- 日 時
- 平成26年11月1日(土) 10:00 ~ 17:00
- 場 所
- 北海道大学・学術交流会館・第3会議室(⇒アクセス)
- 共 催
- 北海道大学大学院工学研究院
総合地球環境学研究所 - 開催趣旨
- 1992年のリオサミット以降、地球規模での環境研究は様々に行われてきました。しかし、2012年のリオ+20の会議でも指摘されたように、いまだに地球規模での環境問題については、具体的な解決に向けた活動は実行されているとは言い難い状況です。この背景には、研究と社会の乖離があるとされています。では、社会と科学の連携とは何でしょうか?この議論を深めることが今後の環境研究のあり方を決めるうえで極めて重要なカギとなります。本ワークショップは、農学や水産学、工学、政治学、地域研究などの研究と社会とがどのように連携できるのか?について、これまで進められてきている研究を基に意見交換を行い、「社会に寄り添う研究」とはなにか?どうすれば研究と社会の乖離を防ぐことができるかについての理解を深めることを目的としています。
- お問い合わせ
- 船水尚行(北大・工学)
福士由紀(地球研)
プログラム
- 09:30-10:00 受付
- 10:00-10:15 開会の辞(北海道大学大学院工学院)
- 10:15-10:30 趣旨説明(田中樹・地球所)
- 10:30-11:00 石川智士(地球研)
- 11:00-11:30 鍋島孝子(北大・メディアコミュニケーション)
- 11:30-12:00 田中樹(地球研)
- 12:00-13:30 昼食
- 13:30-14:00 清水貴夫(地球研)
- 14:00-14:30 船水尚行(北大・工学)
- 14:30-15:00 牛島健(北大・工学)
- 15:00-15:20 休憩
- 15:20-16:45 総合討論
- 16:45-17:00 閉会の辞(船水尚行・北大)
「人と環境の良好な関係とは何か?―エリアケイパビリティーサイクルという考え方」
「政治学からアフリカ農民を描く―統合水資源管理にみる農村の自治」
「人びとの暮らしに親和性のある砂漠化対処技術の形成」
「サーヘルの篤農家の水食との戦い」
「資源回収型サニテーションとその導入モデル」
「インドネシア都市スラム住民のトイレ買い換え行動モデル」