地球研の施設紹介 - エントランスは2階です
地球研のエントランスは外からの道に面しているのに2階…その秘密は?
地球研の正門をくぐりゆるやかな上り坂の先に見えてくるのが地球研本館。入ってすぐがエントランスです。でもそこには本館2階と書いてある…ちょっと不思議ですね。
地球研は山の傾斜を利用して建てられているので、斜面のいちばん上にあたる部分がエントランスに。自然と調和するよう設計されています。

地球研の秘密その1
地球研で研究されているさまざまな学問って?
地球研には、自然科学(物理学、化学、地学、生物学、医学など)や人文学(哲学、歴史学、考古学、人類学など)、社会科学(社会学、政治学、経済学、哲学など)などさまざまな学問の研究者が集まり、力を合わせて問題に取り組んでいます。研究所の建物には、共同して研究をしやすくするための工夫がいっぱいあります。

いろんな学問が影響し合って研究が行われているんだ。
地球研の秘密その2
話し合いがしやすい研究室の工夫とは?
地球研の1階にあるプロジェクト研究室は、長さが150mもある巨大な部屋です。その中にはいくつものプロジェクトがありますが、壁やとびらを作らず、違うプロジェクトの人同士が顔を合わせて話合いができるようになっています。他にも、人々が集って話し合いができる場所があり、協力して研究できるよう工夫されています。

地球研の秘密その3
その他、地球研にある部屋と使われ方とは?
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研究会のほかに、一般の方向けの講演会も行う、120人ほど入られる部屋です。
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研究発表会や会議、セミナーをするとき使用します。
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研究所のお金の使い方を計算したり、研究者の研究活動を支えたり、研究所の宣伝や研究成果をまとめる仕事をしています。
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地球環境や人間の文化など28,000冊を越える本と、研究論文が発表される雑誌が600種類以上あります。
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地球環境を知るには、水や氷、空気、岩石、生物、遺跡から出てくる試料を研究する必要があります。18の実験室で調べたり、保管したりしています。