同志社大学リーディング大学院プログラムにより来日しているフィリピン大学ロスバニオス校の学生が研修の一環で地球研を訪問しました。
マレー・ハイン教授から地球研の研究活動全般について説明を行い、その後所内施設やプロジェクト研究室を案内し、研究活動についての紹介を行いました。
環太平洋ネクサスプロジェクトでは遠藤愛子准教授よりフィリピンのカランバとロスバニオスにて実施した水・エネルギー資源に関するアンケート調査について、小規模経済プロジェクトでは真貝理香研究員より現在分析中の東北地方の遺跡から見つかった堅果類資料の説明や、歴史から現代を通してみた食の多様性、重要性について、そして栄養循環プロジェクトでは奥田昇准教授からラグナ湖での堤防建設の問題など、それぞれの研究に関する説明を行いました。訪れた大学院生は熱心に説明を聞き、研究者と積極的に意見交換を行うなど、地球研の活動に興味を持っている様子がうかがえました。地球研では今後もこのような学術交流などを通じて教育・研究の更なる推進を図ってきたいと考えています。
文責:総務企画係(広報)

所内見学の様子


プロジェクト研究室訪問の様子