令和5年度
【プログラム-プロジェクト 懇談会 ~人文社会系視点から】
昨年実施したプログラム内のIS,FS研究代表者を対象にした、プログラム-プロジェクト懇談会を、本年度も実施しています。本年度にFSに移行したプロジェクトと、新たに本年度から加わったFS代表者を対象にして、人文学の専門家と率直な意見交換を行う場となりました。研究の概要と今年度の方向性について最初にプレゼンテーションを行い、プログラムの体制や方法、目的などについてそれぞれの代表者が悩んでいる点についてもともに考え検討していきました。
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『森林の価値とは -森と生きるひとと社会の未来像-』 (大手信人)
開催日:2023年5月15日
コメンテーター:
鬼頭 秀一 東京大学名誉教授(環境倫理学)
『森林野生動物の持続的で公正な狩猟に向けた地域実践と科学の協働研究』 (本郷 峻)
開催日:2023年5月18日
コメンテーター:
市川 光雄 京都大学名誉教授(自然学)
『「持続可能性」概念にかかる認知、行為、文化の把握と在来知の脱周縁化』 (山田 肖子)
開催日:2023年6月7日
コメンテーター:大澤 真幸 京都大学元教授(社会学、社会理論・社会思想)
令和4年度
【研究会】「都市―農村のバイオマス循環システムの構築にむけた実践研究」
開催日:2022年11月5日-6日
大山 修一
【ワークショップ】The 3rd Workshop on "Food Life History of the North
開催日:2022年9月30日-10月1日 地球研講演室
FS研究 斉藤 和之
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【ワークショップ】分断された海と森をつなぎ直し流域圏の豊かな自然・社会文化を取り戻す共有できる経験・価値を軸にした協働方法
開催日:2022年9月18日 宮城県気仙沼市
IS研究 横山 勝英
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【プログラム-プロジェクト 懇談会 ~人文社会系視点から】
人文学・社会科学からのコメント懇談会について 歴史学、哲学・思想研究、社会学、人類学、政策科学、開発研究など人文社会系の多様な領域で、現在、我が国で最先端の研究をしている方々をコメンテーターに迎えて、プロジェクトの代表やメンバーと自由で率直な意見交換を行い、助言や示唆を得ながら、それぞれのプロジェクトの持つ可能性と今後の方向性について、ともに検討するための懇談会を設定しました。
事前に資料をプロジェクトの代表者からコメンテーターの方々に送付し、それをもとに当日、半時間程度のプレゼンテーションを行い、現在最も悩んだり行き詰まったりして検討中のポイントを明らかにした上で、自由な討議を行うというスタイルで2時間程度実施しました。
『自然資源管理と人間・家畜関係にみる在来知の超学際研究』 (縄田 浩志)
開催日:2022年6月30日
コメンテーター:
内堀 基光 放送大学・一橋大学名誉教授(人類学・民俗学)
ポイント:資源という視点の可能性
奥野 克巳 立教大学異文化コミュニケーション学部・教授(文化人類学)
ポイント:マルチスピーシーズ視点から見る可能性
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『「持続可能性」概念にかかる認知、行為、文化の把握と在来知の脱周縁化』 (山田 肖子)
開催日:2022年7月13日
コメンテーター:
出口 康夫 京都大学文学研究科・教授(認識論、科学哲学)
ポイント:概念認識と社会実践の相関について
春日 直樹 一橋大学名誉教授(文化人類学)
ポイント:持続可能性のメタ知識論について
『北方圏の自然冷熱エネルギーを利用した凍結貯蔵のフードライフヒストリー』 (斉藤 和之)
開催日:2022年7月19日
コメンテーター:
藤原 辰史 京都大学人文科学研究所・准教授(歴史学、農業史、環境史)
ポイント:フードライフヒストリーおよび極北食文化の現代的意義について
大村 敬一放送大学・教授(極北人類学)
ポイント:極北文化圏における在来知の意義について
『分断された海と森をつなぎ直し流域圏の豊かな自然・社会文化を取り戻す 共有できる経験・価値を軸にした協働方法』 (横山 勝英)
開催日:2022年7月20日
コメンテーター:
