- その他の成果出版物
レジリエントな地域社会 Vol.6
漆の木のある景観その2
-岩手県浄法寺における漆生産と塗師の在来知-
このブックレットは、二〇一九年三月に発行した『レジリエントな地域社会2 漆の木のある景観―岩手県二戸市浄法寺における漆掻きと日々の暮らし―』の続編です。二戸市浄法寺地区は古くから漆の生産地として知られていて、現在でも国産漆を使って漆器生産が行われている数少ない地域です。今回は、漆掻き職人であり日本うるし掻き技術保存会会長を務める工藤竹夫さんと、二戸市が直営する漆器政策と販売を行う漆器工房「滴生舎」技師の小田島勇さんのお二人のお話を掲載しました。浄法寺の漆器を手に取るとき、ここで語られている豊かなストーリーを思い起こすことで、同じ漆器がだいぶ違って見えるのではないかと思います。
本研究活動は、人間文化研究機構広領域連携型基幹プロジェクト「日本列島における地域社会の変貌・災害からの地域文化の再構築」の地球研ユニット「災害にレジリエントな環境保全型地域社会の創生」の一環です。
刊行物情報 | 羽生淳子・伊藤由美子 編 発行 人間文化研究機構広領域連携型基幹プロジェクト「日本列島における地域社会の変貌・災害からの地域文化の再構築」, 2022年3月30日 ISBN 978-4-906888-95-5 A5判 59頁 非売品 |
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