総合地球環境学研究所 综合地球环境学研究所 Research Institute for Humanity and Nature

中国環境問題研究拠点

中国环境问题研究基地

RIHN Initiative for Chinese Environmental Issues

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○研究グループ

研究テーマ:グローバル化する中国環境問題と東アジア成熟社会シナリオの模索

 

 農村から都市への安価な余剰労働力の提供による経済成長を果たしてきた中国では、少子高齢化にともない、労働力が供給不足に陥る可能性が論じられはじめている。一方で、経済成長の基盤である国内の自然資源も不足しつつある。近年、中国国内では経済発展と環境保全を両立する「グリーン経済」化が図られる一方で、安価な労働力と資源をもとめて、国有企業を主体とした国外での開発事業が展開され、中国国内の環境問題がグローバル化する状況が生じている。中国が現在経験しているこうした状況は、日本など東アジアの各国もかつて経験したものである。
 そこで、本研究では、中国を中心とした周辺各国を含む東アジア圏を視野に入れ、住民の生活基盤の保障とリージョナルな資源開発・環境保全とを両立させる「東アジア成熟社会」シナリオを模索することを目的とする。

 

研究グループ代表:窪田 順平(地球研 )

 

研究分担者:

阿部健一(地球研)

児玉香菜子(千葉大学)

佐藤洋一郎(京都産業大学)

白岩孝行(北海道大学)

谷口真人(地球研)

村松伸(東京大学)

門司和彦(長崎大学)

田中樹(地球研)

石川智士(地球研)

ハイン・マレー(地球研)

スティーブン・マックグリーヴィー(地球研)

飯島渉(青山学院大学)

北川秀樹(龍谷大学)

福士由紀(首都大学東京)

蒋宏偉(人間文化研究機構/地球研)

 

 

○研究協力者:

秋道智弥(地球研)

川端善一郎(地球研)

加藤 雄三(京都大学)

村松弘一(学習院大学)

西谷大(国立歴史民俗博物館)

(メンバーは五十音順)

○海外共同研究者:

包 茂紅(北京大学)、陳 菁(河海大学)、

黄 少鵬(西安交通大学)、満 志敏(復旦大学)、

薩仁格日勒(中央民族大学)、色 音(北京師範大学)、

湯 陵華(江蘇省農業科学院)、

王 根緒(中国科学院寒区旱区環境与工程研究所)、

姚 檀棟(中国科学院チベット高原研究所)、

尹 紹亭(雲南大学)、朱安新(南京大学)

(メンバーはピンイン順)

 

 

 

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