平成28年度日本水産学会春季大会-シンポジウム

地下水・湧水を介した陸―海のつながり:沿岸域における水産資源の持続的利用と地域社会
日 時
2016年3月26日(土)9:00 - 17:30
場 所
東京海洋大学品川キャンパス 第4会場(〒108-8477 東京都港区港南4-5-7)
(⇒アクセス
主 催
日本水産学会シンポジウム企画委員会
参加費
無料
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企画責任者
小路 淳(広大院生物圏)・杉本 亮・富永 修(福井県大海洋生資)・
小林志保(京大院農)・本田尚美・谷口真人(地球研)
企画の趣旨
沿岸海域の生物生産に不可欠な栄養物質の多くは,水を介して陸域から海域へと供給される。地下水・湧水(地上および海底の湧水)は多量の栄養物質を含むため,生物生産への寄与という面から非常に高いポテンシャルを有する。一方,地下水・湧水は人間生活において水・熱エネルギー資源としても重要であるため,陸域における水利用と海域における食料(おもに水産資源)生産の間にコンフリクトが生じやすい。地球温暖化が進行するなか,水産資源生産やエネルギー資源として重要な地下水・湧水の持続的利用を効果的に進めるには,水産学,水文学,生物学から地域社会の経済活動を含めた長期的・包括的な視座が不可欠である。当該分野の研究史,沿岸域における生物生産機構,地域社会における実践例と諸問題について総括し,水と水産資源をとりまく人間社会のあり方や,今後の学際的研究の可能性について議論する場を提供することを目的として,本シンポジウムを企画する。
連絡担当者
本田尚美,E-mail
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