招へい外国人研究員(Dr. BHADURI, Anik)の受入れ
総合地球環境学研究所では、下記のとおり招へい外国人研究員の受入れを行いました。
氏名:Dr. BHADURI, Anik(バドゥリ アニク)
受入期間:2026/1/5~2026/3/21
所属・職:Future Earth「持続可能な水の未来」プログラム ディレクター、Future Earth アジア・サイエンス・ミッション ディレクター、Future Earth Asia 共同議長
研究課題:Economics of Water Security
水の安全保障の経済学
アニク・バドゥリ教授は、フューチャーアースの持続可能な水未来プログラムのディレクターを務めており、水経済学、地球規模の水政策、水ガバナンスの分野で国際的に認められた学者として20年以上の経験を有しています。専門は環境・天然資源経済学であり、研究は理論的および応用的な水経済学の双方に及びます。具体的には、国境を越えた水資源の共有、社会生態学的リスク評価、気候変動下における適応的水管理などを対象としています。地球研フューチャー・アースセンターが主導する国際研究プロジェクトであるAsia Science Mission (ASM) のディレクターとして、バドゥリ教授は、科学的診断と政策革新および現実世界の意思決定を結びつける、ミッション指向の学際的研究プログラムを主導しています。特にアジア地域に焦点を当て、複雑な社会生態系システムにおける持続可能性とレジリエンスを推進するため、コミュニティの優先事項、科学的証拠、触媒的投資を統合することに重点を置いた研究を展開しています。
地球研滞在中、バドゥリ教授は「水安全保障の経済学」に関する研究を推進し、地球研の谷口真人特任教授と緊密に連携する予定です。教授の研究は、グリーン・グレーインフラの経路、学習可能な社会生態系、ならびに気候・開発リスク管理のための経済的意思決定枠組みに焦点を当てます。また、経済的思考と学際的科学が、変革的な水ガバナンスをいかにして共同で支え得るのかを探るセミナーや講義にも寄与する予定です。
