第68回地球研市民セミナー

環境史から考える近代アジア―成長パラダイムから持続性パラダイムへ―

総合地球環境学研究所(地球研)では、地球環境問題を具体例に則してわかりやすく解説した「地球研市民セミナー」を年に数回開催しております。

下記のとおり、第68回「地球研市民セミナー」を開催いたします。参加を希望される方は、開催日、お名前、ご連絡先(e-mailアドレス・住所・電話番号・FAX番号のいずれか)をご記入の上、e-mail、電話またはFAXにてお申し込みください。

なお、今回の会場はハートピア京都、時間は18:30-20:00(18:00開場)となっておりますので、お間違えのないようお願いいたします。

テーマ
環境史から考える近代アジア―成長パラダイムから持続性パラダイムへ―
趣 旨

アジアの近代経済成長はいかなる環境的基盤のもとに達成されたのでしょうか。最初に高度成長を経験したのは日本、韓国、台湾など太平洋の西岸に位置する国々でした。原油などを輸入できる港湾を建設し、その近くに工業地帯を作り、そこに多くの人口を集中させました。労働力の質を高め、競争力のある工業品を輸出して外貨を稼げば、必要な資源・エネルギーを確保することができたわけです。東南アジアのいくつかの国と中国の沿岸部もこれらの地域に続いて発展しました。

しかし、このような化石資源と労働の集中的な組みあわせは、開発主義国家が作り出したものです。工業地帯に労働、食糧、水、電気などを供給する周辺地域や生態系にも十分配慮した戦略だったわけではありません。本セミナーでは、膨大な人口を維持してきたモンスーンアジア地域の歴史を振り返りつつ、経済発展を環境の持続性とどのように両立させていけばよいかを考えたいと思います。

講 師
杉原 薫(地球研特任教授)
聞き手
鎌谷 かおる(地球研プロジェクト研究員)
日 時
平成28年11月28日(月)18:30-20:00(18:00 開場)
会 場

ハートピア京都3階大会議室(⇒アクセス

ご来場の際には、公共交通機関をご利用くださいますようお願いいたします。

聴 講
無料(どなたでも聴講できます)
定 員
200名(申込先着順)
主 催
総合地球環境学研究所
後 援
京都府
申込方法
e-mail、電話、FAXにて受付(開催日、お名前、ご連絡先をご記入ください)

(アーカイブ配信用にビデオ撮影を行います)

申込・お問い合わせ

総合地球環境学研究所 広報室

E-mail:E-mail

TEL:075-707-2128   FAX:075-707-2106

〒603-8047 京都市北区上賀茂本山457-4

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大学共同利用機関法人 人間文化研究機構
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Tel.075-707-2100 (代表)  Fax.075-707-2106 (代表)

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