- 日 時
- 2018年1月20日(土)13:00 - 17:00
- 場 所
- 忍野村民ふれあいホール(山梨県南都留郡忍野村忍草1666-77) (⇒アクセス)
- 共 催
- 忍野村、総合地球環境学研究所
- 後 援
- 山梨県
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日本最高峰の富士山に降る雨や雪の一部は、「湧水」として、富士山麓の様々な場所に湧き出ています。この湧水は、富士山に生きる様々な動植物の「生態系」を維持するとともに、そこに暮らす人々の生活と深くかかわってきました。山梨県側にある忍野村には、富士山を起源とする湧水池である天然記念物の「忍野八海」があります。富士山信仰の霊場や修験道者の禊ぎの場としての歴史をもち、 富士山を背景としたすぐれた風致の「忍野八海」は、世界文化遺産富士山の構成資産として認定されています。今回のシンポジウムでは、この忍野八海を中心に、富士山全域の湧水の自然環境と、湧水のはぐくんできた歴史や文化について、様々な角度からスポットライトを当てたいと思います。湧水の起源はどのようにしてわかるのか?湧水の年齢は?富士山信仰と湧水の関わりの歴史的背景は?など、世界に誇る「富士山の湧水と文化」について、その価値を改めて確認し、どのように保全・利用していくかについて皆さんと一緒に議論します。
- お問い合わせ先
- 忍野村役場 企画課
TEL 0555-84-7738 FAX 0555-84-3717
- 講演1「富士山の湧水とコモンズ」
- 講演2「遺跡と富士山信仰から見た忍野の水文化」
- 講演3「富士山の湧水の起源と地下水の流れ」
- 講演4「忍野村の地下水・湧水の水質と地下水流動について」
- パネルディスカッション「忍野村の湧水と文化」
入場無料・申込不要
どなたでもご参加頂けます
++プログラム++
秋道智彌(山梨県立富士山世界遺産センター所長・総合地球環境学研究所 名誉教授)
新津 健(元 山梨県埋蔵文化財センター所長)
戸崎裕貴(産業技術総合研究所)
藪崎志穂(総合地球環境学研究所)
パネリスト:天野多喜雄(忍野村長),鷹野慈誠(天台宗 東円寺 住職),谷口真人(総合地球環境学研究所),陀安一郎(総合地球環境学研究所)