フェローシップ外国人研究員(ERHABOR, Norris Igbinosa)の受入れ
総合地球環境学研究所では、下記のとおりフェローシップ外国人研究員の受入れを行いました。
氏名: ERHABOR, Norris Igbinosa(アーハバー ノリス・イグビノサ)
受入期間:2026年9月17日~2026年12月13日 September 17, 2026 ~ December 13, 2026
所属・職:Senior Lecturer, Department of Health Safety and Environmental, University of Benin
研究課題:Bridging Conservation Enforcement and Community Knowledge: Developing Co-produced Wildlife Monitoring Systems in Nigerian Forest Reserves(参考和訳・保全の執行と地域知の架け橋:ナイジェリアの森林保護区における共同制作の野生生物モニタリングシステムの開発)
ノリス・イグビノサ・アーハバー博士は、ナイジェリアのベニン大学保健・安全・環境教育学科の上級講師です。彼は環境教育者であり、環境教育、保全、地域知、持続可能な開発、そして環境問題の解決に向けた参加型アプローチを結び付ける学際的な研究者です。彼の研究関心には、保全教育、人間と野生生物の相互作用、環境の持続可能性、低コストで地域主導の学習、そして環境課題への対処における地域知と科学的知識の統合が含まれます。また、『Ecological Solutions and Evidence』の副編集長、および国連環境計画の『地球環境概観』の査読者を務めました。
地球研在中、アーハバー博士は本郷峻俊准教授およびFashloksプロジェクトと協力し、ナイジェリアの森林保護区における野生生物モニタリングと保全ガバナンスに地域知をどのように統合できるかを探究します。アーハバー博士の研究「Bridging Conservation Enforcement and Community Knowledge: Developing Co-produced Wildlife Monitoring Systems in Nigerian Forest Reserves (参考和訳・保全の執行と地域知の架け橋:ナイジェリアの森林保護区における共同制作の野生生物モニタリングシステムの開発)」は、オコム国立公園、オモ生物圏保護区、ゲレゲレ森林保護区における野生生物レンジャーの法執行慣行に関する最近の混合研究法研究を基盤としています。このプロジェクトでは、主として法執行に基づくアプローチから、野生生物保護官、地域社会、保全科学者の間のより協働的な関係へ移行するための道筋を検討します。
フェローシップ期間中、アーハバー博士は、ナイジェリアの保全実践とFashloksプロジェクトの共同製作アプローチについて、特に、カメルーンなど熱帯林の状況における経験を対象とした比較分析を行う予定です。アーハバー博士は、レンジャーによるパトロールと科学的モニタリングを、地域の生態学的知識、参加型のデータ解釈、地域社会の参画と統合するための枠組みの構築に重点を置いています。彼のフェローシップ期間中の研究は、ナイジェリアおよびより広域の西アフリカ森林地域における、公正で持続可能な野生生物保全の強化を目的とした、試験的な研究計画や研修教材、比較研究論文の作成の一助となるものです。
