2018年12月17日、一般社団法人環境情報科学センターが主催する「第15回環境情報科学ポスターセッション」にて、地球研・増原直樹上級研究員と法政大学・岩見麻子特任研究員、大阪大学・松井孝典助教の発表「日本の自治体におけるSDGsの認識状況:未来都市の計画・事業内容を題材として」が、優秀ポスター賞(事務局長賞)を受賞しました。
本ポスターの内容は、自治体がSDGsをどのように認識し、自治体計画の中に取り込もうとしているのかという問題意識に基づいて、環境モデル都市・環境未来都市からSDGs未来都市に至る10年間の政府の取組み経緯を概観したうえで、全国29のSDGs未来都市が掲げている17の目標・169のターゲットの分布を初めて明らかにしたものです。さらに、SDGsのローカライズ指標と各都市計画との関係やSDGs未来都市が進捗評価のために独自に示すKPI(Key Performance Indicator)の設定傾向についても分析されています。

受賞した増原直樹上級研究員