言語記述研究会ホームページ
 メンバー紹介 


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長田 俊樹
(OSADA Toshiki)

総合地球環境学研究所教授
高校卒業以来、人に助けられて今日まで生きています。大学は二年生以外すべて二回やり、院入試に二度落ち、先生方から研究をやめるよう二度勧められ、印度留学六年間で様々な伝染病に罹り、三度死を覚悟しました。不思議と運が良く、印度帰国後は公募で日文研に就職、2003年地球研に公募で入りました。長田をいつも助けてくれる、1981年以来の友人大西さんと研究会ができ、感激!
大西 正幸
(ONISHI Masayuki)

言語学、言語教育、そして文学/音楽全般に関心を持っています。
これまで係わった主なフィールドは、ベンガル(インド西ベンガル州とバングラデシュ)、南ブーゲンヴィル(パプアニューギニア)、沖縄本島北部(やんばる)地域。
ANU(オーストラリア国立大学)でPhD(言語学)。
2007年4月から、総合地球環境学研究所の「環境変化とインダス文明」プロジェクト上級研究員。
森 若葉
(MORI Wakaha)

古代メソポタミア文明で使われていたシュメール語を研究対象にしています。主として紀元前三千年紀半ばから紀元前二千年紀前半の文献をあつかっています。現在、総合地球環境学研究所のインダスプロジェクトで研究員をしています。

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林 範彦
(HAYASHI Norihiko)

言語学を専攻しています。
主に中国雲南省のチベット・ビルマ諸語(チノ語・ハニ語・ラフ語・アチャン語など)を専門に研究していますが、東南アジア諸語をはじめ、様々な言語に関心があります。
2007年から神戸市外国語大学に勤務。
鈴木 博之
(SUZUKI Hiroyuki)

所属:日本学術振興会特別研究員・国立民族学博物館
専門:チベット言語学・音声学
調査対象言語:川西民族走廊で話されるチベット語方言、羌語支諸言語(川西走廊諸語)
無類のぶた好きです。
稲垣 和也
(INAGAKI Kazuya)

オーストロネシア、オセアニアの諸言語に興味を持っています。ボルネオ島のカドリ語という言語を中心に言語の記述的研究をおこなっています。2009年から南ブーゲンヴィルのナゴヴィシ・シベ語の記述も始めました。

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富田 愛佳
(TOMITA Aika)

専門は言語学で、中国雲南省西双版納で話されている現代タイ・ルー語の文法記述をしたいと考えています。いまは、『車里訳語』という、18世紀のタイ・ルー語語彙が収録された『華夷訳語』の一種の研究もしています。タイ諸語比較言語学や、タイ諸語以外の東南アジア諸言語にも関心をもっています。現在、京都大学大学院文学研究科博士課程在学中です。
林 由華
(HAYASHI Yuka)

所属:京都大学文学研究科言語学研究室(博士後期課程)
琉球語宮古諸方言、特にそのなかの池間方言を専門として記述研究しています。最近は通時的な研究にも少しずつ取り組むようになりました。Documentation(言語記録)も精力的に行っています。
野島 本泰
(NOJIMA Motoyasu)

台湾のブヌン語(オーストロネシア系)を専門に研究しています。台湾のほかにはフィリピン、関東方言にも関心があります。あと、ワラプ語(パプア・ニューギニア)のレッスンを受けました。言語類型論にも関心があり、名詞類別や動詞類別、語彙的接辞を含む動詞派生接辞、ボイス、疑問詞疑問文に興味があります。周杰倫のファンです。

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倉部 慶太
(KURABE Keita)

京都大学大学院。
研究テーマは、ジンポー(景頗、カチン)語の文法記述です。ジンポー語とは、ビルマ(ミャンマー)や中国などで話されている、チベット・ビルマ系の言語です。
仲尾 周一郎
(NAKAO Shuichiro)

南スーダンで話されるアラビア語ベースのピジン、ジュバ・アラビア語を勉強しています。ピジン・クレオール諸語やアフロ・アジア諸語その他に興味があります。
千田 俊太郎
(TIDA Syuntaro)

關心領域: ドム語、パプア諸語、朝鮮語、トク・ピシン、エスペラント、文字、プログラミング、ピアノ、麻雀、糠漬。
モットーは「樂しく」です。よろしくお願ひいたします。

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脇坂 美和子
  (WAKIZAKA Miwako)

パプア・ニューギニアの共通語のトクピシンを勉強しています。修士論文をオーストラリアのアデレード大学に提出し帰国しましたが、いったん社会復帰すべく求職中で学業は一時お休みしております。またぼちぼち言語学のリハビリを始めたいと思っています。
松本 亮
(MATSUMOTO Ryo)

対象言語は、ロシア・シベリアのエヴェンキ語を中心とした諸言語で、文法記述を目指しつつ、実際は類型論、接触による言語変化等に関心を持っています。ロシア留学期間中、サモエード諸語にも興味を持ち、特にネネツ語の文法記述などを進めています。広く、シベリアのアルタイ系言語、ウラル諸語、ロシア語の言語類型、接触、変化に関心があります。フィールド経験は少ないですが、どうぞよろしくお願いします。
高嶋 由布子
(TAKASHIMA Yufuko)

京大(人間・環境学研究科)認定退学の高嶋由布子です。研究テーマは知覚表現(認知言語学の枠組)。MPI で Language of Perception プロに参加しました。そこで Nick Evans先生に地球研を紹介されました。NII の坊農真弓研究室の手話関係プロにも出入りしています。空間を用いた言語の手話と、元は Space grammar とも言った Cognitive Grammar との相性はよさそう。音を表現するオノマトペと手話のアイコニシティに取り組みたいです。

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伊藤 雄馬
(ITO Yuma)

タイ北部で話される、ムラブリ語(モン・クメール諸語)を勉強しています。その周辺の言語やタイ諸語にも関心があります。また陸上競技が好きです。「走る言語学」を目指しています。
所属:京都大学大学院文学研究科。
白田 理人
(SHIRATA Rihito)

京大言語M1です。学部生のときに調査言語学に興味を持ち、卒業研究では、林由華さん・田窪先生にお世話になり、琉球語宮古池間方言の従属節でのテンス形式の対立につい て、記述的研究及び日本語との対照研究を行いました。修士課程で扱うテーマは未定ですが、宮古島で話されている琉球語の他の方言を扱うことを考えています。
武内 康則
(TAKEUCHI Yasunori)

現在、京大博士課程の3年で、未解読の契丹文字・契丹語の研究を行っています。また、現代モンゴル諸語や言語接触などについても興味を持っております。私が専門としているのは文献言語の研究ですが、記述言語学の研究方法・研究姿勢は文献の研究にも応用でき非常に重要である考えております。みなさまどうぞよろしくお願いします。