2017年1月24日(火)に第69回地球研市民セミナー「生物多様性の問題を社会に根づかせる―」が京都教育文化センターにて開催され、59名の方々にお越しいただきました。前半は中静透特任教授による講演、後半は王智弘プロジェクト研究員が加わっての対談を通して、私たちの日常生活にも関わる生物多様性の重要性や、最近の地方自治体や企業の取り組みなどからこれからの生物多様性問題を考えました。質疑応答の時間には、景気と環境保全の関係や、企業緑地や認証制度など、会場から多くの質問があり、活発なやりとりが交わされました。
当日の模様は、後日動画にて公開いたします。
地球研市民セミナーは、地球研に関わる研究者が最新の研究についてその過程も含めてお伝えすることを目指し、地球研や京都市内の場にて不定期に開催するイベントです。専門用語や難しい概念を使用せず、地球研の最新の研究成果や環境の大切さを伝えるように努めていますので、お気軽にお越しください。次回は、2017年2月9日(木)に地球研講演室にて開催いたします。
■当日の様子

聴衆に語りかける中静特任教授

中静特任教授(左)王智弘研究員(右)による対談

会場となった京都教育文化センター