地球研ではハチミツの日(8/3)にちなんで、ニホンミツバチ用巣箱を初めて設置しました。
設置に際してセミナーを開催し、日本における養蜂とミツバチをめぐる問題について研究しているMaximilian SPIEGELBERG (研究員)、Christoph RUPPRECHT(上級研究員)、真貝 理香(外来研究員)らの研究チームが、ミツバチや蜜源植物の減少している現状や、養蜂家に対して養蜂の現状・課題などについてのアンケート調査、市民への環境意識アンケート調査を行った結果を報告しました。
巣箱は地球研の林の中に2つ設置しました。春の巣わかれ(分蜂)の時季が過ぎてしまっているので、ミツバチは入居する可能性は低いですが、試験的に置いてみました。
運よくミツバチが入居すれば、定期的にミツバチやハチミツなどのサンプルが得られるため、 地球研周辺の景観や環境(農薬散布・蜜源植物の状況など)の分析や、ひいては環境教育や都市緑化にも生かすことが期待できます。
設置後の経過観察はSNSなどで随時発信していきます。
セミナーの様子
設置した巣箱