実験施設

総合地球環境学研究所における放射性同位元素等の取り扱い

お知らせ

放射性同位元素等の分析については、「放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律」が定める、放射性管理区域の設定が求められます。総合地球環境学研究所(以下 地球研)は、放射性管理区域の条件を満たす実験施設を有していないため、地球研にて放射性同位元素等の試料の持ち込み・保管・分析は行えません。
このため、地球研内における放射線障害を防止するため、放射性が疑われる分析試料等を持ち込まれる方および送付される方は、各自で分析試料の放射線量の測定を行い、「放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律」が定める放射線量の基準を満たしていることを確認し、地球研への持ち込み前に、所内担当にご連絡いただくようお願い申し上げます。
なお、天然物においても、微量の放射線を発する物質が存在するため、地球研では、多量の分析試料の受け取り時ならびに放射性が疑われる分析試料の受け取り時には、表面放射線測定装置にて放射線量の測定を行い、放射線量が基準値を超える場合は、受け取りを拒否するとともに、返却の措置をとらせていただきます。
返却等に伴う費用は、標本の送り元にご負担いただきます。なお、以前に行っていました地下実験施設の環境放射線量モニタリングは、関連プロジェクトの終了に伴い廃止しましたが、所内における放射線障害の防止には引き続き努めていきます。

平成29年3月9日
計測・分析部門長 陀安一郎

測定結果

測定日:1/10
使用機器: RADCOUNTER DC-200 (株)日本精密測器
(単位はいずれもμSv/h、各部屋で3点ずつ測定しています)

計測結果
地球研本館 地下一階 平面図(放射線測定ポイント)

過去測定結果ログ

過去の測定結果ログは下記からご覧いただけます。

以下に掲載されている放射線測定結果ログ(2013年12月~2015年3月)は、上記で使用しているものとは異なる機器を用いているため、表示単位が1ヶ月の積算値となっています。

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