私たちが日々口にする食、そして生産に携わる農業の未来は不安定なものです。長野を含む地方都市に明るい未来はあるのでしょうか。世界中の多様な市民団体が、草の根レベルの「トランジション」を促進し、理想的で、持続可能な食農システムを創り出しています。地球研・准教授 スティーブン・マックグリービー(Steven McGreevy)が世界の取り組みを紹介し、それらが日本と長野の食と農の未来にどのように貢献しうるのかをお話しします。
- 日 時
- 2017年11月24日(金)18:30 - 20:30
- 場 所
- 長野市権堂イーストプラザ 市民交流センター 多目的スペース
(〒380-0833 長野市大字鶴賀権堂町2201番地20(権堂イーストプラザND1階))
(⇒アクセス) - 主 催
- 総合地球環境学研究所 FEASTプロジェクト
- 講演者
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「持続可能な食の消費と生産を実現するライフワールドの構築:食農体系の転換にむけて」(FEAST)プロジェクト・リーダー。京都大学農学博士(2012年)。主な研究内容は、農業および農村地域の持続可能な開発、地域資源・持続可能な食と農・エネルギーの転換等を活用した農村の活性化に向けた新しい取り組み、地域社会における食の生産と消費のつながりです。
FEASTプロジェクトでは、食と農システムのマッピング、食の消費パターン、食に関連した社会的実践とその社会文化的意義の分析を行っています。日本、タイ、ブータン、および中国を研究拠点とし、超学際的アプローチを用いて、持続可能な食農システムの転換の実現と可能性を探っています。
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