日付:2010年4月30日
件名:[Retto:57] 編集会議のお知らせ
列島プロジェクトコアメンバーのみなさま(文一総合出版 菊池様)
11:00からはまず、年末の全体集会と公開シンポの話をすませますから、菊池 さんは12時ごろで結構です。
お弁当が必要な方は、事前に岩永の方までご連絡してください。
6月7日(月)11:00~
地球研セミナー室1、2
において、列島プロジェクト成果本シリーズの編集会議を開催いたします。
とくに各巻の編者の方にはあらかじめ日程照会をしており、できるだけご参加 いただけるようにお願い申し上げます。編者でない方も出席してご意見をいた だければ幸いです。
昼食は弁当を注文するつもりです。
出席の方は、5月24日までに出張届けをお願いいたします。
湯本貴和
列島プロ企画本の査読状況
列島プロ企画本の査読状況(第5巻)をアップロード:100331UL 辻野
2009年10月2日の湯本からのメイル抄録
ーーシリーズ本のこと
9月28日に文一総合出版の菊池千尋さんと相談してきました。執筆者、編者ともっと連絡を密にすることをお願いしました。10月は湯本も頑張って、みなさんからお送りいただいた原稿を精読して、シリーズの編集に力を注ぐ所存です。編者の方々とは個別にご相談させていただきます。
2009年9月5日の湯本からのメイルの抄録
ーーシリーズ本のこと
お忙しいところ、原稿をいただきまして、ありがとうございました。そろそろ第1巻と第6巻以外の原稿を締め切ろうと考えています。全体の構成など、また編者の方々と読み合わせをいたします。
2009年8月5日の湯本からのメイルの抄録
ーーシリーズ本のこと
巻にもよりますが、多くの原稿がそろってきました。編者の方々と読み合わせをしなければなりません。その手順を早急に決めてご連絡を差し上げます。まだ原稿未提出の方が若干、おられるようなので、至急お送りいただけますよう、お願い申し上げます。
2009年7月2日の湯本からのメイルの抄録
ーーシリーズ本のこと
順調に原稿は集まってきています。まだの方はよろしくお願いいたします。そのうち、個別に原稿催促のお電話をさしあげます。
2009年6月7日の湯本からのメイル抄録
ーーーシリーズ本のこと
第一次原稿〆切を過ぎ、原稿が集まってきたところです。さっそく原稿をお寄せいただいた方々に篤くお礼を申し上げます。
みなさま、ご多用の折、ほんとうに申し上げにくいのですが、このシリーズはプロジェクトの統合的な成果となるという重要性を改めて認識していただき、
まだの方はお急ぎの上、よろしくお願いいたします。
2009年5月7日の湯本からのメイル抄録
ーーーシリーズ本のこと
最後になりましたが、第一次の原稿〆切が6月あたまに迫ってきました。全体構成の一覧と、各巻の総説に必要なものですので、たいへん慌ただしいのですが、よろしくお願いいたします。
2009年4月2日の湯本からのメイル抄録
ーーーシリーズ本について
執筆依頼が遅れながら、ようやく先月末に届いたことだと思いますが、いろい ろ不備があって出版社とやりとりが続いています。三戸幸久さんには、名簿で 抜けていたのですが、改めて依頼がいったと思いますが、いかがでしょうか? 橘昌信さんと大場修さんは住所まちがいで返ってきたようです。石丸恵利子さ んと森本仙介さんには、タイトルが届いていなかったために執筆依頼ができて いなかったようです。早急に対処しますので、よろしくお願いいたします。
以下は確認事項です。
5月末に、総論(各巻の総論、人と自然(旧6巻で現1巻))以外の第1稿を 提出していただく。
8月末に、この第1稿をみながら、各巻の総論の執筆者と「人と自然(旧6巻 で現1巻)」の執筆者は第1稿を提出していただく。
10月末には、すべての執筆者が査読・校正用の第2稿を提出していただく。
ここから、査読・校正のプロセスが約1年。
