吉田 丈人Takehito Yoshida
担当
役職／肩書
総合地球環境学研究所准教授
所属
東京大学大学院総合文化研究科准教授
専門分野
生態学
陸水学
経歴
福井県出身。専門は、生態学と陸水学。生物や生態系に見られる多様性や複雑性を適応やシステムの視点から解き明かす研究と、人と自然のかかわりの理解と その持続可能性についての研究に取り組んでいます。
Q&A
- 地球研ではどんな研究をしていますか？
- 生態系を活用した防災減災（Eco-DRR）が発揮する多様な機能を評価するには、さまざまな学術分野の知識や手法が必要です。そのため、多くの学術分野の研究者と協力しながら、Eco-DRRの機能評価に取り組んでいます。また、社会の多様な関係者と連携して、Eco-DRRの社会実装に向けた取組みも進めています。地域の現場で連携するために、フィールドに出かけることもしばしばあります。コロナ禍の影響で以前のようにはフィールドに行けませんが、オンラインツールを活用しながら連携を継続しています。地球研でのプロジェクト研究の終了まで、あと1年となりました。ウェブサイトを活用した研究成果の発信が始まるなど、プロジェクトの成果をまとめることに取組みつつあります。
- 地球研で研究したい人に向けてのメッセージは？
- 地球研は、学術的にも日常生活の面でも面白く、さまざまな挑戦や学びができる研究所です。だだっ広い研究室に最初は戸惑うかもしれませんが、バーベキューのできる中庭や京都大学の演習林へ続く小道など、開放的な雰囲気は良い特徴です。自然と人のかかわりを、さまざまな学術分野の研究者が多様な視点から解明し、複雑に絡む数々の課題を解決しようと取り組んでおり、多くの刺激と励ましをもらえます。