- 日 時
- 2017年12月11日(月)14:00 - 16:00
- 場 所
- 総合地球環境学研究所 セミナー室3,4 (⇒アクセス)
- 主 催
- 総合地球環境学研究所 栄養循環プロジェクト
- 講演者
- Gregory Valatin 博士(英国森林委員会森林研究所・上席エコノミスト)
- 講演タイトル
- Payments for Ecosystem Services (PES) and Potential Behavioural Economic Policy. ‘Nudges’ in UK and European Forest Policies
- 言 語
- 英語(日本語による解説有り)
- 要 旨
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森林への環境支払いは発展途上国でその事例を多く見ます。
しかし、ヨーロッパでも、その実践例が増加しております。
ヴァラティン博士は、ヨーロッパでPESFOR-Wという水と森林に焦点を当てた環境支払いに関する研究プロジェクトを実施中です。
PESFOR-Wでは、100名を超える専門家が参加し、ヨーロッパでの知見を集積し『水のための森林環境支払いユーザーマニュアル』を開発中です。
今年のノーベル経済学賞は、米シカゴ大学のリチャード・セイラー教授が、行動経済学分野の業績で受賞しました。
ヴァラティン博士は、以前より行動経済学を政策に応用する「ナッジ(きっかけによる誘導)」に注目し、研究を進めて来られました。
同博士は、英国の森林政策を担当する森林委員会の顧問でもあります。
今回のセミナーでは、森林への環境支払いと行動経済学的政策について、最新の成果をお話しいただきます。
- 連絡担当者
- 栄養循環プロジェクト 石田