2010年の8月いっぱいに印刷所に入稿。データの差し替え期限もこのあたり (引用する必要のある(おもに理系の)原著論文は、このあたりで受理の目処 をつけておいてください)。
*第1稿は、序章、終章を書くため、あるいは互いの重複を調整するための暫定稿
*第2稿は、査読・校正の対象となる原稿
各巻は4部12章4コラム、序章、終章で320ページを基本とする。
1章あたり20ページ、1ページ1000字。
1コラムあたり2ページ、1ページあたり1100字。
序章と終章は各5ページ
文献は巻末にまとめて10−20ページ見当。
2章分の追加を認める場合があるし、コラムも4ページものも可能(要相談)。
文体は「である」調。
文中の図表、写真はモノクロで、口絵カラーあり。
ハードカバー。
2009年3月5日の湯本からのメイル抄録
ーーーシリーズ本のこと
遅くなっていますが、文一総合出版より執筆依頼が昨日、発送されています。全体の簡略目次をみなさまにもお送りいたします。なお、5月10日には全体のまとめとなる第1巻のための研究会を東京大学駒場キャンパスで開催する段取りにしています。詳細はまたお伝えいたしますが、生物多様性締結国会議COP10に向けて、日本の生態学者を中心にALL JAPANの体制をつくろうとしていて、その会合が5月8日から10日午前にかけて駒場で行われます。その最終日の午後をおかりして、懸案の「賢明な利用」とななにか、それはこれまで日本ではどのように実現し、また実現していなかったのか、将来どのようなことを考えていけばいいのか、などについて主に第1巻の執筆者のみなさんに発表していただきたいと思っています。
2009年3月5日の目次案
第1巻『人と自然の環境史』
- 序章「日本列島の環境史年表」湯本貴和・矢原徹一・松田裕之
- 第T部:生物文化多様性の意味
- 第1章「生物文化多様性はなぜ大切か?」 今村彰生
- 第2章「先住民の智慧と生物文化多様性」矢原徹一
- コラム1「『賢明な利用』の形成と崩壊ーワサビを例に」山根京子
- コラム2「妖怪の生物文化多様性」湯本貴和
- 第U部:「賢明な利用」とは何か
- 第3章「生態学からみた「賢明な利用」」 松田裕之
- 第4章「「賢明な利用」と環境倫理(仮題)」 安部 浩
- コラム3「アイヌの資源利用の実態」児島恭子
- 第V部:重層した環境ガバナンス
- 第5章「前近代の日本列島における資源利用をめぐる社会的葛藤」白水 智
- 第6章「日本におけるコモンズと重層する環境ガバナンス」森元(原田)早苗
- 第7章「環境ガバナンスからみた成功と失敗の歴史」安渓遊地
- 第W部:未来可能性にむけて
- 第8章「日本列島における「賢明な利用」と重層する環境ガバナンスのまとめ」湯本貴和・矢原徹一
第2巻『野と原の環境史』
- 序章「野と原の環境史年表」飯沼賢司・佐藤宏之
- 第T部:サハリン・北海道の最終氷期の人と環境
- 第1章「サハリン・北海道の最終氷期最盛期の植生」五十嵐八枝子
- 第2章「後期更新世の環日本海地域における大型哺乳動物相の変遷」高橋啓一
- 第3章「旧石器時代の狩猟と動物資源」出穂雅実・山田哲・佐藤宏之
- コラム1「マンモスはなぜ絶滅したか」出穂雅実・佐藤宏之
- 第U部:完新世の温暖期における半自然草原の出現と環境変化
- 第4章「堆積物が語る環境変遷」長谷義隆
- 第5章「日本列島における草原の歴史と草原の植物相・昆虫相」"須賀丈・丑丸敦史・田中洋之
"
- 第6章「くじゅう・阿蘇の旧石器から縄文世界の出現」橘昌信
- コラム2「微粒炭と黒ボク土」小椋純一
- 第V部:草原における土地利用と人間活動の歴史的変遷
- 第7章「弥生〜古墳時代の遺跡と遺物から見た草原の世界」下村智
- 第8章「プラントオパールと花粉からみた人間活動と草原の歴史」佐々木章・佐々木尚子
- 第9章「阿蘇下野狩神事から草原の歴史を読む」飯沼賢司
- 第10章「狩猟と草原」中澤克昭
