国立科学博物館×総合地球環境学研究所 共同企画展
「どうする、ニンゲン -研究の現場から地球の未来を問う」

国立科学博物館では動物や植物の収集活動を続けており、その中で近年の環境変動が生物相に与える影響の大きさを目の当たりにしてきました。地球環境をめぐる問題は、科博の活動に直結しており、私たちは絶滅が危惧される生物の保護活動にも取り組んでいます。
一方、この問題は自然だけでなく、人間の社会や文化とも深く関わっています。そこで、地球環境問題を人と自然の関係はどうあるべきか、という「人の生き方」の問題と捉え、解決の糸口を探る活動をしている総合地球環境学研究所と共同で企画展を行うことにしました。本展は、総合地球環境学研究所がこれまで行ってきた研究の事例や活動を紹介し、人と地球の関係についてあらためて考える機会を提供します。
開催概要
| 企画展名称 | 国立科学博物館×総合地球環境学研究所 共同企画展「どうする、ニンゲン -研究の現場から地球の未来を問う」 |
|---|---|
| 開催期間 | 2026(令和8)年7月31日(金)~2026(令和8)年9月23日(水・祝) |
| 開催場所 | 国立科学博物館(東京・上野公園) 日本館1階企画展示室、中央ホール |
| 開館時間 | 9時~17時 ※8月9日(日)~8月15日(土)は18時まで ※入館は閉館時刻の30分前まで |
| 休館日 | 9月7日(月)、9月14日(月) |
| 入館料 | 一般・大学生630円(団体510円) ※常設展示入館料のみでご覧いただけます ※団体は20名以上 ※高校生以下および65歳以上は無料 |
| 主催 | 国立科学博物館、総合地球環境学研究所 |
展示紹介
―わたしたちニンゲンは、この地球でどのように生きるのか
地球環境をめぐる問題は、自然だけでなく、人間の社会や文化とも深く関わっています。
総合地球環境学研究所では、地球環境問題を人と自然の関係はどうあるべきか、という「人の生き方」の問題と捉え、解決の糸口を探ってきました。 本展では、その研究事例や活動を紹介します。人と地球の関係についてあらためて考えてみませんか。
1章 気づく 人と自然の関わりをふりかえる
暮らしの中で使うもの、食べるもの、住むところなど、わたしたちは日々のあらゆる場面で自然とつながっています。そんな「人と自然のつながり」のあいだで生じている地球環境問題の根源をみてみましょう。
2章 とらえなおす つながりからみえる解決へのてがかり
わたしたちと自然の関わりは複雑で、解決は困難にも思えます。
研究者たちは、問題解決に向け、分野をこえて「人と自然のつながり」をとらえなおしてきました。
暮らしと海、社会と気候変動、地域と生きもの、それらのつながりをてがかりに、自然との向き合い方を探りましょう。
3章 問いつづける わたしたちはどう生きるのか?
一人ひとりができることは小さなことかもしれません。
それでも、世界各地で環境問題の現場に生きるわたしたちニンゲンは、工夫をこらして解決のための新しい価値観と生き方を創りだしています。地球環境問題は、わたしたちの未来に深く関わりつながっています。
今、わたしたち自身がどう生きるかを考えてみませんか。
中央ホール 問いの森
ここでは、研究者と話したり、自分の考えを書き出したり、思いを巡らせたりしながら過ごすことができます。この試みは、社会のさまざまな人々と研究者が一緒になって問題に取り組む「超学際研究」の一端です。地球に暮らすニンゲンとして、ともに考えていきませんか。
中央ホールでは、熱帯雨林の狩猟採集民、サンゴ礁の島の住民とアーティスト、里山地域の人々、砂漠化地域の人々と、研究者らによる4つの超学際研究を紹介します。
対話の縁側「かたろう、ニンゲン」(研究者滞在時間:10:00~11:30, 14:00~15:30)
期間中、さまざまな分野の地球研研究者が滞在します。
展示のこと。生活のこと。環境のこと。
“縁側でひと休み”がてら、研究者と気軽に語らってみませんか?
