大津波で被災した三陸沿岸部は、巨大なコンクリートに覆われました。
発災以前から、少子高齢化や人口減少などの社会問題で疲弊してきた三陸の市町村。そこに追い打ちをかけたのが東日本大震災です。さらに巨大な防潮堤建設が、地域のつながりも分断しました。
しかし、そうした大きな流れに抗った地域もあります。「家も車も流された。でも人のつながりだけは流されなかった」という人がいる地域は、新しい人と人とのつながりを生み出しました。なぜ、それが可能になったのか?
本シンポジウムは、巨大防潮堤建設問題とその後のまちづくり活動に関わる者による、記録として残すべき情報の共有を目的とします。
- 日 時
- 2020年2月29日(土)13:00 - 16:00 ⇒ 開催延期(日時未定)
- 場 所
- 東洋大学白山キャンパス 8号館7階125記念ホール (⇒ アクセス)
- 主 催
- 人間文化研究機構 広領域基幹研究プロジェクト「日本列島における地域社会変貌・災害からの地域文化の再構築」(総合地球環境学研究所)
東洋大学社会学部社会文化システム学科 - 参加費
- 無料(事前申し込み不要)
- プログラム
- ○挨拶
- ○趣旨説明
- ○基調報告「森は海の恋人 人の心に木を植える」
- ○パネルディスカッション
- ○閉会の挨拶
中静 透(総合地球環境学研究所)
阿部健一(総合地球環境学研究所)
報告者:畠山重篤氏(NPO法人森は海の恋人理事長)
パネリスト 菅原昭彦氏(防潮堤を勉強する会代表・気仙沼「男山」代表取締役)
三浦友幸氏(気仙沼市議会議員)
里見 容氏((一社)プロジェクトリアス代表)
コーディネーター:阿部健一(総合地球環境学研究所)
長津一史氏(東洋大学)
- 連絡先
- 研究基盤国際センター・コミュニケーション部門
黒田