- コラム3「西国の狩猟と草原」服部英雄
- 第W部:草原利用の現状と未来
- 第11章「阿蘇山野の空間利用をめぐる時代間比較史―中世・近世・近代―」春田直紀
- 第12章「くじゅう・阿蘇の草原における植物利用の民俗」段上達雄
- 第13章「くじゅう・阿蘇の観光開発と草原入会地」中山昭則
- コラム4「野焼きと狩猟」永松 敦
- 終章「野と原の「賢明な利用」と重層するガバナンス」飯沼賢司・佐藤宏之
第3巻『野と原の環境史』
- 「林と里の環境史年表」大住克博・湯本貴和
- 「花粉分析と微粒炭からみた近畿里山の歴史」佐々木尚子・高原 光
- 「山作所の材木調達から荘園化に伴う山林利用と相論」水野章二
- 「池田炭など里山の商品生産と流通」佐久間大輔・伊東宏樹
- 「コラム 樹木の萌芽特性とその利用」大住克博
- 「作業日記からみた里山利用」堀内美緒・奥 敬一
- 「古民家の建築材からみた里山利用」奥 敬一・深町加津枝・大場 修
- 「上世屋と志賀の森林利用の比較」深町加津枝・奥 敬一
- 「コラム 京都北部の植物利用の民俗」井之本 泰
- 「絵図や地図からみる京都盆地の景観史」小椋純一
- 「吉野地域における林業と木地屋−都市商人の関与」森本仙介
- 「林と里の「賢明な利用」と重層する環境ガバナンス」大住克博・湯本貴和
第4巻『海と森と島の環境史』
- 序章「」湯本貴和
- 第I部:北海道の人間―自然関係史 価値あるものの濫獲・絶滅への道
- 第1章「北方域でのエゾアワビの利用と古環境」右代啓視
- コラム1「噴火湾のオットセイ猟」小杉康
- 第II部:北海道の人間―自然関係史 政治・経済が自然に与えた圧力
- 第2章「北の水産資源・森林資源の利用と認識」田島佳也
- 第3章「北海道の開拓と森林伐採」三浦泰之
- 第III部:北海道の人間―自然関係史 持続可能な利用の模索
- 第4章「北海道で魚をふやす二つの方法−人工孵化と魚付林−」麓慎一
- 第5章「スケトウダラ漁に生きる漁師達の知恵と工夫−積丹半島以南の比較を通して−」中野泰
- 第IV部:北海道の人間―自然関係史 人間と自然のかかわりについて考える
- 第6章「北海道に里山は存在したのか―北海道における後氷期の海浜型集落立地の出現と展開―」小杉康
- 第7章「自然と一体で生きるということ」児島恭子
- 第V部:奄美・沖縄の人間―自然関係史 価値あるものの濫獲・絶滅への道
- 第8章「古代のヤコウガイ捕獲史」木下尚子
- 第9章「ジュゴンの乱獲と絶滅の歴史」当山昌直
- 第VI部:奄美・沖縄の人間―自然関係史 政治・経済が自然に与えた圧力
- 第10章「明治大正期の奄美沖縄の統計書を読む」早石周平
- コラム2「ソテツのたどった道」安渓貴子
- 第VII部:奄美・沖縄の人間―自然関係史 持続可能な利用の模索
- 第11章「サンゴ礁の環境認識と資源利用」渡久地 健
- 第12章「西表島のイノシシ猟にみる陸産資源の持続的利用」蛯原一平
- 第VIII部:奄美・沖縄の人間―自然関係史 人間と自然のかかわりについて考える
- 第13章「物々交換が結ぶ島々」安渓遊地
- コラム3「沖縄に里山はあるの?」盛口 満
- 終章「『賢明な利用』と環境ガバナンス??北海道と奄美沖縄の対比から」安渓遊地
第5巻『山と森の環境史』
- 序章「〈山と森〉の環境史年表」池谷和信・白水智
- 第I部:山地の自然史
- 第2章「山村の地形形成と土地利用」長谷川裕彦
- 第3章「生物多様性と人間の森林利用」辻野亮
- 第II部:藩政期における多様な山地利用と社会制度
- 第4章「仙台藩の猟師鉄砲とその狩猟圧」村上一馬
- 第5章「巣鷹をめぐる信越国境地域の山地利用規制」荒垣恒明
- 第6章「盛岡藩における馬の放牧と獣害」菊池勇夫
- 第7章「マタギ文書と信仰について」永松敦
- 第8章「近世山村における生業・生活の変遷と資源利用」白水智
- 第III部:明治以降における山地の自然資源利用の変遷
