研究会

第1回中国環境問題研究会(2007年7月12日;総合地球環境学研究所)

テーマ:中国各地における環境問題の紹介(1)

 ①黒河にみる環境問題(窪田順平)
 ②生態移民政策、その後の展開(小長谷有紀)
 ③西部乾燥域の水と農業(佐藤洋一郎)
 ④東北地方の水質問題と森林伐採(大西健夫)
 ⑤生態史プロジェクトより(秋道智彌)

第2回中国環境問題研究会(2007年8月10日;総合地球環境学研究所)

テーマ:中国各地における環境問題の紹介(2)
 ①中国における温室効果ガス・エアロゾルの排出と気候変動(早坂忠裕)
 ②中国内モンゴル牧畜民の最近50年の変容(児玉香菜子)

第3回中国環境問題研究会(2007年9月13日;総合地球環境学研究所)

テーマ:環境問題に関する研究の紹介(1)
 ①持続的な発展と環境評価(吉岡崇仁)
 ②東アジアの人と自然の協調を目指した協調社会の探究(鄭躍軍)

第4回中国環境問題研究会(2007年10月18日;総合地球環境学研究所)

テーマ:環境問題に関する研究の紹介(2)
 中国環境問題の地域性(阿倍健一)

第5回中国環境問題研究会(2007年12月18日;総合地球環境学研究所)

テーマ:環境問題に関する研究の紹介(3)と巡検報告
① 高所環境と人の「老」と「病」(奥宮清人)
② 巡検報告―中国における環境NGOの展開(児玉香菜子)

第6回中国環境問題研究会(2008年2月15日;総合地球環境学研究所)

テーマ:中国環境被害者の現状と救済法制(中国地域環境研究会と共催)
①広東省「がんの村」の現場から(田倉直彦)
②中国環境被害者の救済法制―民事救済を中心に(奥田進一)
③中国環境被害者救済の事例研究―福建省屏南県のケース(櫻井次郎)

第7回中国環境問題研究会(2008年3月12日・13日、和歌山県古座)

テーマ:現代中国における食の問題,貴州の歴史文化とNGO活動
①小麦生産と環境問題 ―歴史あれこれ―(佐藤洋一郎)
②中国食糧の需給関係の現状(湯陵華)
③中国・貴州省の歴史文化及び少数民族について(楊志強)
④大衆動員型プロジェクトを内発型に変えることは可能か? ―貴州省における住民・政府・NGOの協働を通して―(関良基)

第8回中国環境問題研究会(2008年4月17日;総合地球環境学研究所)

①集団的特徴から見えてくる中国環境問題の根源(鄭躍軍)

第9回中国環境問題研究会(2008年5月29日;国立民族学博物館)

テーマ:食―遺伝子組換え
①組換え作物の作出と安全性について(中村郁郎;千葉大学大学院園芸学研究科)
②遺伝子組換え作物をめぐる国際情勢(藤岡典夫;農林水産省農林水産政策研究所)

第10回中国環境問題研究会(2008年7月10日;総合地球環境学研究所)

テーマ:中国の健康・環境問題
①中国農村部における換金作物の導入と世帯間格差の拡大が人々の労働・食事・ 栄養状態に与える影響:海南島リー族の1村落を 対象にした調査研究(蒋宏偉;東京大学大学院医学系研究科国際保健学専攻)
②湖沼環境の変容と鵜飼い漁撈民の対応(卯田宗平;日本学術振興会)
③中国のエイズ問題と社会環境:女性セックスワーカーの事例から(蔡国喜・門司和彦;総合地球環境学研究所)

第11回中国環境問題研究会(2008年9月10日;総合地球環境学研究所)

テーマ:食―バイオエタノール
①ナンヨウアブラギリは地球を救うことができるか?(福井希一;大阪大学工学研究科生命先端工学専攻)
②中国の食糧需給とバイオエタノール問題(田島俊雄;東京大学社会科学研究所)

第12回中国環境問題研究会(2008年12月19日;総合地球環境学研究所)

①中国の環境政策の変遷とその効果(包茂紅;北京大学歴史系教授/桜美林大学客員教授)
②中国における農業ガバナンス・メカニズムの転換(張冬雪;京都大学経済学研究科)

第13回中国環境問題研究会(2009年2月4日;総合地球環境学研究所)

①日本の農業と食料の現状と課題(山田利昭;京都大学名誉教授)
②中国新石器時代における食文化の多様性(槙林啓介;総合地球環境学研究所)

第14回中国環境問題研究会(2009年3月7日・8日;大分県)

テーマ:中国の都市化と人口問題
①移民による周辺産業の集結と都市立地条件の補強 -明中期以降の茶業都市安徽屯渓の発展史-(鄒怡;復旦大学)
②トポスとしての北京(上田信;立教大学)
③中国黄土高原の水土流失研究の到達点と課題(松永光平;立命館大学)
④地球研プロジェクト;病原生物と人間の相互作用環(川端善一郎;総合地球環境学研究所)

第15回中国環境問題研究会(2009年7月7日;総合地球環境学研究所)

