- 日 時
- 2018年12月16日(日) 13:00 - 17:00
- 場 所
- 東京大学本郷キャンパス 弥生講堂(⇒アクセス)
(〒113-8657 東京都文京区弥生1-1-1 東京大学農学部内) - 主 催
- 日本学術会議
地域研究委員会・環境委員会・地球惑星科学委員会合同地球環境変化の人間的側面(HD)分科会
大学共同利用機関法人 人間文化研究機構 総合地球環境学研究所 - 参 加
- 入場無料・申込不要
- 問い合わせ先
総合地球環境学研究所研究基盤国際センター コミュニケーション部門
tel:075-707-2440 fax: 075-707-2510
email :
- 13:00 開会挨拶
- 趣旨説明
- 13:10 講演1:人新世という言葉の由来と背景
- 13:35 講演2 パリ協定:トップダウンからボトムアップへ
- 14:00 講演3 世界遺産地域管理における情報技術の導入
- 14:25 講演4 環境問題が変える未来社会の消費者
- 14:50 休憩(15 分)
- 15:05 講演5 人口減少下の農村と農業:ネパールと日本
- 15:30 講演6 居住地選択における環境要因の意義
- 15:55 総合討論
- 16:55 閉会挨拶
- 17:00 閉会
地球環境問題は大きく変わっています。
国家が主体であったものが、一人ひとりが、地球の将来を考え、具体的な行動を起こす時代になってきたのです。
「人新世」という概念が喚起するのも、一人ひとりの行動の重要性です。「人新世」は、人間活動の集積が、地質学的変化を引き起こすほど、地球システムに影響を与える可能性を示しているからです。日本学術会議の「地球環境変化の人間的側面(HD)」分科会は、まさにこの点を考えてきました。
本シンポジウムでは、人新世という概念の生まれた背景から、将来に向けた具体的な提言まで、最新の研究成果を提示しながら、地球システムと一人ひとりの人間の未来について議論したいと思っています。
プログラム
春山 成子 日本学術会第三部会員、三重大学大学院生物資源研究科教授
阿部 健一 日本学術会議特任連携会員、総合地球環境学研究所・教授
岡本 耕平 日本学術会議連携会員、名古屋大学大学院環境研究科研究科長
亀山 康子 日本学術会議連携会員、国立環境研究所社会環境システム研究センター副センター長
山口 しのぶ 日本学術会議連携会員、東京工業大学学術国際情報センター教授
吉田 謙太郎 日本学術会議連携会員 九州大学エネルギー研究教育機構教授
櫻井 武司 日本学術会議連携会員、東京大学大学院農学生命科学研究科教授
石川 義孝 日本学術会議第一部会員、帝京大学経済学部教授
氷見山 幸夫 日本学術会議連携会員、北海道教育大学名誉教授