帯谷 博明 甲南大学文学部・教授(環境社会学、地域社会論)
ポイント:森ー海ー人連環のローカルポリティクス
鬼頭 秀一 星蹉大学・副学長、東京大学名誉教授(環境倫理学、科学技術社会論)
ポイント:森ー海ー人連環と分断の力を思想史の中に位置付ける
『科学とアートの融合による環境変動にレジリエントな在来知の再評価と未来集合知への展開』 (渡邊 剛)
開催日:2022年7月25日
コメンテーター:
吉見 俊哉 東京大学大学院情報学環教授(カルチュラルスタディーズ)
ポイント:演劇の効用と時間オーダーの接続について
大澤 真幸 元京都大学人間・環境学研究科教授・社会学者(理論社会学)
ポイント:時間オーダーの接続と地域社会の経験の拡張可能性について
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『森林の価値とは -森と生きるひとと社会の未来像-』 (大手 信人)
開催日:2022年7月28日
コメンテーター:
井上 真 早稲田大学人間科学学術院・教授、
東京大学名誉教授(森林ガバナンス論、森林社会学)
ポイント:森と社会(人々)との隔たりを超克する知恵について
市川 光雄 京都大学名誉教授(生態人類学)
ポイント:現代世界における森の保全の意味と森の住人との関係について
『都市―農村のバイオマス循環システムの構築にむけた実践研究』 (大山 修一)
開催日:2022年8月3日
コメンテーター:
嘉田 由紀子 参議院議員、前滋賀県知事(環境社会学、環境政策学)
ポイント:日本のゴミ循環に関わる先駆的実践と行政との関係
古川 彰 関西学院大学名誉教授(環境社会学)
ポイント:ゴミ循環の視点における生活環境主義
『熱帯アジアの都市住宅におけるパッシブ建築文化の創成』 (久保田 徹)
開催日:2022年8月5日
コメンテーター:
中野 康人 関西学院大学社会学部・教授(数理社会学)
ポイント:幸福度の測定に関わる社会学的手法について
藤枝 絢子 精華大学講師(環境と住居研究)
ポイント:伝統建築の維持継承と在来知の活用について
佐藤 浩司 国立民族学博物館博物館・名誉教授(建築人類学)
ポイント:アジアにおけるパッシブ建築と木造在来建築再生のための建築人類学的な条件
【令和4年度 地球研IS・FSワークショップ】
2022年5月19日
発表者:大手 信人/久保田 徹/横山 勝英/縄田 浩志/大山 修一/山田 肖子
【第1回 プロジェクト報告会】
2022年4月26日 縄田 浩志
自然資源管理と人間・家畜関係にみる在来知の超学際研究―マルチスピーシーズのための総合地球環境学として
【研究会】
2022年4月26日
縄田 浩志(2022年度IS「自然資源管理と人間・家畜関係の超学際研究」研究代表者)
「自然資源管理の環境文化を考える ―しげん、natural resources、天然資源と自然環境をめぐる認識をてがかりに」
【プログラム-プロジェクト相談会】
2022年度の活動の開始にあたって、「科学と文化の対話」を主題とする「環境文化創成プログラム(松田プログラム)の趣旨と意図を説明し、その観点からそれぞれの研究プロジェクトとの関連や要望などについて、プログラムディレクターと研究プロジェクトの代表とが率直に意見交換するために、対面もしくはオンラインで、下記の日程で実施しました。
2022年3月
サプライチェーンプロジェクト(金本 圭一朗)
2022年4月4日
SRIREPプロジェクト(榊原 正幸)
2022年4月7日
森林の価値とは -森と生きるひとと社会の未来像-(大手 信人)
2022年4月11日
「持続可能性」概念にかかる認知、行為、文化の把握と在来知の脱周縁化(山田 肖子)
2022年4月11日
都市―農村のバイオマス循環システムの構築にむけた実践研究(大山 修一)
2022年4月13日
分断された海と森をつなぎ直し流域圏の豊かな自然・社会文化を取り戻す-共有できる経験・価値を軸にした協働方法(横山 勝英)
2022年4月14日
熱帯アジアの都市住宅におけるパッシブ建築文化の創成(久保田 徹)
2022年4月26日
自然資源管理と人間・家畜関係にみる在来知の超学際研究(縄田 浩志)
2022年5月11日
科学とアートの融合による環境変動にレジリエントな在来知の再評価と未来集合知への展開
(渡邊 剛)
2022年5月12日
北方圏の自然冷熱エネルギーを利用した凍結貯蔵のフードライフヒストリー(斉藤 和之)
2022年6月9日
健康な社会のための持続可能な生態系アプローチ(岡部 貴美子)