日本地球惑星科学連合（JpGU）の2023年度のフェローに谷口真人副所長が選ばれました。JpGUは、国内の50以上の関連学協会に加え、8000人以上の研究者、技術者、科学コミュニケータ、市民などを含む組織です。JpGUフェローには、地球惑星科学において顕著な功績を挙げ、あるいは日本の地球惑星科学の活動に卓越した貢献をした人が選ばれます。5月21-26日に幕張メッセ（千葉県千葉市）で開催されたJpGU2003年大会で、25日に表彰式が行われました。

選出理由

地下水の流出過程及び地球温暖化影響の解明による，大気と海洋をつなぐ学際的な水循環研究への顕著な貢献により受賞 
 
※水文学関係では谷誠京都大学名誉教授に次いで2人目です。 

谷口副所長コメント

このたびは、栄誉あるJpGU フェローに選出され、大変光栄です。これまで、大気と海洋を地下水でつなぐ研究や、地球規模の気候・環境変動と強く結びついた学際的研究を進めることができたのは、異なる専門分野の研究者と常に議論をすることができる恵まれた研究環境があったからです。これからも引き続き、社会の中の科学として、新しい分野の開拓へとつながる挑戦的な研究を進めていきたいと思います。

関連リンク

日本地球惑星科学連合（JpGU）ウェブサイト 

谷口真人副所長ウェブページ