国際測地学地球物理学連合(IUGG: The International Union of Geodesy and Geophysics)フェローに谷口真人副所長が選出されました。

IUGGは、地球科学・地球環境科学のほぼ全ての領域の国際学会(IACS：雪氷圏科学、IAG：測地学、IAGA：地球電磁気・超高層大気物理学、IAHS：水文科学、IAMAS：気象学・大気科学、IAPSO：海洋物理科学、IASPEI：地震・地球内部物理学、IAVCEI：火山・地球内部化学)をつなぐ国際的な研究者の連合です。IUGGフェローには、測地学または地球物理学の研究及び国際協力に卓越した貢献をし、地球・宇宙科学の分野で秀でた業績をあげた人が選ばれます。IUGG Elected Fellowとしては日本人初の選出となり、2023年は５名のみが選出されました。

今年7月にベルリンで開かれるIUGG2023総会の閉会式で授賞式が行われます。

選出理由

地球規模の気候・環境変動と強く結びついた地球環境学、特に地下水水文学への卓越した国際的貢献が評価された。

谷口副所長コメント

このたび、栄誉あるIUGG Fellowに選出され、大変光栄に存じます。専門の地下水水文学に加え、気象学や海洋学、地球熱学や測地学などとの学際的な研究を進める中で、地球規模の気候・環境変動と強く結びついた地球環境学研究を進めることができたのも、恵まれた研究環境と研究仲間があったからだと深く感謝しています。どうもありがとうございました。

【関連リンク】
国際測地学地球物理学連合(IUGG: The International Union of Geodesy and Geophysics)
https://iugg.org/

谷口真人副所長ウェブページ
https://www.chikyu.ac.jp/rihn/activities/project/staff/taniguchi/