
日本人の自然観への深い理解から、風土学を構築されたオギュスタン・ベルク教授。その功績からこのたびコスモス国際賞を受賞されます。受賞を記念しての講演では、風土学が地球の未来に果たす役割についてお話しいただきます。
講演に引き続き「対話」を軸としたシンポジウムを開催いたします。
今西錦司の進化論・自然学をめぐるベルク教授と山極壽一・京都大学総長の対話を皮切りに、欧米とは異なる日本人の自然観について理解を深め、地球環境問題の解決のために日本から何を発信できるのか、議論したいと思っています。
- 日 時
- 2018年10月21日(日)10:00 - 17:15
- 場 所
- 京都大学吉田キャンパス国際科学イノベーション棟5階 シンポジウムホール(⇒アクセス)
- 主 催
- 公益財団法人花と緑の博覧会記念協会、KYOTO地球環境の殿堂、
総合地球環境学研究所 - 後 援
- 京都府、京都市、京都新聞
- 使用言語
- 日本語
- 入 場
- 無料・申込不要
- お問い合わせ
- 総合地球環境学研究所 研究基盤国際センターコミュニケーション部門
tel : 075-707-2502 fax: 075-707-2510 e-mail: - 10:00
- 10:10
- 10:20
- 11:00
- 12:00
- 13:00
- 13:45
- 14:30
- 15:15
- 16:00
- 16:15
- 17:15
プログラム
ファシリテーター:上原 麻有子(京都大学文学研究科 教授)
阿部 健一(総合地球環境学研究所 教授)
趣旨説明
上原 麻有子(京都大学文学研究科 教授)/阿部 健一(総合地球環境学研究所 教授)
受賞者紹介
秋道 智彌(「コスモス国際賞」委員会委員・地球研 名誉教授)
コスモス国際賞受賞記念講演「持続可能性の風土学的基盤」
オギュスタン・ベルク
2018 年コスモス国際賞受賞者(第8回KYOTO 地球環境の殿堂入り者・フランス国立社会科学高等研究院 教授)
基調対談「今西自然学の現代的意義」
オギュスタン・ベルク × 山極 壽一(京都大学 総長)
休憩
「農業をめぐる対話:自然の豊かさの活かしかた」
林 浩昭(国東半島宇佐地域世界農業遺産推進協議会 会長・地球研 客員教授)× 川口 航(京都大学文学部 学生)
「自然災害をめぐる対話:厳しい自然を豊かに生きる」
佐々木 健(岩手県大槌町 前職員)× ヨアン・モロー(パリ国立高等鉱業学校・地球研 客員准教授)
「信仰をめぐる対話:慈母の自然と厳父の自然」
畠山 重篤(気仙沼カキ養殖業・京都大学 客員教授・第6回KYOTO地球環境の殿堂入り者)× 嶋田 奈穂子(地球研 研究員)
「自然の哲学をめぐる対話:人と自然の二項対立を越えて」
ギュンター・フィガール(フライブルク大学 教授)× 嶺 秀樹(関西学院大学文学部 教授)
休憩
総括対談・討論「京都から世界へ」
山極 壽一 × オギュスタン・ベルク
閉会