京都新聞文化会議、京都新聞(朝刊)、11月3日
  12. 山極寿一, 2017.「背中で語る 社会がつくった「男」」ヒトときどきゴリラ、京都新聞(夕刊)、11月8日
  13. 山極寿一, 2017.「AIによる情報通信革命 安心な人の輪 広がるか」、科学季評、朝日新聞(朝刊)、11月11日
  14. 山極寿一, 2017. 「無性に歩き周りたくなる理由」、ヒトときどきゴリラ、京都新聞(夕刊)、12月13日
  15. 山極寿一, 2018. 「人間社会の起源から協同の価値と希望を探る」、日本労協新聞、1月5日
  16. 山極寿一, 2018. 「ともに生きる幸福を取り戻そう」ヒトときどきゴリラ、京都新聞(夕刊)、1月10日
  17. 山極寿一, 2018. 「人間社会の起源から協同の価値と希望を探る」②、日本労協新聞、1月15日
  18. 山極寿一, 2018. 「人間社会の起源から協同の価値と希望を探る」③、日本労協新聞、1月25日
  19. 山極寿一, 2018. 「住まいのかたち―人や自然とのつながりを」、科学季評、朝日新聞(朝刊)、2月10日
  20. 山極寿一, 2018. 「大学で学ぶということ」、読売中高生新聞、2月23日

学会・シンポジウム等の講演

  1. 山極寿一, 2017. 「野生の窓としての動物園―ゴリラを例にして」、野生動物学のすすめ、4月15日、京都市動物園(京都市)
  2. 山極寿一, 2017. 「ゴリラにとって愛とは何か」、ゴリラ楽in KYOTOGRAPHIE、4月21日、京都文化博物館(京都市)
  3. 茂山千三郎・山極寿一, 2017. 対談「ゴリラ楽と愛の起源」、ゴリラ楽in KYOTOGRAPHIE、4月21日、京都文化博物館(京都市)
  4. 山極寿一・茂山千三郎・杉本節子・佐々木丞平, 2017. 対談「京都の文化力」、京都文化力プロジェクト推進フォーラム、4月26日、ロームシアター京都(京都市)
  5. 山極寿一, 2017. 「ゴリラの子育て、ヒトの子育て」、知恩院学術講演、4月29日、知恩院和順会館(京都市)
  6. 山極寿一, 2017. 「サル化する人間社会」、弘前大学研究イノベーション推進機構 学術講演会、5月11日、弘前大学(弘前市)
  7. 山極寿一, 2017. 「ゴリラの所作とコミュニケーション」、三ノ会、6月11日、金剛能楽堂(京都市)
  8. 山極寿一, 2017. 「人類進化論―サル化する現代社会」、2017年度京都大学エグゼクティブ・リーダーシップ・プログラム、6月17日、京都大学東京オフィス(東京)
  9. 山極寿一, 2017. 「好奇心と野生の心」、関西スクエア賞受賞記念講演会「ゴリラから考える」、7月29日、中之島会館(大阪市)
  10. 山極寿一, 2017. 「ゴリラと歩いたアフリカ」、日本学術会議公開講演会「アフリカ研究50年―日本の国際貢献-」、8月5日、長崎大学(長崎市)
  11. 山極寿一, 2017. 「未分化の欲望―銭湯と恋する生命」、京都銭湯芸術祭講演、8月13日、七条サロン(京都市)
  12. 絹谷幸二・山極寿一, 2017. 対談「ゴリラから絵画の起源を考える」、9月1日、京都国立近代美術館(京都市)
  13. 山極寿一, 2017. パネルディスカッション「未来を担う子どもたちのために今できることは何か」、京都府教育委員会シンポジウム、9月2日、京都大学百周年時計台記念館(京都市)
  14. 山極寿一・山海嘉之, 2017. ビジネス書大賞『サピエンス全史』トークセッション「人類の歴史と未来」、9月7日、アカデミーヒルズ六本木(東京)
  15. 山極寿一, 2017. 「人間社会の進化と京都のコミュニケーション」、京都アカデミアウィーク2017、10月5日、京都アカデミアフォーラム(新丸の内ビル)(東京)
  16. 山極寿一, 2017. 「人間社会の起源から協同の価値と希望を探る」、いま「協同」が創る2017全国集会記念講演、10月7日、びわ湖ホール(大津市)
  17. 山極寿一, 2017. パネリスト「面白いを探究する―いのちをさぐる―」、第21回京都大学東京フォーラム、10月13日、パレスホテル東京(東京)
  18. 山極寿一, 2017. 「インセストタブーをめぐる問い」、第60回教育哲学会大会「研究討議」、10月14日、大阪大学人間科学研究科(吹田市)
  19. 蓼沼宏一・山極寿一, 2017. 「希望の社会をつくる”知“と”学び“」、「文教都市くにたち」市制施行50周年記念シンポジウム、10月22日、くにたち市民芸術小ホール(国立市)
  20. 山極寿一, 2017. 「AIにはできない人間の幸せ―ゴリラから見たコミュニケーションの進化と人間社会の未来」、けいはんな情報通信フェア2017、10月26日、けいはんなプラザ(精華町)
  21. Yamagiwa J, 2017. Japanese parimatology on the great apes. 2017年コスモス国際賞受賞記念講演会、11月7日、京都大学益川ホール(京都市)
  22. 山極寿一, 2017.「京都大学のガバナンス改革と今後の戦略」、私学リーダーズセミナー、11月10日、京都ガーデンパレス(京都市)
  23. 山極寿一, 2018. 「食の進化と共生」、学士会講演、2月9日、学士会館(東京)
  24. 山極寿一, 2018. 「2030年のコミュニティとは」、朝日新聞DIALOG連続セッション「U25が考える 2030年に求められる人材とは?」、2月15日、朝日新聞本社(東京)
  25. 山極寿一・池坊専好・村田吉弘・松坂浩史, 2018. 「日本人のこころ―京都の四季と生活文化」、京都文化力プロジェクト第2回推進フォーラム、2月24日、ロームシアター京都(京都市)
  26. 山極寿一, 2018. 「京都大学の探検と創造の精神」、明治150年~京都府の文化・産業再興リレー講座~、3月4日、京都府立京都学・歴彩館(京都市)