石田卓也研究員が日本陸水学会にて口頭発表賞を受賞

2018年10月8日に岡山大学にて開催された日本陸水学会において、地球研栄養循環プロジェクト石田卓也研究員が優秀口頭発表賞を受賞しました。

「冬水田んぼ」とよばれる、稲を収穫した後の乾いた状態にある水田に水を入れて冬の間貯めておく農法がありますが、この「冬水田んぼ」には、鳥が餌を探しにきたり、カエルが産卵にくるなど、生き物にとって貴重な場となっています。

石田研究員らのグループでは、「冬水田んぼ」と栄養循環の関係について調査し、「冬水田んぼ」を行うと春に田起こしをした際、重要な栄養であるリンが水田から流れ出てしまうのを低減する効果があることを明らかにしました。 今回は、小佐治(滋賀県 甲賀市)で行った実践的研究の成果発表が評価され、受賞に至りました。

石田卓也研究員

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