総合地球環境学研究所(以下地球研)は、5月20日(月)から6月21日(金)にかけて文部科学省エントランスにて、地球研の特色ある取組みを社会に広く紹介する展示を行います。
今回のテーマは「みんなで創る地球環境ポスター展」とし、地球研が所蔵する「国連子供環境ポスター原画コンテスト」の作品を活用した教育ワークショップの成果をお披露目します。また展示期間中には環境教育に関する公開セミナーも開催しますので、是非ご参加ください。
- 日 時
- 令和元(2019)年5月20日(月)~ 6月21日(金) 10:00 - 18:00
※土曜日、日曜日、祝日、休館 - 場 所
- 文部科学省新庁舎2階エントランス (⇒アクセス)
(〒100-8959 東京都千代田区霞が関3-2-2) - そ の 他
- 予約不要、入場無料。どなたでもご覧いただけます。
- 国連子供環境ポスター原画コンテストの作品
- 教育ワークショップの成果紹介パネル(滋賀県草津市立渋川小学校児童による解説文)
- 渋川小学校及び世界各国で開催した教育ワークショップの紹介動画及び資料
- 日 時
- 6月24日(月)13:30 - 15:30
- 場 所
- 文部科学省情報ひろばラウンジ(1F)
- 講 師
- 阿部 健一(地球研コミュニケーション部門長・教授)
- お問い合わせ
総合地球環境学研究所広報室
TEL: 075-707-2401 / FAX: 075-707-2106 / E-mail:
【開催概要】
【展示物】
公開セミナー『環境教育「RIHN」メソッド 課題解決から価値創造へ』
地球環境問題について何を「教える」ことができるのか・・・・。
地球環境問題が明示するのは、今の社会とそれを支える価値観を変えなければならないということ。たとえば国際的環境教育プログラムKLaSiCa では、知識・情報を伝えるだけでなく、社会を変える具体的な行動を起こすための「学習」が必要と考えています。また解決のために一つの正解があるわけではありません。いくつかの選択肢の中から、選択する「教養」が求められています。事実命題ではなく、価値問題を問う設計科学的な思考が必要です。
環境問題の解決とは、まず、豊かさとは何かを考え、そのための目標を立てることです。SDGsもその延長線上に掲げられました。環境問題の根底に文化と価値の問題があると考える総合地球環境学研究所(RIHN)でも、「環境教育」のありかたを考えることは大きな課題の一つです。われわれの考えと試みを紹介したうえで、環境教育に関して意見交換ができればと思っています。