私たちは過去の出来事をふまえて未来の予測を立てます。つまり、「これから起こるだろうこと」を、「いままで起きたこと」の続きとしてイメージします。これは理に適っています。しかし、私たちは知らず知らずのうちに、「これから起きてほしいこと」も、「いままで起きたこと」の続きとして、過去に縛られた、窮屈な形で想像してはいないでしょうか。
今回のトークセッションでは、未来可能性という言葉を手がかりにして、「これから起きてほしいこと」を考えることの自由さと難しさについて、食べ物や土の話を交えながらお話します。また、「これから起きてほしいこと」のイメージを膨らませ、その実現を支える、完全自動運転技術についてご紹介します。
300年後の人々は、300年前のいまを、どんな時代としてふりかえるでしょうか。あれこれ想像するきっかけとなれば嬉しいです。桐生以外にお住まいの皆さまも、それぞれの場所の知らない未来から想像をふくらませてみてください。
- 日 時
- 2017年6月25日(日)12:00 - 13:30
- 場 所
- 群馬県桐生市 有鄰館 酒蔵 (⇒アクセス)
- 主 催
- 「夏至祭in桐生2017」実行委員会
- 共 催
- 総合地球環境学研究所
- 講演者
- 板橋英之 (群馬大学大学院理工学府・教授)
- 太田和彦 (総合地球環境学研究所・研究員)
- 司 会
- 福田肇 (樹徳中高一貫校・教諭)
- 入 場
- 無料(他のスケジュールに関しては上記リンクよりご確認ください)
- 定 員
- 100名(先着順)
- 連絡担当者
- FEASTプロジェクト 太田
