9月19日、日本学術会議の会長談話として「「地球温暖化」への取組に関する緊急メッセージ」が発出されました。
地球研所長安成哲三が委員長を務める日本学術会議のFuture Earthの推進と連携に関する委員会では、関連する委員会・分科会とも連携し、急激に進行している「地球温暖化」とその影響に対し、科学者コミュニティとしてどう取り組むべきか、社会とどう協働すべきかを検討してまいりました。
この議論には、Future Earth国際事務局のグローバルハブ日本(東京大学・国立環境研究所など)や地球研が担っているFuture Earthアジア地域センターも参画しています。
9月23日にニューヨークで行われる国連気候行動サミットに合わせて、国内の関係機関や市民に対し、この問題の重要性と緊急性を伝えるために、学術会議の会長談話という形で発信したものです。
地球研も諸機関と連携を図りながら、地球規模の課題の解決に向けて積極的に取り組んでまいります。
総合地球環境学研究所 所長 安成哲三