- 第9章「東北・中部における獣猟のありかたの比較と変遷」田口洋美
- 第10章「林野利用の編成と山村生活」関戸明子
- 第11章「木工品製作の変遷と山地資源」井上卓哉
- 第12章「近代山村における多様な資源利用とその変化」岡恵介
- 第IV部:現在の森林環境と人間
- 第13章「人間活動からみた植物と人間とのかかわり」井上卓哉・池谷和信・岡恵介
- 第14章「木材資源利用からみた森林環境の変化とシカ」小山泰弘
- 第15章「サルの眼からみた動物と人間とのかかわり」伊澤紘生
- 第16章「現代山村における資源利用と獣害」池谷和信
- コラム1「北に進むイノシシとその害」西崎伸子
- コラム2「信越国境秋山地域の生活と山」吉村郊子
- 終章「山と森の「賢明な利用」と重層する環境ガバナンス」白水智・池谷和信
第6巻『日本列島の環境史』
- 「日本列島の生物文化多様性と「賢明な利用」」湯本貴和・矢原徹一
- 「日本列島に住む人々はどこから来たか」片山一道
- 「花粉からみた植生史」高原 光ほか
- 「DNAからみた植物の分布変遷」村上哲明・瀬尾明弘ほか
- 「植物化石とDNAからみた最終氷期最盛期のリフュージア」津村義彦・百原 新
- 「コラム 養蜂:人間−動物共生の一形態として」清水 勇
- 「コラム 蛇紋岩植物の系統と分布」川瀬大樹
- 「古人骨からみた食物資源利用の歴史」米田 穣・陀安一郎・兵藤不二夫
- 「木製品からみた資源利用の歴史と多様性」村上由美子
- 「動物遺存体からみた資源利用と流通の歴史」石丸恵利子
- 「考古資料との比較による有用動植物の分布域変化」辻野 亮
- 「栽培植物と雑草のきた道」山口裕文
- 「現代方言からみた植物利用の地域多様性」中井精一
2009年2月2日の湯本からのメイル抄録
ーーーシリーズ本のこと
湯本は、1月30日に新宿区の文一総合出版にいって、斎藤博社長にご挨拶をしてきました。出版業界では、本が売れにくい厳しい状況が続いていますが、たくさんの方々に読んでいただけるようなシリーズにしてほしいという励ましのことばをいただきました。いま、執筆要項を作成中です。執筆者リストを出版社にお送りして、できるだけ早く執筆依頼書を執筆者のみなさんにお送りするつもりです。
2009年12月25日の湯本からのメイル抄録
本日、文一総合出版の菊池千尋さんがお見えになって、シリーズ本の相談をしました(ここまでに至るまで、矢原徹一さんの多大なお力添えをいただきました!)。
- 【シリーズタイトル・各巻のタイトル】原稿の様子をみながら、決定したい。「日本列島プロジェクト」という「何それ?」という題目を使うのも手である。新しいキーワードを提案するために、本には副題をつける方向。最近の本は題名だけ読んだら中身がわかる傾向が強い。
- 【外形】320頁(1頁1000字見当)、売価4000円、初版2000部。カラー口絵8頁(これは8頁単位で増やせます)。印税は初版4%で重版8%。ハードカバー(主な販売ターゲットは図書館なので、図書館仕様)。「である」調、縦書き。
- 【出版計画】2010年10月から毎月発行で2011年3月まで1巻ごとに発刊。これは書店での露出期間を長くするため。おおむね返品が3ヶ月後となるので、一括だと3ヶ月しか店頭に並ばない可能性もあるが、1巻ごとだと最初の巻から始めて9ヶ月ほど書店に並ぶことになる。全巻同時発行でも全巻一括で買うひと(2万5千円ほど)はそんなに多くない。むしろ、書店での露出期間を最大限にすべき。これまで第6巻とされていた「人と自然」という総説を第1巻に(あとの巻への導入として、あるいはCOP10へのメッセージとして)。その巻に全巻の目次と索引をつける。
- 【スケジュール】初稿から最終入稿まで、査読1回だと10ヶ月、査読2回だと1年をみる必要がある。半年がかりで発刊していくが、最初の巻が発刊されたときには、索引も目次をつけるので、すべての原稿を入稿状態としたい。
