第121回地球研セミナーを開催いたします。
講師は、オントロジー工学の先駆者でありかつ最先端の研究をされている溝口理一郎先生です。
情報科学においてオントロジーは、モノとモノとの間にどういう関係があるかに注意を払いながら基本概念を体系化することに用いられます。
そして、その概念体系をコンピューターに記載して、さまざまな事物の成り立ちやつながりを表す土台(モデル)を作るのが「オントロジー工学」です。
地球環境学を体系的に理解するにあたり、オントロジーおよびその考え方を活用できるか、活用する上ですべきことは何か、考える機会になればと思います。
- 開催日時
- 2015年10月1日(木)13:30 - 16:00
- 場 所
- 総合地球環境学研究所 講演室(⇒アクセス)
- 講 師
- 溝口理一郎 北陸先端科学技術大学院大学・特任教授
- 題 目
- オントロジー工学の理論と実践
- 内 容
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- ・オントロジー工学とは何か?
- ・上位オントロジーの理論と役割
- ・上位オントロジーYAMATOについて
- ・オントロジー構築の実際
【溝口先生によるオントロジー工学の考え方の概略を知りたい方は、⇒ こちら 】
- 問い合わせ
- 研究推進戦略センター 松岡 祐子

なお、本セミナーは、コアプロジェクトFS『地球環境研究の共通言語と理論的基礎をデザインする』の一環として実施するものです。
地球研では、この研究会と内容の関係する以下の研究集会を、連続して開催します。ご興味ありましたらぜひ続けてご参加ください。
10月2日(金)14:00-10月3日(土)12:00 於・地球研セミナー室3・4
地球研コアプロジェクトFS
「オープンサイエンス時代の社会協動に基づく地球環境研究を支援する情報サービスの実現」第1回研究会
10月5日(月)13:00-17:00 於・地球研セミナー室1・2
第3回地球研・国語研合同研究打合せ会
「『方言』と伝統的暮らし・価値観から見直す地球環境学―情報のまとめ方、使い方―」
詳細は 地球研のホームページ をご覧ください。