展覧会「にもかかわらず 風土を紡ぐ 地球展」延期のお知らせ
先般よりご案内させて頂いておりました、2020年2月28日(金)-3月1日(日)開催の展覧会「にもかかわらず 風土を紡ぐ 地球展」につきまして、新型コロナウイルスに関わる状況が日々変化しており、先の見通しが立たない状況が続いていることから、参加者の皆様、関係者の皆様の健康と安全を第一優先に、熟慮した結果、イベント開催を見合わせることに致しましたのでお知らせ致します。
楽しみにされていた皆様には、多大なご迷惑をおかけしますこと、また展覧会開催日の直前のご案内となりましたことを、心より深くお詫び申し上げます。
新型コロナウイルスの状況等も勘案しまして、予定していた展覧会の内容は、6月以降、あらためて開催日をお知らせします。また、弊所ホームページやソーシャルネットワーク等で今後の予定についてもお知らせいたしますので、何卒ご理解いただけますよう、よろしくお願い致します。

現在、人間活動による影響が地球環境システムを大きく改変しようとしています。
わたしたちは、地球環境へ悪影響を及ぼしているにもかかわらず、あたりまえのように自然の恵みを享受しています。暮らしを彩るこの風景は、わたしたちに何を語りかけているのでしょうか。
本展覧会では、陶芸家と美術家とおばあちゃんと研究者が、相互に往来しながら地球への眼差しを展示します。自分で採取した土を舐めてその性質・性格を理解して作品にしていく陶芸家。自ら山へ入って採取した野生の雁皮から和紙を漉き、花火によって永遠を描き出す美術家。集落で暮らした思いを詞にしたおばあちゃん。環境と風土の研究を通じて人と人をつなぐ研究者。
地球という有限の資源の中で、わたしたちはいかに楽しく、賢く、豊かに生きていけるか。改めて、地球の語りに耳を傾け、自然に寄り添った生活世界にしていかなければなりません。みなさんと共に考える地球展を開催したいと思います。
- 日 時
- 2020年2月28日(金)10:00 - 3月1日(日)16:00 ⇒ 開催延期(日時未定)
- 場 所
- 法然院(京都市左京区鹿ヶ谷御所ノ段町30番地) (⇒ アクセス)
- 主 催
- 総合地球環境学研究所 博物館・展示を活用した最先端研究の可視化・高度化事業 民の世界-大学と地域の連携による記憶・技術・風土の継承(代表 三村豊)
- 共 催
- 京都精華大学 アフリカ・アジア現代文化研究センター(設立準備室)
- 協 賛
- フィールドソサイエティー
- 協 力
- 法然院
- トークイベント
十握周作、山口和也、三村豊
2月29日(土)16:15 - 17:30
会場:法然院 庫裏
※お申し込みは不要です。当日直接お越しください。
- お問い合わせ先
- 総合地球環境学研究所 研究基盤国際センター
コミュニケーション部門 三村豊