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土地利用革新のための知の集約プログラムセミナーシリーズ第13回
「『自由貿易』はどこに向かうのか?農林水産物の貿易と環境へのインプリケーション」

日時 ​2025年5月12日(月)14:00 - 16:00
会場 総合地球環境学研究所 ​セミナー室3・4 および オンライン
参加方法 事前申込制、参加費無料
下記のURL へアクセスいただき、必要事項をご記入の上、お申込みください。
【申込締切:5/9(金)】https://forms.gle/cjmAnm4JDBcGsGKq6
開催趣旨 米国による相互関税(Reciprocal Tariff)の導入をはじめとする一連の貿易政策は第二次大戦後に構築されてきた自由貿易システムの根幹を揺るがしかねないものとして多くの国際政治経済に係る実務者や研究者が強い懸念を示しています。さらに、今回の措置はさまざまな財の生産や貿易に大きな変更をもたらす可能性があり、結果として地球環境問題の緩和や適応に対してもさまざまな不確実性をもたらすことが予想されます。土地利用の観点からはとくに今回の措置のみならずそれが自由貿易体制に対してもたらす潜在的なインプリケーションが農林水産物の貿易に与える影響を注視する必要があります。

そこで、今回のプログラムセミナーでは、農林水産物貿易交渉の最前線を経験され、農林水産省退官後はそのご経験をもとに博士論文をまとめられるとともに、国際貿易ルールのあり方についての多面的な研究・執筆活動を行っておられます林正徳氏に、国際貿易ルールの歴史的展開と今後の展望、さらに我が国の食料システムが土地利用に及ぼしている影響など幅広い観点からお話をいただきます。さらに林氏のお話の後に、今後の自由貿易体制を農林水産物貿易に焦点をあてつつ専門家を交えて議論をすることとします。
プログラム 14:00 趣旨説明
荘林 幹太郎(総合地球環境学研究所)

14:05 講演
「貿易ルールの歴史的展開と我が国の食料システム」
林 正徳 氏(早稲田大学地域・地域間研究機構(日米研究所)招聘研究員)
 
15:05 ディスカッション
· 林 正徳 氏(早稲田大学地域・地域間研究機構(日米研究所)招聘研究員)
· 横井 幸生 氏(農業・食品産業技術総合研究機構NARO開発戦略センター連携戦略グループ主席研究員 元国際植物防疫条約事務局長)
· 牛草 哲朗 氏(輸入食糧協議会副会長・事務局長 元OECD農業委員会議長)
· 荘林 幹太郎(総合地球環境学研究所)
 
16:00 閉会挨拶
荘林 幹太郎(総合地球環境学研究所)
主催 総合地球環境学研究所
土地利用革新のための知の集約プログラム
お問い合わせ 土地利用革新のための知の集約プログラム
戞山(かつやま)
E-mail: katsuyama[at]chikyu.ac.jp  *[at]を@に変えてお送りください

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