第18回オープンチームサイエンスウェビナー

伝統知のビジュアライゼーション:オマーン石造家屋の解剖と再生

オープンチームサイエンスプロジェクトでは、プロジェクトの近況をお伝えするために、プロジェクトメンバーによるウェビナー(インターネットで中継するセミナー)を月1回程度、平日昼休みの時間帯に開催しています。

お弁当を食べながら聴講いただけますので、どうぞ気軽にご参加ください。

日 時
2020年6月26日(金)12:15 - 13:00
場 所
Zoom(ミーティングIDは連絡担当者にお問い合わせください)
主 催
総合地球環境学研究所オープンチームサイエンスプロジェクト
話し手
林 憲吾(東京大学生産技術研究所・准教授)
聞き手
中原聖乃
タイトル
伝統知のビジュアライゼーション:オマーン石造家屋の解剖と再生
要 旨

オマーン南部のサラーラという都市で、一軒の石造家屋の修復を私たちは依頼された。1970年代の近代化政策を契機に、オマーンの人々は伝統家屋を離れ、郊外のコンクリートの住宅に移住したが、50年近くを経て、放置していたかつて家を文化遺産として活用したいと考え始めたからである。しかし、私たちが直面した問題は、伝統家屋の構法や材料の調達方法が、ここ50年ほどで日常からは見えなくなってしまったことである。本発表では、石工たちの記憶からその伝統知を再び可視化し、修復に応用するためにそれを科学知と繋げる取り組みについて紹介する。

連絡担当者
オープンチームサイエンスプロジェクト 末次聡子 E-mail
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    「伝統知のビジュアライゼーション:オマーン石造家屋の解剖と再生」
大学共同利用機関法人 人間文化研究機構
総合地球環境学研究所

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Tel.075-707-2100 (代表)  Fax.075-707-2106 (代表)

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