地球研をのぞいてみよう

地球研の施設紹介 - エントランスは2階です

あるときはカエル博士、あるときは頭立ち博士、その実態は…意外とまじめ、建築史・都市史を専門とする村松伸教授が地球研の建物を地球犬と共にご案内いたします。

その06

室内 光、熱、風

室内

 地球研の研究プロジェクトの活動の場は、天井高く、間仕切りもなく、とても気持ちがいい。太陽の動きによって、差し込む光が移動していきます。空調もありますが、広いため自然の風と共にあるような気持ちになります。ただ、ここで研究する人たちの全てが、必ずしもこの気持ちよさに敏感なわけではありません。遠くの地球環境問題に思いを馳せることと、日常の環境への関心は、決してあい入れないわけではないと思うのですが、多忙を口実に仕切りを作り、壁を高くする。環境へのリテラシーは、実は身近なところから必要とされるのでしょう。

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これまでの探訪

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