第1回地球研アンソロポシーン・ワークショップ

アンソロポシーンとは何か? 日本の視線、西洋の視線
日 時
2015年9月17日(木)14:30 - 17:00
場 所
総合地球環境学研究所 講演室(⇒アクセス
企画者
  • ダニエル・ナイルズ(地球研准教授)
  • 寺田匡宏(地球研客員准教授)
ゲスト
  • オーギュスタン・ベルク
    (フランス社会科学高等研究院教授、地球研招へい外国人研究員)
  • ハインツ・グッチャー
    (スイス人文社会科学アカデミー会長、地球研招へい外国人研究員)
総括者
安成哲三(地球研所長)
入 場
無料・申し込み不要
使用言語
英語/日本語
概 要

人間の活動が環境に影響を与えていることは誰でもが知っているが、では何をすればいいのかは誰も知らないように思える。

人間活動の影響は、人間と生き物がすむ環境システムそのものを変えてしまうほどの変化をもたらしている。と同時に、われわれは、その人間による変化そのものも変化している環境の中で起こっていることも知らねばならない。

アンソロポシーン概念は、この環境と自然のからまりあったエイジェンシーと、現代における意味を問う。アンソロポシーンという言葉は、人間の力が地質年代的に見てまでも無視できなくなってきたことに警鐘を鳴らし、新たな時代区分を提唱するものとして、いま議論を呼んでいる。

本セミナーは、そのアンソロポシーンをめぐるセミナーである。

アンソロポシーン概念はどこから来たのか。学術分野によってどのような受け止められ方の差があるのか。日本と西洋の環境思想とどのような関係がありうるのか。それは、今日のわれわれの環境変化について理解をどのように変えるのか。

本セミナーでは、人と自然に関する新しい概念である、アンソロポシーンに関するこのような様々な問題を議論したい。

お問い合わせ
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