- 日 時
- 2021年8月26日(木)14:00-15:30
- 会 場
- オンライン(Zoom開催)
※ID・パスコードはお問い合わせください。 - 主 催
- 実践プログラム3
- 報告者
- 山下一仁 氏(一般財団法人キヤノングローバル戦略研究所・研究主幹)
- 内 容
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世界の畑作農業の一部は、土壌流出、塩害、地下水枯渇という問題を抱えています。これに対し、アジアの水田による米作は数千年も持続してきました。
世界では人口増加に対処するために、食料生産を60%増やさなければならないと主張されます。また、世界の穀物価格が上昇すると、食料危機を叫ぶ人たちが現れます。これらは正しいのでしょうか?
農業保護を高めたい人たちは、国民の間に定着している昔ながらのイメージや誤った知識を利用します。しかも、その保護の方法は、農業や国民の利益になるのではなく、特定の利益集団にとって都合の良いものとなりがちです。食料や農業問題について正しい見方を身に着けなければ、専門家と言われる人の主張を鵜呑みにするだけとなってしまいます。日本の食料・農業政策は、果たして農業の持続可能性や食料安全保障に役に立つものだったのでしょうか?
- 連絡担当者
- 実践プログラム3 上田