10月14日から19日にかけてつくば国際会議場ほかにて開催された 第17回世界湖沼会議 において、地球研 栄養循環プロジェクト の Lambino, Ria Adoracion 研究員が霞ヶ浦賞を受賞しました。霞ヶ浦賞は、開発途上国の研究者等による湖沼環境保全に関する優れた論文を顕彰することにより、国際的な湖沼環境保全に関する研究や技術開発の進展に寄与することを目的として、開催地である茨城県によって創設された賞です。栄養循環プロジェクトが、フィリピンのシラン・サンタローザの流域ガバナンスについて、現地の共同研究者やステークホルダーと進めている研究に関する論文が評価され受賞となりました。授賞式には、秋篠宮ご夫妻もご出席され、殿下がお祝いのお言葉を述べられました。
また、同研究に関連する、Lambino研究員の口頭発表及び共同研究員のJocelyn Siapno氏(フィリピン ラグナ湖開発公社)のポスター発表がそれぞれ優秀発表賞を受賞しました。

Lambino研究員

Siapno氏と奥田准教授(栄養循環プロジェクトリーダー)