総合地球環境学研究所(地球研)FEASTプロジェクトでは、食と農に関する問題を生産・流通・小売・消費・廃棄を含むシステム全体から捉え、食と農をつなぐさまざまな人びとが連携して改善できる仕組み作りを行っています。そして、FEASTプロジェクト第2研究グループでは、持続可能な食と農の実現に向け、日本各地(京都府京都市と亀岡市、長野県長野市、秋田県能代市)で社会転換型アクションリサーチを実践しています。2017年度は亀岡市において市民参加型ワークショップを開催しており、農業、食品加工、飲食業等の食の提供に携わる方々、子育て、福祉、栄養分野の専門家の皆様や消費者といった16名の市民にご参画いただいています。ワークショップの目的は食に関わる地域の課題を掘り起こすとともに、地域の食と農の未来を考える住民主体の諮問組織の設立を目指すことです。11月20日に開催予定の次回ワークショップでは、過去2回の成果を受け、社会転換のための第一歩を検討します。報道機関関係者の方のご取材をお待ちしております。
ワークショップ各回の内容
- 第3回 11月20日(月)(次回) ※一般の参加者の方の新規の受付はできません。
- 第2回 10月16日(月)(実施済)
- 第1回 9月27日(水)(実施済)
テーマ「亀岡の食と農の未来計画を構想しよう」
3つのグループで設定した食と農の未来のあるべき姿から具体的な課題を抽出し、バックキャスティングという手法で具体的なアクションを構想します。
テーマ「未来を考えるってどういうこと?」
「メニュー・食材(食事)」「人のつながり(食卓)」「地域(経済・環境)」という3つの切り口で理想を描き、あるべき食と農の未来に向けた目標設定を行いました。
テーマ「30年後の亀岡の理想の食卓を考えよう」
亀岡の理想の食卓を描く作業を通して、食と農のあるべき未来に対して個々人が持っている理想像を抽出し、情報を共有しました。
FEASTプロジェクト第2研究グループについてと秋田県能代市での
ワークショップメディア掲載情報はこちら
- 日 時
- 2017年11月20日(月) 18:00 - 21:00(18:15開場)
- 場 所
- ガレリアかめおか2階研修室
(京都府亀岡市余部町宝久保1−1)(⇒アクセス) - 主 催
- 総合地球環境学研究所 FEASTプロジェクト
- 講 師
- 京都大学農学研究科 教授 秋津元輝(FEASTプロジェクト第2研究グループ代表)
- 取材申し込み
下記の問い合わせ先までご連絡ください。
※取材いただける場合、16時30分より事前の説明時間を設けます(1階クラブ室にて)。
- 問い合わせ先
総合地球環境学研究所 FEASTプロジェクト(研究室7)
松岡 祐子
TEL: 075-707-2378 FAX:075-707-2508
e-mail: