講演会(ホライズン・セミナー)「オープンサイエンスが切り拓く社会課題解決型研究の未来」

日 時
2016年9月20日(火) 14:00 - 15:30(受付開始13:30)
場 所
文部科学省 科学技術・学術政策研究所会議室(16B)(⇒アクセス
主 催
文部科学省 科学技術・学術政策研究所
演 題
「オープンサイエンスが切り拓く社会課題解決型研究の未来」
講 師
近藤 康久(総合地球環境学研究所・准教授)
講師経歴
2002年東京大学文学部卒業。2010年東京大学大学院人文社会科学研究科博士課程修了。博士(文学)。東京大学総合研究博物館特任研究員、日本学術振興会特別研究員PD(受入機関:東京工業大学)を経て、2014年より現職。
講演会趣旨

地球環境問題や少子高齢化などの社会課題の解決をめざす研究には、異分野の研究者や政府・自治体、企業、NPO、地域住民など社会の多様なステークホルダーが知識経験を持ち寄り、立場を超えた対話と熟議を通して研究計画の共同立案(co-design)、知識の共同生産(co-production)、成果の共同発表(co-dissemination)を行い、課題解決に向けた意思決定をリードする(co-leadership)という超学際アプローチ(transdisciplinary approach)が必要である。

近年、オープンデータの進展に伴い、ITやソーシャルデザインなどの専門知を持つプロボノ(専門技能ボランティア)が、社会課題の解決に積極的に関与するようになった。今後オープンサイエンスの動きが進むと、研究データのオープン化と市民科学(シチズンサイエンス)が結びつき、プロボノが社会課題解決型研究の主要なアクターに加わることにより、課題解決が促進されることが期待される。

本講演会では、具体的事例を紹介しつつ、社会課題解決型研究の未来を探る。

参加申込み
科学技術・学術政策研究所 科学技術予測センター
Tel:03-3581-0605
E-mail:
申込み締切り: 9月 16日(金) 17:00
この講演会では、コアプロジェクトFS「社会課題解決型研究のアクター間における知識情報ギャップの可視化と克服」に関連する話題を提供します。
  • Page Top
  1. HOME
  2. 成果発信
  3. その他イベント
  4. 講演会(ホライズン・セミナー)「オープンサイエンスが切り拓く社会課題解決型研究の未来」
大学共同利用機関法人 人間文化研究機構
総合地球環境学研究所

〒603-8047 京都市北区上賀茂本山457番地4

Tel.075-707-2100 (代表)  Fax.075-707-2106 (代表)

みんながわかるちきゅうけん