- 【査読体制】それぞれの章は、1)シリーズ監修者(湯本)、2)各巻の編者、3)スペシャリスト(地域班では、別の班だが同じ専攻分野の方、手法班は適宜)、4)編集者(菊池さん=しろうと代表)で読み合わせる。
- 【地域班】第2巻から第5巻という地域班中心の巻は、4部12章(+序章と終章)4コラムを基本とする。頁割りは、序章5頁、各章20頁(図表を含む=20,000字=400字詰め50枚)、コラム2頁(活字を小さくして2200字)、終章5頁、文献リスト10〜20頁。環境史年表は見返しに。
- 【手法班】第1巻といっていた「日本列島」という手法班中心の巻は、環境史の方法論の有効性を、人文科学の読者にもわかりやすく述べるものにしたい。構成は6と同じ。原著論文との関係があるので、発刊は最終(2011年3月)に。
ということで、とくに〆切に余裕がなくなってきました。作業手順としては、
- 2009年1月中 各巻の調整、執筆者(章とコラムの振り分け)の確定
- 2009年2月 文一総合出版から執筆依頼発送。お手本となる原稿も添付。
- 2009年6月1日 地域班の序章と終章以外の第1稿の〆切。査読2回。
- 2009年11月1日 地域班の序章と終章、および総論の旧第1巻と旧第6巻の各章の〆切。査読1回。
2009年10月1日の湯本からのメイル抄録
ーーーシリーズ本のこと
9月15日に阿蘇で催された列島プロ・コアメンバー会議の中では、これまでに話された2班で1巻を執筆する案や環境史年表のワーキンググループを作ること,出版社の話などを報告しました。第1巻と第6巻はシリーズ本の中では非常に重要な概念的な内容を含んでいるのに、まだまだ構成・内容が錬られていません。これについては12月の全体集会において、湯本自身が60分程度の時間をかけて丹念に説明することにします。
(コアメンバー会議の問答から)
矢原:第6巻が心配です。鷲谷いづみさん(東大教授、日本学術会議会員)は、西洋人は対立的、日本人は和合的といっているが、ホントにそうなんだろうか?Traditional knowledgeについては日本はどうか、日本に住んできた人々の自然利用の歴史が示す持続的・非持続的なあり方を整理して、未来への提言につなげていこうという話にこれまではなったが、その後ぼやけてしまったところがある。
湯本:日本政府はCOP10(生物多様性締結国会議、2010年10月名古屋開催決定)で「里山イニシアチィブ」なることを言っている。「里山」というほとんど無定義の情緒的・観念的なイメージに対して、どのような具体的事実があるのか、東アジアや東南アジア、あるいはヨーロッパと比較してどこが違うといえるのかということをここで集約したいと考えている。賢明/非賢明は相対的なものだし、ずっと賢明ということはないはず。そこは私は個人的にはブレていない。
2009年9月15日コアメンバ会議議事録からの抄録
(全文はhttp://www.chikyu.ac.jp/retto/naibu/kaigi/coamenbakaigi-gijiroku_080915.docを参照)
- 前回の議論内容の説明
- 会議後記録メモに沿って、巻ごとの現状確認。
- 2巻抱き合わせはやりにくいとの意見や議論があった。
- チーム構成の最適解がそもそもあるのか不明.第6巻構成.
意外にこれでいけるのではないかという声もある.
シリーズのすごい本よりもこれ一冊を読めばわかるという本を作るべきだという話もあるけれども,総括的(総花的)のそしりを恐れずシリーズ本を提案する.
- エッセンス的なものは個別に単行本,より専門的な内容は専門誌・国際誌などへ.
- 誰に売るのか.
- 生物多様性を全面に出している本ではないが、2010年COP10名古屋にあわせて売りたい.
- 1・6巻はまだ議論がなされていない.2〜5巻は例の抱き合わせ巻.
