- 日 時
- 2019年1月31日(木)13:30 - 15:30
- 場 所
- 総合地球環境学研究所 セミナールーム3・4 (⇒アクセス)
- 主 催
- 総合地球環境学研究所 実践プログラム3
- 報告者
- 和田喜彦氏
(同志社大学EUキャンパス支援長・経済学部教授、NPO法人エコロジカル・フットプリント・ジャパン会長、エントロピー学会共同代表世話人) - 要 旨
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近年、エコロジカル・フットプリント指標は、環境教育のツールとして広く活用されている。たとえば、個人の消費生活を見直す診断クイズやWWFの『生きている地球報告書』、アース・オーバーシュート・デイ・キャンペーンなどがその筆頭であろう。また、入試問題や資格試験でも登場している。さらに、技術の持続可能性の評価に応用されたり、政策評価に応用されたりするケースも増えてきている。スイスでは、国家の経済を持続可能なものにするために、エコロジカル・フットプリントを用いて、国の経済を評価することが国民投票の議題となった(2016年)。
本報告では、これまでの応用事例を共有するとともに、今後の活用方法について展望してみたい。
- 連絡先
- 実践プログラム3 上田 菜穂美