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2019年度

 

  2019.6.29
   「いばらだんご」をつくるイベント

 

甲賀市、大久保の里山を訪れて 「いばらだんご」をつくるイベントに参加してきました。 SATOYAMA+と大久保里山再生委員会の 皆さんが企画していただいたイベントです。 いばらだんごは、いばらもち、ともいいいます。 いばらの葉で、だんごを包んだお菓子です。

柏もちによく似たお菓子ですが、 柏の葉は使わずに サルトリイバラの葉で、だんごを包みます。

次のようにつくります。 里山から取ってきたサルトリイバラの葉を洗います。 ボウルに上新粉、白玉粉、塩、グラニュー糖を入れ、 お湯を注いで混ぜ合わせて、だんごをつくります。

だんごを手のひらで引き延ばして、あんこをつつみます。 そして、サルトリイバラの葉でだんごを包み、 蒸し器に入れて15分ほど蒸します。

いばら団子ができました。 いばらの葉の香り、あんこの甘味、 ほのかな塩味がちょうどよく、 とても美味しくいただきました。

お昼にご飯にやきそば、 きゅうりのおしんこもいただきました。

里山を案内していただき、 サルトリイバラが生えている いる場所を見せていただき、 里山の恵みを実感することができました。

ご参加された皆さんありがとうございました!
研究員 石橋弘之

 

 

  2019.6.17-18
   いきもの観察会(小佐治)

 

滋賀県甲賀市の小佐治にある佐山小学校で小学4年生を対象として生き物観察会を行いました。

前日から、川に定置網を設置しました。 小佐治にあるため池・川に、小佐治環境保全部会さんがもんどりを設置されていました。 川に設置した網には、ヌマムツ、ヨシノボリ、タイリクバラタナゴ、モツゴなどたくさん入っていました。 今年は数がとても多かったです(個体数は記録してあります)。

夜は地元の小学生も交えてのホタルの観察 今年は数はいたものの、なかなか飛翔しませんでした。 残念。 小佐治には、ヘイケホタルとゲンジホタルの2種類が確認されています。

また、ホタルを使った昔ながらの遊びを行っていました。 ナタネの枝を準備されていて、ホタルが止まると数匹ナタネにホタルが止まる様子も観察されました。 昔はこうして遊んでいたそうな(写真が無くてすみません) 60年ぶりにこうして遊んだと喜んでおられました。 肝心の生き物観察会でも、小学生がメダカやドジョウ、コオイムシやタイコウチなどたくさんの生き物を捕まえていました。

その後、小佐治環境保全部会さんが準備されていた顕微鏡を用いて、プランクトンの観察まで行いました。 動物プランクトンがたくさんいるおかげで、生き物がたくさんいるといるんだ という事を地元の方が小学生に説明されていました。 プランクトンも、前もって自分たちで観察し、動画を撮影したものを用意されていました。 その観察動画についても、前日の10時を過ぎても打ち合わせを行う等、地元の人たちはとても勉強熱心で、いつも感心します。

子供たちが、育生まれった場所には沢山の生き物がいて、それを保全し生き物と共生しながら、安心で安全なお米を作っておられる取り組みを行っているんだという事を少しでも学んでいただいて、 目で見て、手で触れて、田んぼのにおいをかいで、地元の違う世代との交流を通して、いろんな事を感じ取ってもらえたら。良いなと思います。
研究員 上原佳敏

 

 

  2019.5.7
   須原へ魚の観察

 

大型連休が終わりました。 皆さんはどうお過ごしでしたか。 連休の初めに雨が続いたので、調査地の一つである滋賀県野洲市の須原にお邪魔しました。 水田にはまだ水が張られていない所もありましたが、ぞくぞくと魚たちが魚道を上がっていました。 朝日に反射した魚たちがとても綺麗でした。 鮒が跳ねている様子は、太陽が完全に出てくるころ(7時頃)まで観察できました。 それ以降は、ジャンプがぱったりと止まってしまいました。 近くの川の浅瀬の葦帯では、いたるところでフナがパシャパシャパシャとせっている(産卵している)様子が観察されました。 ナマズもたくさん見られ、水の張った水田に入っている個体や、排水路で産卵している個体が観察できました。 フナについては見たところギンブナのようなので、つぎの雨でニゴロブナが遡上してくるであろうタイミングにまた足を運びたいと思います。
研究員 上原佳敏