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レジリエントな地域社会 Vol.7
アグロエコロジーからみた長期的持続可能性と里山

アグロエコロジーとは、農薬と化学肥料など、外部からの資材をたくさん投入する慣行農業の長期的持続性に疑問を投げかけ、レジリエントな農業と食物生産について、研究者が農家の方々や地域の住民と一緒に考える分野です。従来の効率一辺倒の生産と消費は、近年、いたるところに行き詰まりを見せており、持続可能性を実現するために、多様性やレジリエンスの確保が急がれています。このブックレットでは、生態学・食農教育・考古学を専門とする三人の著者が、日本の農業と食物生産の理論と実践、その歴史的背景について、超学際的な視点から検討しました。

本研究活動は、人間文化研究機構広領域連携型基幹プロジェクト「日本列島における地域社会の変貌・災害からの地域文化の再構築」の地球研ユニット「災害にレジリエントな環境保全型地域社会の創生」の一環です。

刊行物情報 羽生淳子 編
発行 人間文化研究機構広領域連携型基幹プロジェクト「日本列島における地域社会の変貌・災害からの地域文化の再構築」, 2022年3月30日
ISBN 978-4-906888-96-2
A5判 83頁 非売品
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