2016年11月28日(月)に第68回地球研市民セミナー「環境史から考える近代アジア―成長パラダイムから持続性パラダイムへ―」が開催され、約70名の方々にお越しいただきました。前半は杉原薫特任教授による講演、後半は鎌谷かおる(プロジェクト研究員)が加わっての対談を通して、膨大な人口を維持してきたモンスーンアジア地域の歴史を振り返りながら、経済発展と環境の持続性をどのように両立させていけばよいか、そのヒントを探りました。当日の模様は、後日動画にて公開いたします。
地球研市民セミナーは、地球研に関わる研究者が最新の研究についてその過程も含めてお伝えすることを目指し、地球研や京都市内の場にて不定期に開催するイベントです。専門用語や難しい概念を使用せず、環境の大切さを伝えるように努めていますので、お気軽にお越しください。次回につきましては、詳細が決まり次第、ホームページにてお知らせします。

講演する杉原特任教授

杉原特任教授と対談する鎌谷かおる研究員

セミナーの様子