テーマ:現代中国政治と環境問題
①現代中国の政治参加―広州市における環境汚染問題を事例として(加茂具樹;慶應義塾大学総合政策学部)
②アムール川とオホーツク海の陸海統合管理―日中露間の環境協力の可能性(花松泰倫;総合地球環境学研究所)

第16回中国環境問題研究会(2009年7月22日;総合地球環境学研究所)

テーマ:中国の都市化と環境
①世界の潮流と中国の都市化のうねり(厳網林;慶應義塾大学環境情報学部)
②上海の都市化と水環境(谷口智雅;立正大学地球環境科学部)

第17回中国環境問題研究会(2009年8月19日;総合地球環境学研究所)

テーマ:環境史からみた中国の環境問題
①中国前近代の諸思潮と環境変化(原宗子;流通経済大学経済学部)
②黄河をめぐる中国環境史に関する一考察(小林善文;神戸女子大学文学部)

第18回中国環境問題研究会(2009年9月30日;総合地球環境学研究所)

①都市の食生活の変容と農村の環境劣化との関係(高橋五郎;愛知大学国際中国学研究センター)

第19回中国環境問題研究会(2010年3月25、26日;兵庫県)

テーマ:環境と健康
①Overview of the RIHN Ecohealth Project with special reference to studies in Yunnan(門司和彦/蔡 国喜;総合地球環境学研究所)
②社会文化と環境変遷―1949―2009年雲南生態史研究のまとめ(尹 紹亭;雲南大学民族研究院)
③大メコン流域における健康と発展に関する研究‐現状と未来可能性(張 開寧;雲南省健康発展研究会)
④中国西南環境史研究現状と展望(周 瓊;雲南大学歴史系)
⑤高所住民におけるグローバリゼーションの疾病と老化への影響(奥宮清人/坂本龍太;総合地球環境学研究所)
⑥環境史の方法としての疫病史(飯島 渉;青山学院大学文学部)
⑦中国・東南アジア境界領域における地域生態の変化―エコヘルス・コミ ュニティ質問票調査の結果から(西本 太;総合地球環境学研究所)
⑧近代東アジアの海上交通と海港衛生―日中関係を中心に―(福士由紀;青山学院大学文学部)

第20回中国環境問題研究会(2010年5月19日;総合地球環境学研究所)

①中国西南部と大陸部東南アジアを結ぶ人・モノのネットワーク(クリスチャン・ダニエルス;東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所)

第21回中国環境問題研究会(2010年9月22日;総合地球環境学研究所)

①中国と東南アジアの生業転換と健康影響(渡辺知保;東京大学大学院医学系研究科)

第22回中国環境問題研究会(2010年10月22日;総合地球環境学研究所)

①メコン川を巡るハイドロポリティックス -中国と下流諸国との関係-(中山幹康;東京大学大学院新領域創成科学研究科)

第23回中国環境問題研究会(2011年1月21日;総合地球環境学研究所)

①雲南省DY県におけるアスベストの健康被害(張芸蘊;雲南省健康与発展研究会)
②洱海漁村の変化に対する自然環境の影響の評価―雲南省の漁村におけるケーススタディ(張学曾;雲南省健康与発展研究会)

第24回中国環境問題研究会(2011年3月25日;国立民族学博物館)

①中国の草原利用をめぐる権利関係(奥田進一;拓殖大学)
②モンゴル牧畜民の草原利用―農牧複合とその変遷(児玉香菜子;千葉大学)
③エチナ生態移民―その後―
・解   説 エチナ生態移民の概要(児玉香菜子;千葉大学)
・ビデオ上映 エチナ生態移民へのインタビュー記録(中尾正義;人間文化研究機構)

第25回中国環境問題研究会(2011年5月6日;総合地球環境学研究所)

①太湖流域の水環境保全をめぐるガバナンス―ローカルレベルに焦点をあてて―(大塚健司;アジア経済研究所)

第26回中国環境問題研究会(2011年6月21日;総合地球環境学研究所)

①中国の『エネルギー問題』は依然『問題』なのか?―市場経済化の進展がもたらした対策の深化とその有効性(堀井伸浩;九州大学)

第27回中国環境問題研究会(2011年9月21日;総合地球環境学研究所)

共催:東京大学現代中国研究拠点

①福島事故後の中国の原子力政策―安全確保に軸足(窪田秀雄;テピア総合研究所)

第28回中国環境問題研究会(2011年12月14日;総合地球環境学研究所)

①地球規模水銀汚染と胎児影響及び中国での調査報告(坂本峰至;国立水俣病総合研究センター)

第29回中国環境問題研究会(2011年12月15日;総合地球環境学研究所)

①生態環境と調和した地域開発戦略(衣保中;京都大学地域研究情報統合センター、吉林大学東北アジア研究センター)

第30回中国環境問題研究会(2011年12月15日;総合地球環境学研究所)

①中国のエネルギー開発と農村環境問題―山西省を中心に(張玉林;南京大学社会学院)

②中国農民の衛生環境と医療保障(王文亮;金城学院大学現代文化学部)