地域の伝統を見なおし、未来のレシピのための映像とワークショップを行います。食は、日々の体の糧であると同時に、心の糧。今日の食は、未来を作ります。そして、食の記憶は、100歳まで残ります。やんばる田嘉里に住む100歳の深福(しんふく)さんの食インタビューと農園の映像、京都の子供たちの書いた食の絵画を見ながら、伝統の味と未来の食について考えてみませんか。
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深福さんは、100才の今でも、毎日、シークワーサーを収穫します。その深福さんを支えるのが、毎日のごはん。好ききらいなく何でも食べます。そんな深福さんの思い出の味は、子どもの時に食べたサツマイモ。家で作っていたあの甘い味が忘れられないそうです。それは「深福さんの100才ごはん」。では、あなたが、100才になった時、どんな味を思い出すでしょう? あなたが、いま、好きな食べものの絵をかいてみよう。それが、きっと、あなたの「未来の100才ごはん」!
- 日 時
- 2019年11月28日(木)
第1部 14:00 - 15:00, 第2部 19:00 - 20:00 - 会 場
- 田嘉里集落センター (⇒アクセス)
(沖縄県国頭郡大宜味村字田嘉里472) - プログラム
- 第1部「高齢者に聞く地域の味~ゆんたく~」
- 第2部「あなたの未来の100才ごはん~ワークショップ~」
14:00 - 15:00
田嘉里区デイケアサービスの利用者(高齢者)のみなさんに映像を見ていただき、昔の味についてゆんたく(おしゃべり)します
19:00 - 20:00
子供たちに、深福さんのインタビュー映像と京都の子供たちの描いた絵を見てもらった後、好きなごはんの絵を描いてもらい、未来の100才ごはんについて考えます。
- 主 催
- 総合地球環境学研究所 令和元年度「博物館・展示を活用した最先端研究の可視化・高度化事業」(「文化の記録・継承における開かれた関与を可能にする実践と理論化-食と方言の動画作成と双方向展示を通して」代表・熊澤輝一)
- 共 催
- トヨタ財団 2018年度研究助成プログラム特定課題「先端技術と共創する人間社会」助成研究「人間と計算機が知識を処理し合う未来社会の風土論」(代表・熊澤輝一)
- 協 力
- 大宜味村田嘉里区
- 問い合わせ
- 寺田匡宏(総合地球環境学研究所客員准教授)

*本イベントは田嘉里区住民の方が対象ですが、関心のある方はご参加いただけます。見学ご希望の際は、下記までご連絡ください。