気軽に参加できる15分程度のミニプログラムも行いますので、ぜひご参加ください。
研究者滞在スケジュール
| 期間 | 滞在する研究者の活動テーマ |
| 7/31〜8/6 |
陸・海・人のくらしのつながり サンゴ礁の島々で、水の循環を手がかりに、陸と海と人々の暮らしがどのようにつながっているのかを研究しています。 |
| 8/7〜8/8AM |
同位体環境学 |
| 8/8PM〜8/9 |
地球のこと、わたしたちにできること |
| 8/10〜8/14 |
※研究者不在期間 |
| 8/15〜8/22 |
窒素と環境問題 |
| 8/23、8/25PM〜8/27 |
持続的な食のあり方 |
| 8/24〜8/25AM |
環境問題をめぐる選択と対話 |
| 8/28〜8/31 |
人と生きものがつなぐ有機物の循環 |
| 9/1 |
人と自然の世界観 |
| 9/2〜9/6 |
人とサンゴがつくりだす未来 |
| 9/8〜9/13 |
人と自然がともに生きるSATOYAMA |
| 9/15〜9/23 |
野生動物のまもりかた |
| 9/20〜9/22 |
同位体環境学 |
※諸事情により、急遽研究者不在、またはプログラムを中止する場合があります。
※定員はありませんが、参加希望者多数の場合はお待ちいただくことがあります。
研究者トーク・ワークショップ「あつまれ、ニンゲン」
もっと深く展示を楽しみたい方へ。
各章の研究者が、展示の背景にある問いや研究のストーリーを語るトーク、ワークショップなどを行います。
(更新日 2026.7.21)
オープニングイベント
| 開催日時 | 内容 |
| 7月31日(金) 13:00~15:00 |
国立科学博物館×総合地球環境学研究所 共同企画展
イベント詳細はこちら(国立科学博物館ホームページ) |
ワークショップ
| 開催日時 | 内容 |
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8月16日(日) 8月17日(月) |
体験!窒素のきもちゲーム(ワークショップ) 実は身近な窒素(ちっそ)という物質になりきって地球の中を巡るすごろくゲームを体験します。
対象:どなたでも(内容は小学校高学年以上に合わせています。) 申込期間:7月21日(火)15:00〜8月7日(金)15:00(予定) |
研究者トーク
| 開催日時 | 内容 |
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8月28日(金) ※オンライン開催 |
「問いつづける」-土地利用の観点から(シンポジウム) 土地は、食料を生産する、自然を守る、地域の暮らしを支えるなど、多くの役割を果たす一方で、地球環境問題の原因にも、その影響を強く受ける場にもなっています。だからこそ、一つの土地をめぐってさまざまな価値観や立場がぶつかることがあります。地域ごとの自然や文化、多様な価値観を尊重しながら、土地利用をめぐる違いを誰がどのように調整していくのか。その問を、3人の研究者と考えます。
対象:どなたでも(内容は高校生以上に合わせています。) 申込期間:7月21日(火)15:00〜8月21日(金)15:00(予定) |
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9月2日(水) |
環境問題と自分とのつながりに「気づく」(シンポジウム) 企画展 第1章を研究者とともに深掘りするトークイベント。「自然と自分とのつながりに気づく」ことをテーマに、展示内容や背景となる研究の知見をお話しします。日常の中で関わる自然とのつながりをひもといて、地球環境問題との向き合い方を考えてみましょう。
対象:どなたでも(内容は小学校高学年以上に合わせています。) 申込期間:7月21日(火)15:00〜8月26日(水)15:00(予定) |
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9月2日(水) 15:00~16:30
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環境問題のやっかいさに「気づく」(シンポジウム) 企画展第1章を研究者とともに深掘りするトークイベント。「地球環境問題のやっかいさ」をテーマに、展示内容と背景となる研究の知見をお話しします。なぜ簡単には解決できないのか、どんな原因が関わっているのか、窒素問題と大気汚染問題を事例に考えてみましょう。
対象:どなたでも(内容は小学校高学年以上に合わせています。) 申込期間:7月21日(火)15:00〜8月21日(金)15:00(予定) |
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9月8日(火) ※調整中 |
「問いつづける」-とぎれた循環をつなぎなおすには?(仮)
詳細はおって更新いたします。 |
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9月8日(火) |
「問いつづける」-環境文化の視点から環境問題を考える(シンポジウム) 異常な猛暑や豪雨などの増え続ける環境リスク。こうした世界をこれから生きる私たちは、たんに正しい知識や認識を持つだけでは十分ではありません。 対象:どなたでも(内容は小学校高学年以上に合わせています。) 申込期間:7月21日(火)15:00〜8月31日(月)15:00(予定) |
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9月8日(火) ※調整中 |
「問いつづける」-続「どうする、ニンゲン」会議:100年後のある一日、あなたは何を思う?(仮)
詳細はおって更新いたします。 |
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9月23日(水・祝) |
環境問題を「とらえなおす」(シンポジウム) 企画展第2章の展示内容とその背景となる研究の知見を深掘りします。フィールドでとらえなおそうとした人と自然のつながりから、地球環境問題に向きあう「てがかり」を探ります。
対象:どなたでも(内容は小学校高学年以上に合わせています。) 申込期間:7月21日(火)15:00〜9月14日(月)15:00(予定) |
クロージングイベント
| 開催日時 | 内容 |
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9月23日(水・祝) (予定) |
国立科学博物館×総合地球環境学研究所 共同企画展
申込期間:8月18日(火)10:00〜8月26日(水)23:00(予定) イベント詳細はこちら(国立科学博物館ホームページ) |