参加高校
京都市立西京高等学校、京都市立日吉ケ丘高等学校、京都府立嵯峨野高等学校、京都府立南陽高等学校、京都府立宮津天橋高等学校、京都府立福知山高等学校、京都府立洛北高等学校、京都文教高等学校、同志社国際高等学校
勉強会の概要
「京都議定書」誕生の地である京都において、府内の高校生を対象に、日本での気候変動に関する専門家の方々の講演等により、最先端の知見に触れる機会を提供し、気候変動に関する理解の促進や行動変容に繋げることを目指す学習プログラムを実施します。
また、集中的な学びに加え、2023年11月18日(土)に開催する第14回「KYOTO地球環境の殿堂」表彰式・京都環境文化学術フォーラム国際シンポジウムと連動し、学校ごとに作成した動画の放映や学習プログラムに参加した高校生の代表(5名ほど)が登壇するトークセッションなど、学んだことを発表する機会を設けます。
プログラム
*実施方法:※原則オンライン(ZOOM)、交流会のみ集合形式(京都市内)で実施
第1回勉強会(「気候変動」基礎の学習)
日時 | 2023年5月30日(火)17-19時 |
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内容 | 気候変動の現状とこれから 講義内容についてのディスカッション |
講師 | 東京大学 未来ビジョン研究センター 教授 江守 正多氏 |
交流会
日時 | 2023年6月10日(火)13-16時 |
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内容 | カードゲーム「2050カーボンニュートラル」 ※任意参加 |
講師 | 京都府地球温暖化防止活動推進センター ・副センター長 木原 浩貴氏 ・事務局長 川手 光春氏 |
第2回勉強会(「気候正義」の学習)
日時 | 2023年6月22日(木) 17-19時 |
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内容 | 気候正義について 講義内容についてのディスカッション |
講師 | 京都大学大学院 地球環境学堂 教授 宇佐美 誠氏 |
第3回勉強会(「各都市の事例紹介」の学習)
日時 | 2023年7月18日(火) 15-17時 |
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内容 | 各都市の事例紹介について 講義内容についてのディスカッション |
講師 | 京都府地球温暖化防止活動推進センター 副センター長 木原 浩貴氏 |
振り返り学習会
日時 | 2023年9月19日(火) 17-19時 |
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内容 | 人間は生きものという原点から考えるこれからの生き方 ――生命誌の視点―― 第1回~第3回勉強会の振り返り |
講師 | ・総合地球環境学研究所 阿部 健一氏 ・中村 桂子氏(第14回殿堂入り者) |
動画作成
日時 | 10月上旬 |
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内容 | 学校ごとにメッセージ動画を作成 |
備考 |
GBEFコンクール表彰式典
日時 | 2022年11月12日(日) 午前 |
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内容 | 表彰式典への参加(京都府立京都学・歴彩館) |
備考 | ※コンクールで優秀作品に選ばれた場合のみ |
KYOTO地球環境の殿堂・京都環境文化学術フォーラム
日時 | 2022年11月18日(土) 午後 |
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内容 | 殿堂入り者とのトークセッション(登壇) 会場(国立京都国際会館)での動画放映 |
備考 | ・「KYOTO地球環境の殿堂」表彰式 ・京都市環境文化学術フォーラム国際シンポジウム |
「KYOTO地球環境の殿堂」第14回殿堂入り者
ジル・クレマン氏 (1943年生、フランス)
【庭師、修景家、小説家】
地球を有限で、生物の混淆が進み、人間の活動が行き渡っている空間、つまり庭としてとらえ、人類は庭師として、庭としての地球を管理していく責任があることを説いており、その環境と共生する思想や作庭法が、人々に多くの影響を与えた。
中村 桂子(なかむら けいこ)氏 (1936年生、日本)
【JT生命誌研究館名誉館長】
生命論的世界観を持つ知の創出とそれによる社会の価値観の転換を目指して「生命誌研究館( Biohistory Research Hall )」を創設し、多様な分野の人々と共に考え、生きものとしての人間が生き生き暮らす社会づくりを求めて活動を続けている。