- 【3巻】近畿班.もうちょっと他の人を入れる.農業や稲作が弱い.でもここは強くならないだろう.地球研には佐藤洋一郎という米や農業をやっているプロジェクトがあるので住み分けも考えないといけない.歴史も弱いので月一くらいで勉強会をしたい.
- 【4巻】日本の端同士を合わせるのはけしからんという意見もあったが、安渓先生の努力で同意していただいた.でもより細かい並列関係もあるのではなかろうか.単純に辺境だからということではなくそれを越える南北をつなぐ部分を見つけてほしいという宿題を 出している.
- 【5巻】里山ではなく奥山の特徴を考えてもらおうとしている.
- 【6巻】会議のときに人がいなかったのでよく考えられていない.後から考えても間に合うと思っているのでやります.
- 第1巻とか第2巻とか、巻ごとのシンポジウムをやるか?
第1巻は手法別の巻で、最後に第6巻は管理とか総括とかの話が来る。
- 出版社の話。
- 岩波書店は,自前の編集者が自前に執筆者を選びたいのでこのままでは受けられない.
- 文一はもともといい企画といってくれている.
- その他,昭和堂,ミネルヴァ,弘文堂はあたった.
- 小学館・講談社にはまだあたっていない.どこに聞いたらいいのかわからない.
- 吉川弘文館などの編集者なども知り合いを紹介してほしい.
2009年9月1日の湯本からのメイル抄録
シリーズ本のことーーー
去る7月26日(土)に地球研で催されたの列島プロシリーズ本企画についての第1回編集会議議事録などに目を通していただけましたでしょうか?以下のページにアップロードしてあります。
http://www.chikyu.ac.jp/retto/naibu/rettobooks.htm
基本的な線では、合意が得られたと理解しておりますが、なかみの充実についてはもちろんこれからで、みなさまの積極的なご協力をお願いいたします。
列島プロシリーズ本,第1回編集会議
2008年7月26日(土)
於,総合地球環境学研究所・セミナー室1・2
参加者:安部・安渓遊・飯沼・池谷・今村・大住・児島・佐藤・白水・田島・中野・湯本・石丸・川瀬・佐々木・瀬尾・辻野・村上由
編集者会議の要録と宿題整理
地球研スタッフまとめ
【編者への宿題】
- 年表係(サハリン除く各地域班から1人ずつ)を決めて湯本に報告(8月20日)
地球研スタッフ以外から選出、手法班は年表係なし
環境史年表作成WG (湯本から別途、環境史年表についての趣旨説明)
年表の表現方法(図・写真や文字情報)を含めてWGで検討する
- 出版社・編集者を湯本に紹介(8月15日まで)
- 自分の巻の弱点をリストアップ(思いつけば他の巻の弱点も)(9月15日コアメンバー会議まで)
- 会議の内容を踏まえた目次案ねりなおし(9月15日コアメンバー会議まで)※重要!
《各巻編成の目安》 序章 + 4部(12章+4コラム)+ 終章
- 執筆者に各章の概要を依頼 (巻ごとにとりまとめて12月全体会議前に提出)
概要200字程度(コラムは100字程度)+キーワード3つ、ほかに節立てを含めてもよい
・・書式などは、会議資料「第4巻 奄美沖縄班担当部分の梗概案」を参考に
【会議で確認されたこと】
- 6巻構成(湯本案ベース)・・・当初は疑問がでていた2班組み合わせも、編集者間では受容されつつある(最大の成果!)。
- 対談集、ブックレットなど派生企画の可能性あり。
- 1巻あたりフルペーパー12本が上限(この編成に収まらない話は各班の出版物で対応)
- 本文では、時間軸を網羅する必要はない。その代わり年表は薄くてもいいから全体をカバーする。
- 想定される読み手: 日本の自然や歴史に興味のある人 ⇒ 中学・高校の先生が理解できて、生徒や周りの人に伝えたいという気持ちになる本を・・・ほかに図書館も。
- 出版目標 : 2010年10月(COP10)までに6巻同時発売 (出版社次第?)
湯本による目次案
目次湯本案080424(contents_080424yumoto.doc, 38Kb) 2008.4.24 UL
管理情報:
作成:辻野亮 Riyou Tsujino
Email: turi_at_chikyu_dot_ac_dot_jp
URL: http://www.chikyu.ac.jp/retto/naibu/rettobooks.htm